ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

はるかなる空

2017-10-16 04:21:18 | 短歌





蟷螂の あをきおのもて こてふかる おのれを知りぬ はるかなる空





*これは獅子の作品です。

ツイッターでは、「蟷螂の(とうろうの)」を、「斧(おの)」にひっかけて、「己(おのれ)」にかける枕詞のように使っています。

「蟷螂の斧」とは、小さなもののとるに足りない武器という意ですが、しかしそれも自分というもののものだということに意味がある。蟷螂の斧は、蝶や蝉を狩るには十分すぎるほどに役に立つ。それはすばらしいものなのです。

車軸や城につっかかっていくなら、ほかにもっとそれにあう斧があるでしょう。蟷螂には蟷螂にふさわしい斧がある。自分の生き方にふさわしい自分があるということです。

蟷螂の青い斧をもって、蝶を狩ると言う自分を知った。ああ、はるかな青い空だ。

最後の七が効いていますね。自分を知るということは、神を知るということと同じことなのだ。神がなぜこの自分を創ってくださったのか。そのわけを知るということなのだ。

だがそのわけを全部知ることは、今はできない。本当の自分がこの世界に創られたわけは、神にならないとわからないのです。神はその理由をわたしたちには教えてはくれません。ただ、それを知った時、神は新しい自己存在の創造を始められた。

なぜなら、それはどんな苦労をしてでもなしとげたい、すばらしいことだからです。

神の知っている、おのれというものの真の意味を知るということにかけらでも触れた時、人は遥かな空を見るのだ。あまりにも、とてつもなく大きな、すばらしいものがあるような気がするからです。

それが何なのか。それはきっとはるかな未来になればわかる。今は、わからなくていいのです。ただ、神を信じて、このまことの自分をやっていけばよい。

蟷螂は蟷螂の斧をふり、蝶を狩っていけばよい。






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