足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No. 1525 ~ 千村を歩く ~

2017年10月18日 | 植物

観 察 月 日   2017.10.10.晴 30℃

観 察 場 所   秦野市 千村 (頭高山)

 トンネルを右下に見ながら、急坂の林道に入ると、林の下草に、

ヤブランやジャノヒゲの細長い葉と若い実が目に付く。その暗い

草叢の中に、キチジョウソウの淡紅紫色の穂状の花がある、そ

こだけ明るくしている。「この花が咲くと吉事がある」と言う故事

に習って“吉祥草”の和名が付いたと言う。されば、この林道は

大吉の方角と早トチリは凶、広線形の葉が、密に生えている場

所と、疎の所があり、花の密な所と全く無い所があり様々だ。

 登り切ると開けた丘に出た。左側は畑、その向こうに箱根の

連山、右は林でガマズミの赤の実が眩しい。5~6粒口に入れる

と、甘酸っぱい子どもの頃の世界が口一杯に広がった。

 トンネルの上を越えると、真紅のトウガラシ畑が左、林は右と

逆に成り、林縁をクサフジがよじ登る。ウラナミシジミが、クサフ

ジの花に吸蜜、蕾に産卵が見られるのも、秋の風景の一つだ。

 ススキの茂みの間から、ワレモコウの花が顔を出す。バラ科

の花と知ってかどうか、ハナグモが虫の来るのをじっと待つ。

 今日歩いた中で一か所だけ、茎を2m程伸ばし立派な花を

付けたトリカブトの株に出会った。

 大山丹沢山麓の林を春先歩くと、トリカブトの若芽にはよく

出会う。憶えておき、楽しみにして秋歩くが、花に合う事は少

ない。

 春、林床は日当たりがいいが、夏、秋と葉は茂り林床に陽

は届かず、花が付かないらしい。

キチジョウソウの花だ。

林道の側面はキチジョウソウの群落で埋まるが 花は・・・・・?

ガマズミの赤が眩しい。

クサフジが登る。

ウラナミシジミの世界

ワレモコウ ハナグモが虫を待つ。

トリカブトの見事な花

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