イコンのもとに

福井美和です。両親の介護と絵を描いています。

よい指導者

2015年03月04日 | 日本画
オリエント美術館でイコン教室をしてもらうように
私がオリエントの学芸員に頼んで
イコン画家の白石孝子さんにイコン教室を開いてもらいましたが、
「金箔(シール)は私にしか売らないのよ」という金箔の独占販売から始まり
「ニコライ堂はなぜ私をよんで講演させないのかしら?
鐸木先生なんかよんじゃって、私をよんで講演させたらいいのに」とか
イコン画家本人が教室で言っていたものですから
かなりの知識とイコン画家の地位があって、
私たち生徒はイコンを絵画として
しっかり教えてもらえるのだろうと期待しましたが、
ところが実際習ってみましたら、
ただの塗り絵教室で
私は非常にがっかりしました。

生徒の中には、
日本画や油絵をしっかり学んでいた方もいらしたので
イコン画家から教えてもらう内容の限界はすぐにわかり、
「私は神父の娘なんだから、私のイコンは特別なのよ」とか
「岡山県は私に賞をくれないのかしら?これだけ立派な仕事をしているんだから、賞をくれてもいいのよ」と言われても
クリスチャンでない人でも
「あれが宗教画家の言う言葉⁈」と
胡散臭い言葉にしか思えませんでした。
私は10年くらいおつきあいはありましたが、
段々と言われることが奇妙になり、
イコンという純粋で崇高な絵画とは全くかけ離れていき
ついには、
私の母の聖人を間違えて描いて贈られたので
母が画家本人と柳井原教会の執事に
イコン画家があのような妄想状態では
おつきあいは今後できないことを知らせました。
イコン画家の娘さんの白石草さんにも知らせてありますから、
妄想状態でも、画家の仕事をやっていければ
それでいいのではないかと思います。
私は絵を学びたいのであって
イコン画家の妄想を助けるつもりは全くありませんから
きっぱり離れました。

「娘は立派な仕事をしていて
岡山のバカな人間たちとは違うんだから、
バカな岡山の人間こそ
娘のアワプラネットTVにカンパぐらい出せばいいんだ」と
白石孝子さんのご主人から言われました。
私はこんなひどいことを言う家族のインターネットテレビに
カンパなんか出しません。
また岡山批判でもされたら嫌ですから。
気持ち悪いです。

私は祖母も日本画家で
東京や鎌倉のお寺の仏画の仕事もしていましたから、
イコンはきちんと絵画として習いたかったのですが、
イコン画家が自分の感情や思い込みが強すぎて
とても絵画の先生としての指導力はなかったのです。
指導力がない、
これは、はっきり言えます。
なぜなら、私は大学できちんと日本画と模写を習っていて
また、先日も大学時代の先輩の日本画家から
大学当時を思い出させる「確実な絵画の知識」を
教えてもらえる講習を受けましたから
オリエント美術館のイコン画教室は
別にあのイコン画家でなくても
ただの塗り絵教室ですから、
絵の経験者であれば、
誰でも指導できるものであったなと思いました。
エッグテンペラは日本画の技術があれば描けるのです。
私は「正統なイコンの伝承者」と山陽新聞でも見出しで宣伝しており、
画家本人もそうだとずっと言っていたので
そうなんだろうと思ってイコン教室を開くよう頼みましたが、
実際には、イコンを教えるというより
自分が描きたいだけのように思いましたし、
人吉の教会のイコノスタスも手伝いましたが
自分の都合のよいときに取り上げていき
母の聖人を間違えて勝手に描いた時点で
もう、この人から習うのは無理だろうと思いました。
なぜなら、イコン画家として、
イコンを販売しているプロの画家だからです。
プロのイコン画家が聖人を間違えて描くわけですから。
ひどい状態だと思いました。
こういう状態でも、
画家を慕う生徒がいて
イコン教室があるならば、
それはそれでいいのではないかと思います。
私は嫌でしたが。

私はイコン画家の妄想世界につきあうほど暇ではないし、
自分の絵の勉強を続けていきたいので
大学時代の先輩の出現は
それこそ、
神様や仏様が、私に用意してくれたサプライズではないかと思いました。

