ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

熊野町『筆の里工房』 2017年6月11日までの天野喜孝展に

2017年05月29日 19時31分59秒 | 広島・熊野町系

熊野町随一の観光施設、筆の里工房(HPへリンク)に。


 

筆の里工房
TEL 082-855-3010

〒731-4293 広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1

開館時間10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※臨時休館あり
入館料 このときは800円。展示内容によって変更となります。


入場料は800円。大人一人でした。

 

こういう、行っちゃ悪いけれどもちょっとアクセスの面で不利なお場所にある博物館?である。

平和でのんきな感じだと思っていた

 

ハッキリ言っちゃえばお客さんまばらかなーって。

いや、でもけっこうお人がいらっしゃるぞ、若い人も。

 

あれ、『天野喜考展』やっていた。

2017/6/11まで企画展。

 

まじで!?

ムシマルでも知っている絵描きというかイラストレーターながじゃないがかえ!取り乱して土佐弁。

 

ゲーム好きな方に言うと、語るまでもない気がするけれど

 超有名RPG ゲーム『ファイナルファンタジー』の絵師。

小説好きな方には、田中芳樹『創竜伝』(ムシマルは知らなかったけれど『アルスラーン戦記』も)や『吸血鬼ハンターD』の挿絵の方。

もっとムシマル限定でいうと夢野久作『ドグラマグラ』のあの、いけない領域に踏み込んでいる表紙絵の絵師ではなかったか。

 

マジで。

どちらかというとドラクエ派のムシマルでもテンション上がる。

(FFは7と8をプレイして、10と10-2は弟がやっているのを見たくらい)

 

熊野町=筆の町=筆の町工房っていう単純な図式で行ったのに。

思わぬ誤算である。うれしい誤算である。

 

行ってみる。

 

入り口のミュージアムショップでもうドロンジョさんのグッズやらFFの画があったよ。

 

お金を払って展覧エリアに、行く前になんか閲覧コーナーみたいなところがあってそこに「アニメゲームキャラに挑戦だ!」っていうお絵かきコーナーがある。

ざっくりこの町の筆産業の歴史が書かれていたりHP接続やら何やらが置いてある。

「写真撮っても構わないんですか?」「だいじょうぶですよ」と言われる。

ここは写真OKのところらしい。

 

 

へーみなしごハッチとかガッチャマンだ。

こういうのも天野氏描いていたんだー。

適当に下手な絵を描きながら意識をフラフラしていると、大きな画面でなんだかのドラマをやっている。

 

途中から見たから(エンドレスで流しているのかも)錯誤しているかもですが、あらすじは

「熊野町から上京して暮らしている主人公のもとに、謎の手紙(差出人の名前がないとか)がある日届く。

 調べていくうちに、手紙を出した人の字はずっと音信不通だった義父だと気付く。しかし、義父は5年前に死んでいて・・・・・・

 気になって、婚約者とともに20年ぶりに熊野町に行きそこでルーツや魅力の再発見をする」

っていうちょっとミステリアスな感じでした。

 

見てたら有名俳優も出られていた。

主人公が、婚約者に町を案内するような流れがちゃんと面白く観られるものになっていました。

NHKのなんかの枠で流してもおかしくなさそう。

 

(あ、あそこムシマルがさっきお好み焼き食ったところの隣じゃねえ?)ってなりなんだかおもしろい。

今日初めて知った場所がもう、見たことある場所知っている場所に。

 

 

 

そこだけで20分くらいいたかもです、前述のテレビ見たり絵を描いたりで。

 

へー。教室もあるんだ。

水墨画教室に、日本画教室・・・・。

!初級の「裏打ち表装入門」なんてある。

裏なのか表なのかわからないけれど、掛け軸とかのデザインというか作り方というかってこと?

職人さんがやるやつなんじゃないんだ!素人でもしようと思えばできるんだ。

へーと感心する。

 

さすが筆の町。筆使う関連がすごい。

 

そのうちに、なんだかガヤガヤする。

団体客が来たっぽい。

 

団体客とか来るんだ、どうしようもう下りようかとやっと展示ブースにはいる。

 

 

ここも撮っていいんだ。

フェイスブックやらインスタグラムに「#筆の里工房」とかでアップしてね!みたいなことを書いている。

 

おろおろしてとりあえず撮ったムシマル。

これが、熊野町・・・・・・・・・!



先に気になる天野展を見る。

へー、元はアニメの人だったのか。

 

あ、テッカマン。ムシマルはアニメ見たことないけれどスーパーロボット大戦というゲームで知っているキャラ。

かっこいい。

 

 

ドロンジョも、アニメで見たことあるやつよりも妖艶な気がする。流し目がすごい。

 

一枚一枚評価していたら何枚撮っても終わらないので、特にあれなやつだけピックアップ。

 

『風神雷神図屏風』がリメイクというかなんというか!400年記念だって言っていたか。

天野氏にかかるともう、迫力と荘厳のあの元絵が妖しさ幻惑の画に。

 

さすが筆の町、天野氏の使っていた筆!

 

 

 

で、こっちが生原画か・・・・・って凄い。

企画展スタート時に熊野町に天野氏本人が来熊されてイベントかなんかでこの絵描いたんだ!

メイキング映像みたいなのも流しておられました。

こういう独特の画風作家さんがどんなふうに絵を描いているか気になります門外漢ながら。


あとどっかで「人間の手にまだCGは勝ってない」みたいな文章があって、筆と人の手の役割がまだある的なことでした。

 

あ、ついにFFコーナー。ファイファンだ。

ムシマルは「ファイナルファンタジー」のことを略すとき、昔は「ファイファン」とよく言っていて、でも最近は「FF」っていうことが多いよどうでもいいね。

クラウドが・・・あれそうか、ムシマルがゲームした時は違う人がキャラデザインみたいなのされていたんだったっけ?

天野画のクラウド見るの初めてかも・・・。

目つきが鋭すぎる!

常に「くっくっく・・・黒マテリア」って言ってそうなクラウドでした。

 

ゲームパッケージ置いてある!というかFF15のデモムービーがずっと流れている。

 

すごいー。

やったことないけれど6か5の、機械文明っぽいやつの絵がすごい。

 

 

 

 

 

あとは常設展。

世界一デカい筆!

馬の毛200頭分で、重さは400㎏。

・・・・・・・・・誰が持てるんだ。

 

身長12mの室伏メダリストでもいればこの筆を使えるかもしれませんね。

もしくは重機のプロがマニピュレーターを使えば書けるのでしょうかねー。

 

 

ほか。

なんだかすごいので思わず撮る。

化粧の効果みたいなことを示したいんでしょうが、「不気味の谷」の百面相って感じ。


あれ、施設内に武家屋敷?

職人さんが作業されているのを見たり撮ったり話を聞いたりできるらしい。

 

とってもグッドだったのがこの瓦に絵。

初めて見た、キャンパスに武骨な瓦を使ってこんな雅カルになるなんてね。

素敵だね。

 

楽しんだ。

お土産をちょっと買う。

 

すぐ外はのどかな公園チックなところ。

 

 

 

あ、バスが行く、あの団体客はお若い人おおかったけれどどういうツアー?って近づくと岡山にある大学の芸術コースっぽい団体でした。

熱心に見てらしたのはそういうことなのかーと納得する。

 


ここ、予想していたよりもだいぶ面白かったです。

最初は「筆」も「化粧」もムシマルそんなに縁ないなーと思っていたけれどきらびやかで魅せられました。

 

次の企画も、ジブリ系だった気がするので、一般にも受けそう。

ぜひぜひ。

 

 

 

 

 


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