ある作業療法士のブログ

仕事を通じて考えたり,感じたことなど・・・・

「ケア研究会」抄録締め切り終了!

2006年01月31日 22時55分49秒 | 仕事・職場
うちの施設で企画している「ケア研究会」.
本日で,抄録の提出が終了しました.

後は,各自プレゼンの準備をしてもらうのと,当日への準備です.

我々企画側の仕事は,

 ①抄録集の作成
 ②座長の依頼
 ③会場設営の段取りと,機材のチェック

といったところでしょうか.

当日まであと1ヶ月をきっています.

大詰めになって来ました!

「ケア研究会」に向けて

2006年01月24日 23時30分04秒 | 仕事・職場
お久しぶりです.
最近は,コメントへお返事するくらいで,ほとんど更新できませんでした.

さて,来月,職場でタイトルにある「ケア研究会」というものを計画しています.
要は,日ごろケアの中で取り組んでいることについてしっかりと振り返り,その意味付けを行うことを目的としています.
形式は,基本的に一般的な学会形式としています.
演題も一般公募とし,タイトルの応募,抄録の提出,当日のプレゼン,という形で行います.プレゼンも”口演”と”ポスター”から選択可能です.

正直のところ,ノルマとしなかったので,応募数は少ないと思いましたが,予想を大きく上回る応募がありました.
なにぶん,施設としてはおそらく初めて(またはかなり久しぶり)だし,企画側の中心である私自身も経験が豊富かというとそうでもないので,お互い勉強しながらとにかく始める,取り組んでみる,そして経験を重ねていくということでやってみたいと思っています.

後押ししてくれた寮母長や自分の所属ユニットとしての発表のみでなく,個人的に演題をエントリーしてくれた人など,ひいては何らかの形で研究に関わるスタッフ全員の皆さんに感謝と敬意を表したいです.
もちろん,本番を成功させるために,担当係りの私たちもしっかりやりたいと思ってます!

それぞれがいい取り組みで,みんなに「来年の発表に出そう!!」と炊きつけているところです.
ちょっと戸惑い気味の主任に対し,むしろ若手の中に「やってみたい!」と積極的な人がいるので,一緒に力をあわせて取り組んで行きたいと思っています.


施設の行事と,地域の伝統行事

2006年01月12日 00時07分12秒 | 仕事・職場
今日は,施設行事で『獅子舞』がありました.
私たちの町では,1月2日に町中で,獅子舞が出て,家々に入り『カンカン!』と家人の頭をかんで,その年の息災をもたらすというものです.

今日は,いくつかある地区の中の1つが訪問してくださり,利用者をかんで,息災を願いました.ホールに出られない方のために,各居室も訪問して下さっています.
施設の年中行事の1つです.

利用者の皆さんは,ホールを所狭しと舞う獅子に歓声を上げていました.

私も,行事の様子を見ていると,

「muscleくーん! 獅子担いで!」

と,相談員さんが.

実は,去年から地区の獅子舞に私も参加しています.
今回来てくれた地区もうちからすぐ近くで,顔見知りもメンバーにいます.
そのせいか,お呼びがかかったらしく,獅子を担ぐことに.
まだまだ,うまく舞えませんが,利用者さんの頭をカンカンかみました.

施設の中の行事はいろいろあると思います.
お花見,夏祭りなど,一般的なものから今日のような地域独特の伝統行事まで様々なものがありますが,やはり,地域住民の方が協力し参加していただけるというのは素晴らしいことだと思います.
この地域で長年生活してきた方が,この地域に伝わる伝統行事に触れる.
それを提供するのはいまこの地域に生活する住民.
そんな地域との関わりを,今後も大切にしていきたいと思います.

謹賀新年

2006年01月01日 02時01分20秒 | 日記&雑記
あけましておめでとうございます.

皆さんにとって,今年がよいとしになることをお祈りしています.
もちろん私自身にとってもよいものになるようにがんばりたいと思います.
昨年中,本ブログを閲覧またはコメントやトラックバックを寄せてくださった皆様,ブログで紹介してくださった方々,本当にありがとうございました.
このブログも,よりパワーアップできるように勉強していきたいと思いますので,昨年に引き続き,ご指導よろしくお願いいたします.

さて,元旦といえば,「一年の計は元旦にあり」というように,この一年をどのように過ごしていくのかというビジョンを描く方も多いと思います.私的には,「○○kg減量」とか,「今年はこのテーマに取り組みたいとか」ちょっとずつ考えているわけですが・・・.

我々の仕事で計画といえば,「ケアプラン」を思い浮かべます.
まさにその方の生活のビジョンというか方向性を示すものであり,とても重要なものです.
しかし,ケアプラン作成に当たっては,しっかりしたアセスメントが必要になりますし,それを基にケアプランを組み立てていくわけですが,なかなか難しいと感じています.
「明らかな間違い」は存在すると思いますが,「正解」というものは対象者一人一人にとって違いますし,セオリーと現実の狭間で苦慮することも多いと思います.
私の中で,一つのテーマとして考えているのは,ケアプランについてです.
担当者(介護スタッフ),ケアマネ,看護師,相談員,栄養士,医師(嘱託),PT(非常勤),機能訓練指導員(OT:私)と,多くの職種が利用者に関わる中で,どのように協力し合うことがよりベターなのか,各職種・立場に求められることなど課題はたくさんありそうです.
また,もう一つのテーマは,「音楽活動(音楽療法)」です.
現在,月1回,音楽療法士を目指して勉強中の方と,法人内で音楽療法に取り組んでいる介護スタッフ,私,さらにその時勤務の様子を見ながら参加する介護スタッフ(施設の)でセッションを行っています.昨年の終わりごろから書式を整えて記録を始め,月1回の勉強会を立ち上げました.潜在的にあった問題意識と,より良いものへ変えていきたいという気持ちで動き始めました.より目的的に,セラピーまたは活動としてより利用者に働きかけるものにしていきたいと思っています.
3つ目は,一昨年行った「回想法」です.
そのクール以降,体制上の問題などもあり,行えていませんが,せっかく始めたことだし,利用者の変化も見ることができたし,また,いろいろな気付きを得ることができました.
利用者にとって意義ある時間をすごすことの一助となるように,提供できたらと考えています.

いろいろ挙げました.
これらのこと以外にも,実習生の受け入れやいろんな仕事が来そうですし,何より日々の利用者様へのかかわりがあります.一つ一つの仕事を大切に,一つでも目標を達成できるように取り組んでいきたいと思っています.



おまけですが,「初級シスアドの取得」も密かな目標です.
仕事に生活に,コンピュータを使っていますが,どうせならちゃんと詳しくなりたいので.
まあ,あんまり欲張りすぎるといけないのでしょうが,一休さんの歌の一節にもあるように,「望みは高く,果てしなく」ということで,今年も行きたいと思います.