比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

彩の国・・・比企丘陵の・・・谷地田の跡で・・・ルリビタキのお嬢さんが飛んだ

2017-03-31 | 生き物大好き 冬・春の野鳥
比企の丘の山歩きです。

巌殿観音の物見山から東松山市民の森。鳩山の石坂の森・・・石坂の森の中の谷間の小径です。
谷間のいちばん奥に小さな沼が、そこから小さな水田が段々に続いています。いまは耕作されなくなった谷地田の跡です。

谷地の水路の跡にはトウキョウサンショウウオもいるようです。

ルリビタキのお嬢さんが枝から枝へと飛び回っていました。
※撮影は2月13日 Panasonic LUMIX DMC-G7 H-PS100~300mm。
※ルリビタキ・・・スズメ目ヒタキ科科、14cm前後、本州中部以北、四国山地で夏に繁殖、冬に南、低地に移動。関東平野では冬鳥。食性は雑食で植物の種子、昆虫類、節足動物などを地表、樹上で捕食。


彩の国・・・「蝶の里公園」の散歩・・・色鮮やかな・・・春のベニシジミ・・・に逢いました

2017-03-31 | 生き物大好き 蝶・昆虫
3月30日、10日ぶりに彩の国比企丘陵の嵐山町「オオムラサキの森 蝶の里公園」・国指定史跡「菅谷館跡」の散歩です。
アセビの花、ユキヤナギの花が満開です。

アセビの花蜜を吸いに来たベニシジミに逢いました。春のベニシジミは赤褐色がひときわ鮮やかです。

ベニシジミ・・・前翅開長15㎝ほど、成虫は春から秋にかけて5回ほど発生、冬は幼虫で越冬。明るい草地、ヒメジオン、ハルジオンなどに集まってるのを見る。幼虫の食草スイバ、ギシギシ‥タデ系の草に産卵。

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早春の信州・・・千曲川の脇流・・・マガモ?アイガモ?の群れが泳ぐ風景

2017-03-30 | 生き物大好き 水鳥

※ブログ「比企の丘から」のギャラリー公開です。
信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・

日本一の長さの大河信濃川・・・長野県内を流れるあいだは千曲川・・・その本流に・・・コハクチョウの群れが。

千曲川依田川(和田峠あたりで流れを発し、和田、、大門、長窪、丸子の谷を流れる信濃川水系)が合流する上田市大屋字宮下にコハクチョウが越冬していました。白鳥の群れには水鳥の群れ・・・マガモやオナガガモ、コガモなどが寄り添います。餌場が同じあるということもありますが外敵などに襲われないための相互防禦行動ではないかと思います。

長野県の白鳥飛来地といえば安曇野市の犀川の白鳥湖、御宝田遊水地、諏訪湖が有名ですがこんな目立たないところに白鳥が来ていたのですね。


千曲川の脇流に・・・マガモ?アイガモ?のファミリー。

葦の茂みの中にダイサギさんがいました。
※撮影日は2月23日、Panasonic LUMIX DMC-FZ100。


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信州「小川の庄」の・・・「おやき」を・・・何となく食べたくなって

2017-03-28 | 美味しいブログ 頂きもの・取寄せ
何となく信州の「おやき」を食べたくなって・・・
信州小川村の「小川の庄」のおやき青唐がらし味噌など・・・ネットでお取り寄せした。

※包装の中に長野県歌「信濃の国」の歌詞パンフレットが入っていた。長野県生まれの人は他県で長野県生まれですといわなくて信州生まれですというそうだが、ムべなるかな、県歌が「長野の国」ではなくて「信濃の国」だ。ほとんどの人がこの歌だけは暗唱してるそうだ。子どものころから「刷り込み」されているのだ。ただし強制的な暗唱で覚えこまされているわけではない。この歌については、またの機会に触れてみたい。
※株式会社「小川の庄」…村びとが作った、村びとが株主、村びとが社員の特異な会社組織だそうだ。


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早春の信州・・・千曲川の清流で・・・コハクチョウが羽を休めていた

2017-03-28 | 生き物大好き 水鳥
島崎藤村が・・・千曲川柳霞みて 春淺く水流れたり
山口洋子が・・・水の流れに 花びらを

と歌った早春の信州・・・千曲川の清流です。
今回は「上田六文銭」さんの画像提供です。
信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・
※ブログ「比企の丘から」のギャラリー公開。
信濃路の大河千曲川の本流に・・・コハクチョウ
千曲川依田川(和田峠あたりで水源を発し、和田、長窪、丸子の谷を流れる信濃川水系)が合流する上田市大屋にコハクチョウが越冬していました。

