ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

ま、まちがえたー!いや間違えてない元宇品プリンスホテル『ポルト』ランチバイキング

2017年03月31日 21時20分12秒 | 広島のバイキング・食べ放題

『いちごブッフェ』なるものが宇品のプリンスホテルで期間限定でやってるらしい。

 

ざっくりした情報を得て、行ってみる。

 

brrrrrrrr。

ムシマルの愛車、水みたいな名前の車は今日もムシマルの脚となり手となり動いてくれる。

 

到着。

宇品のプリンスホテルに行くのは、すでに3度目だ。

一度目は宇品に電車で行ったときに、ふらふらと散歩して。そのときはまだホテル前で引き返したのです。臆病なので。

G7もお気に召す(かどうかは情報なくてわかっていないけれど泊まるクラスの)ホテルには、ムシマルは初見おじることに決めているのです。

 

二度目は職場の忘年会で。洋弓をたしなむ同僚Mくんと送迎バスに乗り込んだ思い出。

雨の中、あそこはポケモンがたくさんいる(ポケモンGO) スポットだって教わったあの日。

G7もポケモンも。なんだこの魅力。プリンスホテルこわいな。

 

 

 

入り口。

 

はーなんだろうね、ちょっと神秘的な雰囲気すら醸すロビー。ホテル内に宮島みたいなやつ。

この水の揺蕩い感は、なんか圧倒的よ、圧倒的。

でも二回目なので平気。耐えられる。

 

 

ブッフェ、どこだ?

ふらふらと案内板を見る。

 

1Fの『ポルト』、ブッフェの店らしい。

ここか。


 ブッフェレストラン ポルト

 

ランチ 12:00NOON~ 3:00P.M.(ラストオーダー 2:30P.M.)
ディナー(平日) 5:30P.M.~ 9:30P.M.(ラストオーダー 9:00P.M.)
ディナー(土休日) 5:00P.M.~ 9:30P.M.(ラストオーダー 9:00P.M.)
場所 住所
     
広島県広島市南区元宇品町23-1    1F
クレジット カード SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン / VISA / JCB / AMEX / UC / DC / DINERS / UFJ / NICOS / SAISON
席数 106席 ※全席禁煙
予約
料金 ランチ:(平日)¥2,000~/(土休日)¥2,600~  ディナー:(平日)¥3,800~/(土休日)¥4,200~
備考 土曜、特別期間のディナータイムはご利用時間を90分とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
営業時間の変更 2017年1月16日~4月28日までは平日もランチブッフェをご用意しております。
TEL 082-505-0688

 




あれ、いちごビュッフェではない?『カジュアルランチブッフェ』2,000円である。

 

これがいちごブッフェなのかな?それとも、もうムシマル情報は遅くて新しいブッフェに切り替わっているのではないか。

 

まあいいや、ここまで来てムシマルに食べない選択肢はないぜ。

 

 

最初はこの席を案内していただいたんです。

でも、ここはバイキングコーナーから遠くて。

最初ムシマルはこっちだったんですがスタッフさんがブッフェされるのなら、ともうちょいフードコーナーに近いところに席を構えてくださったのです。

 

いそいそと、進む。

広い、っていうか長い。

1学年200人クラスの中学校(3階建て)の廊下くらいの長さがあったかもしれない。

ただ、ムシマルはもうしばらく中学校に足を運んだことがないので、だいぶ尺度が適当になっている。

思い出は美化されて、拡大されたか縮小されたかそれもなぞ。謎から謎へと突き進むのでした。

 

お、ブッフェに必須の9仕切り皿。取ってやれ。

 

 

どどん!

菜の花とベーコンのピザ。

イタリアンな要素が強いのかな。

 

1ターンめ。

パスタ。ナポリタンでなくてボンゴレ・ロッソ。ほんかくてき。

ピザ。タケノコ煮つけ。中央は豚のパン粉焼き。キャベツと豚肉の塩焼きそば。

 魚介のゼリー、鮭のなんとかソース。

 

おいしそうなやつ(定番のやつ)と、ちょっと変わった毛色のやつがある。

こういうのは、好きだ。

 

もぐもぐ。

ああ、豚肉のパン粉焼きうまーーい。

今ムシマルにイベリコ豚って言われても信じる。

脂の甘さが、富裕層のそれ。円熟味を増したステッキ紳士くらいのジョンブル感。

 

