ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

ぎんのかひ

2017-10-22 04:20:32 | 短歌





ぎんのかひ 真砂の星の みづすくひ あまき玉なす きみをみむため





*これはインスタグラムでの活動の中で詠まれたものですね。ご存じでしょうが、わたしたちはインスタグラムで本物のアーティストを探しています。ずるでなく、本当の自分が描いている絵描きや、写真を撮っている写真家や、いろいろなものを作っている作家などを探しているのです。

その中でこれは、確か手作りアクセサリーの作品に寄せた歌でしたね。きれいな星空を切り取ったような、小さな青いペンダントがとてもすてきだったので、歌を寄せてみたのです。

「かひ」は「貝」ではなくて「匙」です。この字で「かひ」と読みます。文字通り匙や杓子のことです。昔は貝殻を匙代わりに使ったので、こういう名があるのです。

銀の匙で、真砂の星の水をすくい、きれいな玉をつくるのです。あなたに会うために。

きれいですね。天の川を挟んでの彦星と織姫の恋などのことも思い浮かべると、またいっそう美しくなります。

きれいなペンダントに、こんな歌を添えて贈られたら、ぐっとくるでしょう。

「あまき」は味が甘いことをあらわすのではなく、恋の心をこう、かわいらしい人の心、という感覚で採用しました。「あまき玉」という言葉には、恋しい人と美しいことをしたいというかわいい気持ちもこめられている。こういう風に、形容詞を本来の意味から離れて使うことも、技ですね。

意中の人にプレゼントを贈る時になど、活用してみましょう。

きれいに歌うと、かなり効きますよ。





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