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実在した砂漠の女王「アラビアの女王愛と宿命に日々」2015年制作 劇場公開2017年1月

2017-07-13 17:39:15 | 映画

                 
 正直言ってどっちつかずの期待はずれだった。実在した「イラク王国建国の立役者的役割を果たし、「イラクの無冠女王」という異名で知られていたイギリスの女性情報員・考古学者・登山家(ウィキペディア)」のガートルード・ベルをニコール・キッドマンが演じてみせる。

 映画はガートルード・ベルのロマンスに焦点を当ててある。情報員として、登山家としてのベルは薄められている。考古学者として砂嵐の砂漠をラクダに乗って行く。砂漠の中を行くというベルには、ニコール・キッドマンは美しすぎる。50歳のキッドマンでも未婚の女性を演じられるくらいの若々しさがある。

 いつも思うのは、どうして白人女性だけがこの美しさを持てるのか。透き通るような白い肌。明るいブロンドの髪。相手を魅了するブルーの瞳。そしてすらりとした肢体。神にたいして苦々しい思いがする。

 1868年に生まれたガートルード・ベルは、イギリス上流階級の娘だった。キッドマンのような美人ではなかったが、頭脳明晰でオクスフォード大学を優秀な成績で卒業する。当時のイギリスは、女性の高学歴者は社交界では煙たがられ3年経っても求婚者が現れなかった。

 1892年その鬱憤を晴らすようにペルシャ公使の伯父がいるテヘランに赴く。そこで出会ったのが事務官のヘンリー・ガドガン(ジェームズ・フランコ)だった。恋に落ち結婚を約束するが父の家柄が違うと反対される。

 やがて訃報が届けられる。二人が見上げた崖の下で遺体が発見された。ベルは「事故じゃないわ」と呟く。ベル宛の遺書には「永遠の愛は無関心な腕の中にある。大地 大気 深淵…」

 その悲しみを抱きながら行くのは砂漠に魅せられた女ガートルード・ベルだった。この考古学のために砂漠をほっつき歩くが、獰猛な部族の存在もあるが捉えられて首長に会うと、学んだ流暢なアラビア語で応答して相手に気に入られる。これらが届ける日記の中に書かれ一種の情報源とも見られた。

 アラビアのロレンスといわれるT・E・ロレンスとの出会いや第一次世界大戦でイギリス外務省のカイロに置かれた諜報機関に召集された事などは触れられていない。全体に平板な印象で興行収入情報サイト「Box Office Mojo」にもデータがない。
 
監督
ヴェルナー・ヘルツォーク1942年9月ドイツ、ミュンヘン生まれ。

キャスト
ニコール・キッドマン1967年6月ハワイ州ホノルル生まれ。
ジェームズ・フランコ1978年4月カリフォルニア州生まれ。
ダミアン・ルイス1971年2月イギリス、ロンドン生まれ。
ロバート・パティンソン1986年5月イギリス、ロンドン生まれ。


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