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音の良いコンデンサーは存在するの?? ≪漏れ電流編≫(改稿版)

2017-05-18 | オーディオ部品のうんちく
過去に書いたテーマの再投稿版です。

今回は『音の良いコンデンサーは存在するの?? (漏れ電流編) 』です。

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コンデンサーはオーディオアンプには欠かせない電子部品。

機能は単純。周波数によって抵抗値が変化する部品です。

周波数が下がるほど抵抗値は増加していき、

直流では無限大になります。

しかし、これは理論値です。

本当にそうなっているのでしょうか?

この点から『良いコンデンサー』を考えてみましょう。

コンデンサーの音質をチェックするために

オーディオ誌などでは信号回路にコンデンサーを直列に挿入し

音質を評価することが多いようです。

しかし、これは良い方法ではありません。

信号回路にコンデンサーを直列に挿入して試聴した場合、

劣化して導通がある不良コンデンサーが『良いコンデンサー』になってしまいます。

そこで今回のチェックの方法ですが、

抵抗とコンデンサーを直列にして30vの直流をかけます。



理論上、直流は流れませんので理論値では抵抗の両端の電圧は0Vのはずです。

まずは、1マイクロファラッドのフイルムコンデンサーと電解コンデンサーを測定しました。

フイルムコンデンサー:0.2mV

電解コンデンサー:33.3mV

なんと、電解コンデンサーはフイルムコンデンサーより

166.5倍も多いことが判りました!

1つだけの測定では個体差が大きい場合もありますので

電解コンデンサー200ケの中から

ランダムに3ヶを取り出して再度計測しました。

結果は・・・

サンプル1 52.4mV

サンプル2 108.1mV

サンプル3 26.9mV

他の種類のコンデンサーも測定しました。

積層セラミックコンデンサー

サンプル1 5.6mV

サンプル2 6.8mV

サンプル3 6.4mV

フイルムコンデンサー

サンプル1 0.7mV

サンプル2 1.2mV

サンプル3 1.5mV

セラミックコンデンサー

サンプル1 0.6mV

サンプル2 0.3mV

サンプル3 2.2mV

スチロールコンデンサー

サンプル1 0.3mV

サンプル2 0.4mV

サンプル3 0.2mV

実験の結果、漏れ電流が少ない順番は次の通りです。

1位 スチコン

2位 セラミックコンデンサー

3位 フイルムコンデンサー

4位 積層セラミックコンデンサー

5位 電解コンデンサー

この結果からは全てのコンデンサーをスチコンにすれば良いのですが

残念ながらスチコンは小容量のものしかありません。

容量を考慮すると、漏れ電流に関して

0.0047マイクロファラッド以下はスチロールコンデンサー

0.0047~1マイクロファラッドはフイルムコンデンサー

1~10マイクロファラッドは積層セラミックコンデンサー

10マイクロファラッド以上はしかたなく電解コンデンサー

が良いということになりました!


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