ピザは、何風っていうのかアメリカンでいいのかな。

ふんわりとした厚めの生地。もちっとして腹持ちの良いどこかノスタルジックなピザ。

生地がおいしい。焼き立てのせいかもしれません。

 

魚介のゼリー閉じこめは珍味。

ちょっとお酒のことを考えたくなってしまう封印と解放の物語がつづられた書物味。

タケノコも、お酒に合うだろうなーって考えながら食べてしまう。

 

1ターンめは美味しく終わる。

 

お店を見渡すと、時期が春休み時期の平日だからか、家族連れお子様連れが多い感じ。

その次が女子会マダム会なのか女性メンバー。あとご年輩の一団でお食事されているグループもあられる。

(広島駅からシャトルバスも出ているようだし、駐車場も二面あるうち片側がすでに満杯だった。ちょっと遠いと思っていたけれど意外と来やすいのか)

なんてことを考えながら。

 

2ターンめ。

(菜の花、ピザにも使われていたけれど酢味噌にも。春めいているな)

 

 

 

 

 

 

2ターンめ。主食を中心に揃えてしまった。

 冷製パスタ。白身魚のフライ、菜の花アサリ酢味噌。カレーリゾットに春キャベツと豚やきそば。


 

 

カレーリゾット、もぐもぐ。

むー、ムシマルが古い人間のせいかもしれないけれどカレーはリゾットより粒が立つ白ご飯の方が好ましいかもしれない。

(普通のカレー&白ご飯もありました)

カレーはスパイシーであった、辛さはそんなに強くない(リゾット水分で薄まっているのかもしれないけれど)。

 

(リゾットごしでも伝わる、このカレーのスパイスまみれさ。完全に合法のおいしさだ)

酢味噌は、あさりがいいダシを出しているというのかなんて言うのか、菜の花と酢味噌だけではさっぱりだったものに強さが備わったみたい。

ハープとフルートに、アコーディオンが加わったみたいな三重奏。

たぶんそんなに例のない三重奏であろうから喩えとしてはきっと間違っている(自覚はある)。でも言いたかった書きたかった。

 

 

 

まだカレーリゾットはちょっと残しているけれど、9仕切り皿が空いたので行ってみようやってみよう次のターン。

 

あ、お皿替えてもよさそう。

 

とことこと行くと、あ、なくなっていたやつが補充されている。

手羽元と北あかりのリヨネーズ風。

やばい「手羽元」しか単語の意味が分からない。

北あかりって、人名?なんか、かわいらしそう。

リヨネーズって、マヨネーズを、なんかre(再なんとか)したもの?

(「北あかり」=北海道のジャガイモ品種、「リヨネーズ」=リヨン風の意味でボロネーゼとかジェノベーゼみたいな感じ、でした)

 

鶏肉のフリカッセ、これもあんまりわかっていない。『ワンピース』のサンジ氏が『コンカッセ(粉砕)』って技をしていた記憶が、なんかヒントになるかと思ったらなりませんでした。

わかりませんでしたぁ。

(※クリーム煮込みみたいな意味のようす)

 

あ、豚肉パン粉も補充されている。

こいつはゲットだぜ。

 

あ、ブルスケッタをセルフでできるんだ。

ブルスケッタは、最近やっとムシマル内部で浸透してきました。アヒージョとバゲットとブルスケッタは最近覚えた。

 

何店かバルに行ったことあるおかげだ。経験が糧になって、それが新たな糧にレッテルを貼れるんだ。

良いことみたいに書きたいのにかけていない。

 

ともあれこれは、自分だけのオリジナルブルスケッタを作ろう!みたいな感じでいいかも。

 

 

 

3ターンめは、炊き込みご飯(お釜でありました!)、ブルスケッタ3種、フリカッセにリヨネーズに、豚肉パン粉焼き(1ターンぶり2度目)。

 

ああ、ブルスケッタは珍味。

特にシラスオリーブオイル和えを載せたものは熟した海の生態濃縮をカリッガリのパンが受け止めていた。

変化球ピッチャーと武闘派キャッチャーの矛×盾みたいだ。

ああ、美味しいって伝えたいのに比喩が方向性が変でやっぱりそう伝えられなかった。

 

 

では、デザートに・・・・・・・・ってその前に、最後に。

〆スープ。

 

魚介のチャウダー。

クラムだけじゃないチャウダーってことか。

 

 

ああ、おいしい。

 

全体的にここ、味がしっかりしているというか最初の一口けっこう鮮烈な印象を受けます。いや、くどいんではないですけど。

満足させるでー、みたいな強さしたたかさを感じる。

 

あひゅうー。

満足。

 

そうだ、苺は?

