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緋色じゃなくて、音色の研究 vol.1

2017-09-26 | ムジカと音楽

緋色ではありません。音色です。

音色とは何でしょう?

オーディオ誌を読むと

カタログのスペックで表わすことが出来ず

尚且つ自分のボキャブラリーにないときに使う便利な言葉が

『音色(ねいろ)』です。

例えば、

『低域はいまひとつ。ちょっと歪っぽい。音場感最悪だが、

この音色は自分好み。』というように使います。

『特性は最悪だけど、よくわからないけど良いところもある気がする・・・』という意味でしょうか。

最後に『音色は好み』と書き足すことでスポンサーに怒られないというライターにとっての保身語でもあります。

音色が意味する要素は多岐にわたっています。

今だ解明されていない未知のスペックということもあるかもしれませんが

そのいくつかは説明することができます。

ひとつは倍音成分であると思われます。

楽器の音と発振器によって作り出された正弦波の大きな違いは倍音成分の分布です。

発振器で440Hzを発振させた場合

440Hz以外の周波数は出力されません。

バイオリンで440Hzを演奏した場合

440Hzの他にも、2倍の880Hzや3倍の1320Hz、4倍の1760Hzも同時に聴こえます。

もちろん音のエネルギーの大半は440Hzですが、

そこに味の素的に加わる2倍音や3倍音によって

楽器の音色に『味』が付加されます。

基音に対して2倍音でも通常は半分以下で

10倍音ともなると1%以下です。

しかし、このわずかな倍音が楽器の個性を形成しています。

バイオリンの銘器にストラディバリウスがありますが

現代のバイオリンを比べるとストラディバリウスは倍音成分が多く

それが独特な音を作り出しているという説もあります。

また、バスドラの音は

高域のチューニングがイマイチのスピーカーシステムからは『ボンボン』と聴こえますが

透き通るような高域のスピーカーシステムからは『バシッバシッ』というリアルな音に聴こえます。

バスドラの基音は100Hzあたりのバリバリの低音ですが

2~10KHzの高域によって聴こえ方が変化するのです。

真空管アンプでも倍音は・・・次回に続きます。



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