コハクチョウが1羽・・・

コハクチョウが2羽・・・

コハクチョウが3羽・・・
※撮影日は2月23日、Panasonic LUMIX DMC-FZ100。

薀蓄》どうでもいいことだがオオハクチョウ(左)とコハクチョウ(右)の違い。
大きさが違いますが並ばないとわかりません。
嘴の黄色い部分の形を見てください。左のオオハクチョウは鼻孔の下に黄色がナイフ状に出ています。


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きょうは何の日・・・いまから72年前の沖縄戦・・・慶良間諸島に米軍が上陸した日

2017-03-26 | 語り継ぐ責任 沖縄のこと
最近、NHKの「さわやか百景自然」という番組で沖縄の慶良間諸島の美しい自然が写しだされていました。
慶良間諸島ってご存知ですか。沖縄の人を除いてはほとんど知らないかも。
那覇空港の遥か西方40kmに浮かぶ島、船で1時間、そこが慶良間諸島。渡嘉敷島を中心にして大小20余からなる島嶼群です。



※以下は2007年3月26日のブログです。
今日は何の日。1945年3月26日、太平洋戦争で沖縄に米軍が攻撃を開始、慶良間諸島に上陸した日です。沖縄戦争の始まりです。
島にいたのはわずかな日本兵と防衛隊(島民による義勇軍?)と島民です。ほとんどノーガードの島に米軍はいとも簡単に上陸しました。

渡敷島の記録では犠牲者は日本兵76人、軍属87人、防衛隊41人、島民368人(うち集団自決329人)とあります。この集団自決が後々問題になりました。慶良間諸島全体では集団自決は700人といわれます。

1950年沖縄タイムス社が「鉄の暴風」でこの事件に触れます。
1970年大江健三郎が「沖縄ノート」(岩波新書)でこの事件に触れます。
1973年曽野綾子が「ある神話の背景」(文藝春秋社)でこの事件に触れます。

前2者は集団自決が日本軍の指揮者の強制によるものであるとし、曽野綾子さんはそれを否定した意見を展開しました。1985年この論争が始まります。

恥ずかしながらわたしはこれらの本を読んでいません。この論争についても知りません。したがってこのことについて語ることはできません。

沖縄戦線の証言は生きていた方々が数々語っています。封印した人もいます。60数年たった今、語ることのできる方々は少なくなりました。
集団自決は手榴弾、銃、青酸カリ、クワ、鎌、縄などで行われたといいます。これは沖縄本島においても同じです。極限状態の中で何があったのか、わたしにはわかりません。

集団自決は日本軍の示唆によるものであったか否か。わたしには語る資格はありません。ただ集団自決があったことは事実です。そのことを歴史から消してはなりません。


あれから72年たちました。世界でも最も美しいヤンバル(沖縄北部)の海が埋め立てられようとしています。
いま、沖縄で何が起こっているのでしょう。美しい沖縄の海はどうなるのでしょう。


         ※同日の朝日新聞朝刊の「天声人語」に同じテーマのコラムが書かれていました。無断借用ですがコピーして掲載します。
 


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現代用語の苦礎辞典・・・「森友学園・国有地売却事件」・・・葵の印籠・・・忖度・・・寿司友

2017-03-26 | メディアのニュース、情報から
いまテレビで話題の何とか学園小学校新設申請問題。場バラエティーで時間を潰すしか能が無くなったテレビ局にネタを提供、それはそれで面白い。
ことの発端は2月8日に大阪府豊中市の市議が近畿財務局を相手取り「豊中市内の国有地を適正な価格で売却したという理由で売却価格を非公開にしたことに対して売買契約の開示を求め」大阪地裁に提訴したことから始まります。
それから後のことはテレビで報道されるような不可解な理由が明らかになっていきます。

【引き算】・・・95600-13400=82200(単位は万円)
評価額9億の土地が1億チョットで払い下げられます。その差額の8億が不透明です。表向きはその土地の中に含まれる埋設物の撤去費用ということになってるようですが買取りした側がその埋設物を撤去した様子はないようです。8億の値引きかな。
何故そんなことが進行したのかな。
国有地の払い下げを申請した側と申請を受理した側に何かあったのでしょうか。
わたしにはワカリマセン。

その後、テレビ報道などでいろんなことが映像としても明らかになってきます。

国有地の払い下げを申請した学校法人森友学園、そのパンフレットに名誉校長安倍昭恵の名前と写真が。安倍晋三総理大臣夫人です。公人か私人かという議論がありましたが、後日、このパンフレットから名前と写真が削除されました。肩書があってもなくても誰が見ても公人内閣総理大臣の夫人とわかります。