苺はありませんでした。マンゴーと葡萄とグレープフルーツはあったんですが。

(これは、少なくともこのブッフェでは『いちごブッフェ』はしていないということだ。終わったのか?

苺、まだ好きなのに。


デザートの1ターンめ。

葡萄、ショコラ、チョコレートケーキ、アイスのイチゴと抹茶(考えてみたら唯一のイチゴだ!)、マンゴー。

チーズスフレ。あとパンもあって、渦巻きデニッシュとロールデニッシュの2種を取る。

 

マンゴー。逆説的になるけれど、マンゴープリンみたいだって思う。

ムシマルはリアルマンゴーを食べるよりも先にマンゴープリンを食べたせいか、『マンゴーはマンゴープリンに風味が似ている』と思っている節がある。

カニはカニカマに似ている、っていうのと同じような感じである。

『保命酒が養命酒に似ていると感じてしまう』が、広島福山的には一番あるある感覚かもしれない。

そういうご当地感を大事にしたいとムシマルは思います。

 

あ、パンの甘さ!

単に(ほぼ)全種類制覇のための一工程にすぎなかったデニッシュがおいしい。ほぐれるように甘い。

寛容の精神を与えてくれそうな確実性。

買ったら180円くらいかもう少ししてしまうかもしれないくらい、と思うパン。

180円だったらどうかな、買うかな・・・。買うかもしれん、ぐらいには悩む。

 

チーズスフレおいしいけれど、・・・・・・・・チョコレートケーキおいしいいいい。

6月に食べたら紫陽花の次に好きなものになるかもしれない。

12月に食べたら赤い鼻したトナカイの次に好きなもので、3月だったら別れの次に好きなものかもしれない。

 

それぐらい私の舌に確固たる地位を残した。

 

 

ふーー、コーヒーをおかわり。

ってしたら、また補充されてる!

ここはスタッフさんがてきてきぱきぱきと動かれている。

 

会場が長いこともあって、歩数計をつければスタッフさんひとり1万歩越えくらいはされているのではないか。

 

2ターンめ。

 

 

 

たまらんで。

 

私はここで、永遠にチーズスフレとチョコレートケーキを食べ続ける何かになるかもしれない。

座敷童的に富をもたらす力さえあれば、スフレチョコ生活、ときどき豚肉とチャウダー生活で残りの定年までを迎えてもいいかもしれない。

 

 

ああ、ああ、でも最後の一口。

 

 2,000円をお支払いして、去る。

 

 

完結編、というか今回の落ち。

 

家に帰って、この記事を書くためにネットで検索・・・・・・・・・

ポルトじゃなかった――――いちごブッフェ!

23Fのスカイラウンジ『トップオブヒロシマ』でやってるんだった!

 http://www.princehotels.co.jp/hiroshima/restaurant/

 

・・・・・・・・・・・・・・いや、いやいやムシマルはここ(ポルト)に行きたかったんだ、と思うことにする。

そうでなければ、だって悲しいじゃない。

 

そうでなければたぶん、あの豚肉とチョコレートケーキとチャウダーとフリカッセには会えなかった。

 

『ポルト』ランチブッフェメモ。

・面積は広いというより長い感じ。

・欧米寄りの料理種類。お皿の種類はむちゃくちゃ多いってわけでもないけれど珍しい料理もあり。

・味つけはしっかりめ。

・空いた大皿料理へのフォローは早い。スタッフさんよく動かれている印象。

・お値段はランチ2,000円だからそれなり。

 

広島ではまだビュッフェ数軒なんですが、甘いやつは一番ムシマル好みでした。

※ムシマルの好みはコーヒーがすすむがっしりした甘さ。

 

 

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ディナーブッフェもあるのです。気になります。


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