イコンのもとに

福井美和です。両親の介護と絵を描いています。

在宅介護を選んだ理由

2017年05月26日 | 介護
在宅介護がたいへんだという話をすれば
「施設に入れたらいいのに」と言われるのですが、
施設により、人手が足りないので、
しょっちゅう「◯◯を持ってきてほしい」とか、
施設内でできないことの家族へのサポートを求めてきたり、
介護用品の高額なレンタルをさせられたりで
トラブルもたくさん聞きます。

洗濯代金が高いので、
毎日、洗濯物を取りに行くという家族もいて、
私はそれはそれで体力と時間がたいへんだと思いました。

夫婦お互いの両親4人が
別々の施設に入っているという家族にも会ったことがあり、
他人様にお願いするというのも、
金で解決できるものではないのですね。

人手が足りないので、家族への要求は多くなるか、
利用代金値上げになるかです。
トラブルがあっても退所させられては困るので黙っている、
黙っていると施設側から次々と要求があったりする悪循環。

いつだったか、
1億8千万で入居できる豪華高齢者用マンションができたけれど
「掃除は月2回は無料、それ以外は全て料金発生、
病気になればすぐ病院へ行ってもらう、
寝たきりになったら施設へ、送るぐらいはしますよ」
というのを聞いて、
高齢者はどこへ行っても、
最終的には金だけ取られて邪魔者扱いだなと思いました。
医者から、その嘆きを聞くことが多いのです。

私が両親を施設に入れなかったのは、
在宅でも施設でも、
たいへんさはほとんど変わらないからです。
在宅でボチボチ仕事をしながら、
他の家族の飯を作るぐらいはできる。
自分の健康もあるし。
老老介護をしているお宅はそんな理由が多いと思います。
自分を守るために在宅介護を選びました。
まだ、50歳代であったことはよかったと思います,
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 岡山市の在宅診療、訪問医療 | TOP | 介護保険、来年値上り »
最近の画像もっと見る

Related Topics