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「美しい日本語」の歌を世界に広げよう!
日々のささやかな暮らしと、その中から生まれた歌をご紹介します。

アッシジのフランチェスコによる~平和の祈り~

2017-08-29 | 好きな歌
アッシジのフランチェスコのことを初めて知ったのは、私が29歳、アメリカに住んでいた時のことでした。

私はキリスト教には全く縁がなく、当時はフランチェスコの名前すら知らなかったのです!

「一体誰だろう・・」と辞書で調べたのを覚えています。




それから数年後、30代半ばで、筑波大学の合唱団の25周年記念演奏会があり参加しました。

その時に、鈴木茂明先生の指揮で、学生時代からご指導いただいていた高田三郎先生

「アッシジのフランチェスコによる平和の祈り」を歌いました。

涙が止まりませんでした。

また、「ブラザーサン・シスタームーン」というフランチェスコの伝記映画は、私の魂を揺さぶりました。


そのあと、マザーテレサのところで14年間ボランティアをされていた五十嵐薫さんとも出会いました。

五十嵐さんの著書には、マザーテレサの真実マザーテレサ愛の贈り物があります。

「マザーテレサの真実」の表紙写真は、昨日紹介した「昭和の子どもたち」の写真家である山本邦彦さんの撮影です。


そして2004年からは、日本のマザーテレサと言われた佐藤初女先生の講演会でのコンサートや、司会をさせていただきました。




こうして、私は、いろんな人との関わりの中で、自然にアッシジのフランチェスコの生き方を知ったわけです。

今朝のニュースから、世界の平和を願わずにはいられない気持ちになり、この歌をご紹介します。

(願うだけではだめで、現実的な手段が必要なことは十分わかっていますが・・・)







アッシジのフランチェスコによる

     平和の祈り

           詞・曲 高田三郎

神よ あなたの平和のために わたしのすべてを用いてください

悲しみのあるところに愛を 争いのあるところに許しを

わかれているところはひとつに 疑いのあるところに信仰を

誤りのあるところに真理を 絶望のあるところに希望を

悲しみのあるところに喜びを 闇には光をもたらすために



神よ 私に望ませてください

慰められるよりも 慰めることを 

理解されるよりも 理解することを

愛されるよりも 愛することを 

自分を与えて 与えられ すすんで許して 許され

人のために死んでこそ 永久に生きるのだから

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