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ロスがないスピーカーケーブルの太さは? vol.4

2017-08-10 | スピーカー
『ロスがないスピーカーケーブルの太さは? vol.3』の続きです。

前回は0.75スケアの細いスピーカーケーブルを使った場合に

周波数特性に変化が生じるのかを計算しました。

今回は10倍の太さの7.5スケアのスピーカーケーブルで再計算してみます。

スピーカーユニットは前回同様、某有名スピーカーユニットメーカーの10cmフルレンジです。



スピーカーケーブルの長さは5m、太さは7.5スケアですので

5mのケーブルはプラスマイナスの往復によって10m。

7.5スケアのケーブルの抵抗値は1mあたり0.00244オームですので

10mで0.0244オームとなります。

500Hzではインピーダンスは8オームですので

8/(8+0.0244)=0.997

電力に換算すると2乗になりますので0.994となります。

20KHzではインピーダンスが30オームですので

30/(30+0.0244)=0.999

電力に換算すると2乗になりますので0.998となります。

今回の結果ですが、

500Hzではアンプで発生したエネルギーの99.4%がスピーカーに伝送され、

20KHzではアンプで発生したエネルギーの99.8%がスピーカーに伝送されることになります。

500Hz と20KHzの差は0.4%しかありません!

つまり、

0.75スケアの細いケーブルでは中低音が4%低くなってしまったのですが

7.5スケアの太いケーブルでは中低音は0.4%しか下がりません!!

一般に細いケーブルは低音が出にくいといわれますが

計算上でも細いケーブルを長い距離使うと低域が減少することが確認できました。

低音までフラットに再生するためには次のどれかを行う必要があります。

1、スピーカーケーブルの長さを短くする

2、スピーカーケーブルを太いものにする

次回に続きます。



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