比企の丘

彩の国・・・比企の丘・・・鳩山の村びと
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東京の市ヶ谷の某会館で・・・ふるさとの学校の在首都圏同年会・・・県歌「信濃の国」を歌った

2016-09-15 | 信濃の国は

2016年9月13日午後1時、東京は市ヶ谷駅のそば、某会館でふるさと信州の某高等学校と某女子高等学校(今は男女共学)の合同同年会納涼会が開かれました。
納涼会?・・・例会は年にいちど4月に開かれますがなんだかんだ名目をつけて顔合わせをしたいのは年のせいです。

信州がふるさとですから県歌「信濃の国」、校歌、文部省歌「故郷」などを斉唱。

フォークダンスの先生がいて、巧みにリードしてくれて、ついつい・・・みんな乗せられて・・・

楽しいひと時でした

余録》県歌「信濃の国」について。
長野県には県で制定された「信濃の国」という県歌があります。国歌「君が代」と違い、公式の場でこれを歌い、唱和しない人は免職になるということはないようですが、長野県民はとにかくこの歌をよく歌います。例えば東京のど真ん中で長野県出身の県人会、町人会、村人会、同窓会、同級会などを開いたときとかに宴たけなわでこれを唱和します。時にはその流れの2次会の居酒屋ではた迷惑も省みずまた唱和して顰蹙をかいます。他県ではない現象のようです。そこで6番まであるこの歌を1番だけ紹介します。

           信濃の国は十州に 境つらなる国にして・・・・・・・・・・・・・・長野県は上野、武蔵、甲斐、駿河、遠江、三河、美濃、飛騨、越中、越後の国と接する大きな県だ    
           聳ゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し・・・・・・・・・・・・聳える山とても高く流れる川はとても長い    
           松本伊那佐久善光寺 四つの平は肥沃の地・・・・・・・・・・松本平、伊那谷、佐久平、善光寺平、これら四つの沖積平野は地味豊かな肥沃な地である  
           海こそなけれどもの沢に 万ず足らわぬことぞ無き・・・・海に接していない内陸であるが産物は沢山あり、すべてのものが供給できる

明治の中期、全国各県で地勢、歴史、人物史などを織り込んだ県歌作りが流行し長野県でもその流れで1899年長野県師範学校の浅井冽という教師が作詞、同じ長野県師範学校の先生が作曲、なぜかこのときはまったく歌われず、青森県師範学校から赴任してきた北村季晴という音楽教師が女生徒に請われてすでに曲があるのを知らずに作曲、秋の運動会の遊戯に用い好評を呼び1902年同校の校歌に、師範学校の卒業生たちが赴任先で広め全県で愛唱されるようになっていったそうです。つまり学校行事で歌わされるものですから小学1年生から刷り込まれていったわけです。1968年白馬村で行われたスキー国体の閉会式のおりに地元の中学生たちが合唱、それに合わせて一般観衆、参加選手たちも「大合唱」、大勢の人に感銘を与え、それが契機になって長野県歌に制定されたといいます。
ちなみに数十年前のテレビ番組「題名のない音楽会」で当時の司会者黛敏郎が全国唯一の県民誰でも歌うことができる不思議な県歌として「信濃の国」を取り上げたことがあるそうです。今はどうかわかりませんが地元の民間テレビ局「信越放送」では放送開始のオープニングミュージックに使っていました。
明治の中期に作詞されたものでありわかりづらいので現代文を脇に記しました。1行目2行目はその通りですが3行目4行目は「チョッとね」と感じます。4つの平といっても山岳森林80%、耕地は20%に満たないのです。沖積平野は花崗岩の真砂土、火山灰のシラス、とても肥沃の地とはいいにくい。「万ず足らざるものは無し]といっても、子どものころ海の魚なんて食べたことはなかったのだ。「負け惜しみ」のような内容ですが、それでも歯を食しばって頑張る・・・というのが信州人のアイデンティティーかも知れない。
この歌の良さはメロディーに負うところが多い。途中でメロディーが変調します。それがまたイイ。
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4 コメント

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同郷 (こきおばさん)
2016-09-16 06:20:58
ふるさとを同じにしている人の集まり! 特に長野県の人には「信濃の国」と言う県歌が浸透しているとか。
皆が唄える歌を共有している!しかもそれが県歌なんて、羨ましくもあります。
良いひと時でしたね。
回想法 (縄文人)
2016-09-16 06:44:23
数日前、葛飾区でシニアフェアが行われた。
覗いてみた。
お年寄りのサークルの発表会と言えば、内容がわかるのか・・・な!?

その中に【回想法体験会】のコーナーがありました。
懐かしい写真、昔のことを思い出しながら友達と語り合う。
達磨ストーブ、学校机、昔の給食、通学路の友達道草・・・・・・・等々
昔の記憶をたどりながら当時を回想するというコーナでした。
ヒキノさんの、ふるさとの学校の在首都圏同年会は、
皆さんの元気を確かめ合う、そして回想体験にピッタリでありましょう。

信州がふるさとですから県歌「信濃の国」を皆さんで声高らかに。
信州人の、文化の高さ、辛抱強さ、教育の素晴らしさがこの歌の中に思い出とともにぎっしり詰まっているのでしょう。
集まった時はみなさんと必ず歌う!!

写真のセピア色?・・・いいですねぇ~。


モノクロの世代 (縄文人さんへ・・・ヒキノ)
2016-09-16 16:27:09
あのころ撮った友だちとの写真はセピア色に変色している。

会社とか役所には必ず信州から次男坊、三男坊が故郷をでて、勤めています。何しろ20%ぐらいしか耕地がありません。
「信濃の国」宴会の時、突然歌いだすのもいます。
3人いれば肩を組んで歌う。

「信濃の国」の薀蓄を追記しました。

昨晩のテレビ番組「秘密の県民ショー」で信州が出ていました。
県歌 (こきおばさんへ・・・ヒキノ)
2016-09-16 16:48:15
この曲が生まれた背景を記しました。
校歌は覚えていなくてもこの曲は歌えるという人も多いです。
国を離れた人には余計愛着があるようです。
小学校で運動会の最後のお遊戯で必ずこの歌で踊りました。
詞はどこにでもある、土地のことを地理、f歴史、経済、にまで及んで歌ったものですが、メロディーが良かったのでしょうね。覚えられました。
「君が代」と違い愛県心がわく歌です。

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