そして、
はっきりわかったのは、
大学時代、教えていただいて学んだことは
確実に私の心身に染みついていました。
手も勝手に動く、
絵具の知識も大学の先生方に教えていただいた通りです。
絵画を学ぶとは、そういうことで
イコン教室があまりにも低レベルだったのには
私の時間の無駄を感じていますが、
あれも今に至る過程だったとすれば
詐欺のような奇妙な画家の妄想とのつきあいも
あれはあれでよかったのだと思います。

イコン教室を辞めるあたりには
宇宙語を話す人まで画家のまわりに出てきて
宇宙語は神様からの言葉だ、なんて言うわけで
イコン画家も「あの人は佯狂者だ」なんてことを言い出し
とんでもないと思いました。
この人たち、認知症の初期かしら?とも思いました。
普通の精神状態ではないのがわかりましたから
あの教室にはついてはいけませんでした。
白石さんは絵画の先生のはずが、
カルトの指導者みたいになってきましたから
イコン教室はすっぱりと辞めてよかったのです。
イコン画家から習ったことはほとんど本に載っています。
独学もできると思います。
日本正教会がイコン教室をするのが
いちばんいいと私は思っています。

イコン教室の他の生徒や家族から
ニコライ堂に確かめて欲しいと要望がありましたから
私が問い合わせたところ
ニコライ堂からは「白石さんのイコン教室は個人でしていることで、
日本正教会は関係ありません」との返信をもらいました。
「神父の娘だから、私の描くイコンは効力がある」と言っていましたが、
全く関係ありませんから、お気をつけてください。

イコン画家の「私は神父の娘なんだから、私を崇めなさい」と言う
洗脳には充分お気をつけて、
画家は洗脳しているとは気づいていませんが、
なんで神父の娘だから崇めないといけないのか、
私はさっぱりわかりません。

そんな奇妙な発言を繰り返しているので
宇宙語を話す人なんてのがよってくるんだと思います。
わからないことはニコライ堂に直接お聞きになってください。
イコンを学ぶことは、
画家を崇めたり讃えたりするカルトでは決してありませんから。
絵画を学ぶ本質を見抜いてください。
何を勘違いしているんだか。
「私を崇めよ」なんて言うなんて、画家ではなくて、
ただの頭のおかしい人です。
「なぜ岡山の人間は私たち芸術家夫婦を讃えないのかしら?
私たちはすばらしい仕事をしてきたのにわからないなんで岡山の人間はバカばかりね」も口癖でしたから、
これも気をつけてください。
10年間、「お前ら岡山の人間はバカだ」とずっと聞かされてきた人はたくさんいます。
こんな言葉はオウムやイスラム国と全く同じ考え方ですから。
私は受け入れられないという結論を出しました。

それでも、私のファンはいると本人が言っていましたから、
習いたい方やイコン画家を讃えたい方は
そうされたらいいと思います。
私はカルトなんかうんざりですが、個人の自由ですから。
どうぞご自由に。

欲しくもないのに
間違えて描かれた母のイコンや
失敗作の陶器は
全て画家の家に送り返しました。
持っているのが気持ち悪いと母も言いました。
白石孝子さんの指導方法が
こういうものだったわけですから
それでいいのではないかと思います。
私は、普通に絵画研究をし、
自分の絵の技術を高めたいので
白石孝子さんの指導は合わなかっただけです。
金箔の独占販売をイコン教室でする宗教画家なんて
理解できませんでした。
自分の欲と宗教の分別ができていないのに
正しいイコンを教えられるわけがないと思いましたね。
ひどい指導でした。


私は
日本画家のすばらしい先生方にお会いできましたし、
私の絵の勉強は続きます。
よい指導者に会わないと
自分の元来持つ能力さえ潰されます。
もう50歳半ばになっていきますから、
人を見抜くこともできる年齢です。

若いときに教えていただいた先生方が
よかったのだと思っています。
そして、また大学の先輩にお会いできた。
あれから、30数年です。
先輩たちは、日本画への情熱は衰えていませんでした。
画家は、そうでなくちゃ!
私も再び描きます。
絵の勉強は続きます。








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