森友学園の教育方針が報道関係の取材で画像、映像でわかってきます。
・・・園児たちが「教育勅語]を暗唱し唱和しています・・・学園の運動会の園児たちの「安倍首相がんばれ」の大合唱です。


これは【葵の御紋の印籠】だ・・・「印籠」という言葉をイメージしたのは・・・わたしだけかと思っていたが・・・

国会答弁で「印籠みたいに」・・・と答えていた人がいた。
※役所の認可などで、申請者の書類に、「葵の印籠」のような存在があったら・・・それは忖度、斟酌、慮る・・・こともあるかな。
そう考えることは印象操作というのだそうだ・・・でも素人はそう考えちゃう。

【印籠】・・・室町時代に印、印肉を入れる容器として作られ、戦国時代に武士が薬を入れる携行容器として使われるようになり江戸時代に一般化した。
(転じて)・・・テレビ時代劇ドラマ【水戸黄門」でお馴染み・・・「この葵の御紋の印籠が目に入らぬか」・・・権威の象徴、これを見せられたら相手が恐れ入るという・・・というパターンです。

※テレビを見ているとこういう言葉が飛び交っています。読めない、書けない、意味がワカラナイ。そこで調べて見た。
【忖度】(そんたく)・・・他人のことを推し量ること。
【斟酌】(しんしゃく)・・・相手の心情を汲みとること。
【慮る】(おもんばかる)・・・周囲の状況をよく考えること。

忖度、斟酌、慮る、阿吽の呼吸,政治的配慮・・・すべて憶測にすぎないが・・・密室の中で何があったのだろう・・・謎は深まる・・・サスペンスドラマの見過ぎかな・・・下司の勘ぐりかなあ

【教育勅語】・・・朕惟うに我が皇祖皇宗国を肇めること宏遠に・・・で始まる明治天皇が1890年に発布した詔です元熊本藩士、政治家の井上毅、元熊本藩士で儒学者の元田永学の二人が起草したそうです。内容は君に忠、父母に孝、夫婦相和し、兄弟仲良く・・・いったん急あれば国のために盡せ・・・という内容です。この勅語は1948年廃止され、天皇制国家から民主主義国家のもとで教育基本法に置き換えられています。内容的にはイイという人がいますが、それは「父母に孝、夫婦相和し、兄弟仲良く」というところで、そのほかは天皇制国家の下で、為政者のために盡せということで・・・為政者に都合よくできています。主権は在民です。民は正しい判断力で為政者を選ばなくてはなりません。
教育勅語の文章は長いものではありませんが、ほとんどの漢字が読めない、書けない、意味がワカラナイ・・・読めない意味のわからないものを丸暗唱させられる園児こそ可哀そうです。この稿については別の機会に。

【寿司】・・・酢飯と魚介類を合わせて代表的な高級日本料理。大衆的な安価なものもある。

【寿司友】・・・お寿司屋さんの屋号のことかと思っていたが、お寿司屋さんで政府高官とジャーナリストが会食する仲のことをいうらしい。美味しいお寿司なんだろうなあ。

←テレビのニュース番組で見る高名なジャーナリストです。我が比企の丘の隣町在住の方です。
この人がテレビでコメントしてるのを見ていたら急にお寿司が食べたくなった。昨日は、赤坂の高級お寿司屋さんでなく近くのグルグル回るお寿司屋さんで1皿100円のお寿司を9皿食べました。もちろん勘定は自腹。

【赤飯】・・・もち米に小豆またはささげ豆を混ぜて蒸した料理。小さな時から晴れの食で食べた思い出の食べ物。好きだ。
【赤飯会】・・・赤坂見附の高級中華料理店「赤坂飯店」で政府高官と番記者のキャップ(といわれる)ジャーナリストが会食を共にすることをいうらしい。こういうことはメディアの世界のマスコミではゴシップとしても話題にならず、ネット記事では見られ、3月6日の赤飯会ではネット情報が飛びオヒラキで店を出るときフラッシュの嵐だったらしい。

【木鐸】・・・①古代中国で法令などを人々に知らせるとき打ち鳴らした木製の舌のついた鈴のことをいった②(転じて)世の人に警鐘を発する人をいうようになった。
【ジャーナリストは世の木鐸たれ】・・・ジャーナリスを志す人の金言であろう。上から目線でなく、正しいことを見抜くバランス感覚を持ってほしい。わたしなんか美味しいものをご馳走してもらったら食い物にいやしい人間であるから相手のことを忖度して正常に判断できなくなる。

