室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

JOE PASS

2006年02月12日 | Weblog
JOE PASSというと‘バーチュオーゾ’等のイメージから
ソロジャズギターのパイオニアという印象が強いかもしれません。
無伴奏ソロに関しては、もちろんパイオニアですが、
デュエット、トリオ、カルテット、クインテット等
あらゆる編成、環境でも、
やはりジャズジャイアンツにふさわしいプレイをしました。
コードワークと同様にシングルトーン、ラインも素晴らしいです。
非常にテクニックがある人なので、
研究対象として敬遠してしまう人も多いみたいですが、
基本的な事をしっかり理解していれば、
とても解析しやすいプレイヤーだと思います。
レイニー等のような、クロスバーな、字余り的な、
タイム的に緊張感を生じさせるフレーズは少なく、
ぴっちりとした節回し中心という意味でも参考にしやすいと思います。
定石なことの連続だとか、
教科書的だとか批判的な人も多少いるみたいだけど、
批判するのは簡単、
しかし氏のクオリティ、スリル感は
賛辞の言葉を見つけるのが困難なほどです。
ビーバップに重心を置いた人なので
モーダルな事などを吸収したいケースにはややお門違いですが、
後々どのような音楽世界を構築するか、
スタイルに傾倒するかに関わらず、
研究、参考に値するギタリストだと思います。
学生時代、ボストンで氏のソロのライブを聴きに出かけましたが、
曲間のMCもコメディアン顔負けのユーモアで
ドカンドカン笑いをとっていました。
スゴイ!
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只今清掃中

2006年02月11日 | Weblog
ここ数日間、自室の清掃、整理、整頓中。
妙な体勢で部屋の隅を雑巾がけしていたら腰痛ぎみ。
大量のホコリでクシャミ連発。
長年弾いていないストラトはホコリだらけというより泥まみれに近い状態。
クリーナーで.....とかいうレベルの汚れではないので雑巾でゴシゴシ。
カワイソウに。
レコードは無造作に大量に立てかけられていてラチあかないので
ラックをネットで注文。
まったく同じ製品でも
安いトコと高いトコで5000円程も差があってチョット驚く。
スッキリした部屋で
サァーヤカに音楽生活を過ごすというのが目標なわけだけど、
いつ達成されるかは不明。
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2006年02月07日 | Weblog
↑スガ?じゃなくて管楽器の話。
なんといってもジャズの左門じゃなくて花形は、らっぱやサックスです。
ここ数十年、優秀なギタリストが多数登場しているので
ギターもメインを張りつつあるのですが、
個人的には、やはりジャズギターは、
奥深い脇役的な面白さだと思っています。
ジャズにあまり馴染みがない人には
‘えっ!ジャズにギターなんてあるの?’
なんて言われたりすることもある影のウスさ。
ギターを始めた頃(中坊時代)
しばらくして、ビリージョエルの‘素顔のままで’の
フィルウッズのソロがどうしても吹きたくてアルトサックスも入手。
まず、ギターだかピアノで音を取り、
譜面を作ってから一心不乱に練習した甲斐があって、
ナンとか吹けるようになったんだけど、
激悪な歯並びと(今はだいぶ直したけど)
イイカゲンなブレスのせいで、
吹き終わると酸欠でラリラリ、タリラリ状態になってしまうのです。
こんなキモチイイじゃなくてツライ楽器はもうイヤだ!と
サックスを売り飛ばしギターに専念するのであった。
メデタシめでたし♪。
でも、数年前、ふと、
マイルス聴く時に
トランペットを持ちながら、うつむき加減で聴きたくなり、入手。
うつむくだけというのもナンなので、
気が向いたときに吹いたり、練習したりしています。
まあ、脇役専門の役者が、たまには主役の気分を味わってみたくて、
こっそり松平健ごっこをしているような感じでしょうか?
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フレーズを広げる

2006年02月05日 | 練習・アドバイス
CD、教則書、レッスン等から仕入れたリックやフレーズ等のネタを、
そのまま元ネタと同じコード進行の所に、
はめ込むだけの練習だったりしていませんか?
1つフレーズを仕入れたら、それを何倍にも広げるようにしましょう。
例えば、半拍休んでクロマティックでルートに向かって上昇し、
インダイレクトした後、今度はスケールワイズに再び上昇、
なんて具合にアナリシスが済んだら、
同じマナーで違うディグリーの音からスタートしたり、
違うコードタイプに置き換えてみたり、
次は、上降系のフレーズだったら、
鏡の要領で下降のフレーズに変換してみたり、等など.....、
かなり広げられると思います。
たったひとつのネタでも相当オトクな感じに増えます。
文章では伝わりにくいけど、ちょっと試行錯誤してみて下さい。
フレーズをバラして、弾いて、試してみると要領がつかめると思います。
研究室の皆さんで‘まだそんな話は聞いていないゾ’という方は、
進度の過程の中で、いずれレッスンでも詳しく説明するのでご心配なく。
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コピー譜チェック

2006年02月03日 | Weblog
コピー譜編集の流れで、
大昔、高校生の頃に耳コピした譜面も数曲チェックしていたのだけど、
結構聴き取りがムズイところがバッチリで我ながら関心したり、
逆にナンともないところが間違っていて苦笑したり、
結構楽しく作業してしまいました。

運動不足解消と中年太り対策のジョギングは、
マイペースで続いているんだけど、
ちょっと走ってはコンビニ寄ったり、
またちょっと走ってはタバコ吸ったり、
ジョギングと言うより散歩だなこりゃ。
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寸止め奏法

2006年02月01日 | Weblog
ややっ!我ながらグッとくるフレーズを弾いてしまった!という時、
その後どうするかというと、
そのまま勢いに乗って弾き倒すというのが、
流れというか人情なんだけど、
ちょ~っと大人になって、弾くのをやめて長めに休んでみて下さい。
ストロールというか、休符を使うと、
聴き手が、直前の音を頭の中でリピートするという効果があるので
‘グッときたフレーズ’が反芻されるわけです。
その他、
自分以外のプレーヤーが応答、反応しやすいという利点もあります。
かなり優れた手法です。‘寸止め奏法’お試し下さい。
妙なタイトルなので怪しいコメントやトラックバックが来そうですが、
発見次第、削除しちゃいます。
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