室井昌也=日常生活主義=

日常のなかに楽しさあり。

31年目の念願

2003-08-14 21:08:32 | Weblog
きょうは海へ行くはずだった。
しかし、夏とは思えない天気。
昔なら「海へ行くと決めたらどんな天候でも絶対行く!」と
同行者を骨のずいまで凍えさせたものだが、
今はあきらめのいいサーティーズ。

でもじっとは出来ず、当てもなく東海道線を西へ西へゴーウエスト。
国府津あたりで「温泉」というキーワードが頭に浮かび、
小田原で乗り換え、レッツ箱根。
箱根には何度も行ったことがあるものの、温泉は初。
小田原駅のリニューアルぶりに驚き、
箱根ってのはなんと整備された観光地だと感心し、
小湧園はなんど名前を変えれば気がすむかと思いながら、
なかなかよい日帰り温泉を満喫(小湧園ではない)

で、帰り。
普段交通費の減らしに力を注ぐワタクシだが、
この日はゆっくりロマンスなカーで帰りたい気分。
そこでひとつの思いが。
「こどもの頃、ロマンスカーの一番前乗りたかったんだよなぁ」

知恵のついたお年頃、チケ購入時に駅員さんに聞いてみる。
「すみません、きょう新宿まで行くロマンスカーで
一番前か後ろが空いてるのってありますかねぇ?」

「にぃちゃん、そんなのあるわけないよ。
だってロマンスカーだよ?人気もんだよ!」と言われるのを承知で聞くと、
「えーっと次の次のでいい?一番後ろ席で」とあっさり夢かなう。
「暗くて何も見えないよ」と駅員さん。そんなの関係ナッシング。

ありがたやありがたや。早速500mlの缶ビールと、
ちぎり揚げとチーズちくわを買って、練り物天国ザ・小田原。
武具馬具武具馬具三武具馬具。

列車に乗り込み、座席に座ればオー、パノラマビュー。
広いダッシュボードにビールとおつまみ並べて、出発を待つのみ。
いい気になって足を投げ出しお大臣気分。
「車掌さんに怒られたりして」と話していると、
コントのようなタイミングで「お客様。。」と車掌登場。

「あのぅ、実はこの座席、、先程、雨漏りしまして、、、
他の席をご用意しますので、、、」と、
雨漏りなんていう生活じみた言葉にテンションダウン。
まだ景色は箱根湯本駅のホーム最後部、男子トイレの壁しか見てないってのに、
まだ走ってもいないのに、、、
「濡れても構いませんから」と話していると、
意気揚揚と作業服を着た兄ちゃん登場。
出発するや否や2列後ろの席に強制移動。
さっきまで広げていたおつまみセットを両手に持ち、
リビングを追い出された、しょぼくれ父さんのようなスタイル。

車掌、状況を説明。
作業員「出来る限りのことはやってみます!」と鼻息荒い。
どんな作業がはじまるかと思いきや、
ティッシュを広げ、幅広のセロテープに貼り付け、天井にペタペタ。
その様を見て、同行者うずくまって笑い声を押し殺している。
「出来る限りのことはやってみます!って、、、ティッシュで、、、」
2分後。
作業完了。

カレは一仕事終えた満足顔で小田原駅で降りて行った。
カレの精一杯はティッシュぺたぺただった。
我々もパノラマビュー席に戻り、景色を満喫。まぁほとんど寝てたが。

あっさりかなった初体験にちょっとしたじゃまが入り、
しかしそれが実にすっとぼけていてと、
なかなか記憶に残る夏の思い出。
でも絵日記にロマンスカーの天井にティッシュを貼る画は書きにくい。
キーワード
ロマンスカー 夏の思い出 男子トイレ 日帰り温泉
コメント (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« きょうのすれ違い... | トップ | きょうのすれ違い... »

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

現在、トラックバックを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。

あわせて読む