※ジャーナリストが「社会の木鐸の精神」を失うと「ジャーナリスト生命」は終わりとなる。

【コンニャク】・・・蒟蒻、サトイモ科の植物、根茎を加工して食品とする。
日本では群馬県で生産収量の89%を占め、ダントツの一位。

100万円の札束をコンニャクともいう・・・らしい。

コンニャクに対して失礼であろう。
腹が立った・・・そうだコンニャクと里芋の煮物を・・・コンニャクウか…今夜食うか


【レンガ】・・・煉瓦・・・粘土や頁岩、泥を焼き固めて、あるいは日干しにして作られる建築資材。

1000万の札束をレンガともいう・・・らしい。

レンガに対して失礼であろう。

テレビのワイドショー、ニュース番組など見てバラエティーより面白いなんて笑ってる場合じゃない。
ことは国有地の・・・国民の財産の・・・問題です。


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彩の国嵐山町・・・「蝶の里公園」の散歩・・・早春の蝶コツバメと・・・アセビの花と

2017-03-26 | 生き物大好き 蝶・昆虫
3月20日、彩の国比企丘陵の嵐山町「オオムラサキの森 蝶の里公園」・国指定史跡「菅谷館跡」の散歩です。
アセビの花が満開です。

年に一度だけ逢える早春の妖精・・・コツバメ(シジミ)と・・・アセビの花と・・・
頑固に翅を閉じたままのシジミチョウです。表翅は水色で大変美しいそうです。見てみたいなあ。
※撮影は3月20日 Panasonic LUMIX DMC-G7 H-PS14~140mm。

コツバメ・・チョウ目シジミチョウ科コツバメ属、前翅開長が11-16㎜、小さい!。早春に発生した成虫が春に産卵、幼虫の食性はツツジ、ガマズミなどの花、蕾、蛹で越冬。成虫はアセビなどの花の蕾、新芽。燕のようにひらりヒラリトと飛ぶのでコツバメと命名?

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彩の国・・・比企丘陵・・・唐沢川源頭で・・・モズに出遇った

2017-03-25 | 生き物大好き 冬・春の野鳥
比企の丘の山歩きです。
巌殿観音の物見山から東松山市民の森。鳩山の石坂の森・・・

石坂の森の中、 越辺川の支流、唐沢川の源流地帯です。
小さな山の斜面から水が滲み出して小さな渓流になっています。
渓流は源流からのわずかな水を集めて静かに流れています。
水の溜りを見ていると山の栄養が川に溶け出す、
微生物から微細動物に昆虫に小動物に小獣に、
命の連鎖がここでもある、
そんな感じです。
都会の近くでは貴重な空間です。ビオトープです。


落葉広葉樹林の中、梢の上にモズが留まっていました。
眼過線の色から見るとお嬢さんのようです。
※撮影は2月13日 Panasonic LUMIX DMC-G7 H-PS100~300mm。
※モズ・・・スズメ目モズ科、19~20㎝前後、基本的には周年生息(留鳥)、季節により標高移動。食性は動物食で、昆虫  節足動物、甲殻類、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類など。

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早春・・・信州林檎の香りを漂わせて・・・しなの鉄道・・・「イイヅナのリンゴ」号・・・が走る

2017-03-25 | 鉄道と駅 甲信越編
早春・・・浅間山の見える信州の風景。
信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・
※ブログ「比企の丘から」のギャラリー公開。
しなの鉄道ラッピング列車「イイヅナのリンゴ」号です。


百数十年の栽培歴史・・・北信濃の飯綱町の林檎の古木・・・タワワに実った赤いリンゴ。
そんな林檎の香りを漂わせて「イイヅナのリンゴ」号が走る。

※撮影日は3月12日、信濃追分駅~御代田駅間。Panasonic LUMIX DMC-FZ100。

しなの鉄道ラッピング列車「イイヅナのリンゴ」・・・旧国鉄115系、3両編成、しなの鉄道と長野県上水内郡飯綱町との共同企画。運行は2017年1月~2018年1月まで(予定)。軽井沢駅~妙高高原駅、普通、快速列車。製作は風景美術家田窪恭治、原画は飯綱町「いいづなアップルミュージアム」所蔵、しなの鉄道「牟礼駅」にレプリカが。
信州リンゴ・・・青森に次いで生産高全国2位。長野県のリンゴ栽培は1874年政府内務省から林檎の苗木を配布されたことから。山国信州の耕地率8.2%、しかもその半分が畑地、降水量が少なく、河岸段丘、扇状地多く水持ちが悪い乏水地、寒冷な気候、信州のリンゴ栽培はそんな土地ゆえに発展しました。なかでも北信濃の豊野、牟礼、三水は全国屈指の良質な林檎の産地で知られています。

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