紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、露地発芽(続)

2017-11-04 16:51:03 | 薬草栽培
「再び、庭先にて日本ムラサキの発芽」
10/19投稿記事で同タイトルで日本ムラサキの露地の発芽に触れている。
春から気温の上昇いく時期と、秋から気温が下降していく時期の数日間に
ほとんど似た様な気温の日がある。
先月10月は最高気温が20℃近くを連続で超える機会が2回あった。
10月初旬と10月下旬である。季節ハズレの2つの台風と重なる。
さすが下旬は19.1℃、19.2℃、17.0℃であったが、それでも発芽してきた。
その前日に共に雨量が13mm、18mmと多かった事は注目点である。


春先と同じ草が芽を出している。似た双葉があるので注意深く探す。
幼い苗だが根が赤く、長い。見落とす事はあっても間違える事はない。


気温は下降気味の時期だけに草の芽は限られている。
それでも、前回見落としたムラサキの芽がオオバコの葉に隠れていた。


播いた種ではない。捨てた種である。
前年もこの時期に発芽する日本ムラサキ見かけたが、春先にはその姿を見る事が出来なかった。
今年は既に室内に取り込んで生育を続けている苗がある。


10本の発芽苗を取り出した。根を傷めることが無かったかと心配が残る。
それでも、露地では全てが冬を越せない事を思えばこの方法しかない。



前回6個をポットに移したが、2個が水分不足で枯れてしまった。
この幼苗期の育苗は水分が切れると救う事ができないので、要注意だ。

   「すくいても あんどのこえに なえがきえ」
   「すくいたる おさなきなえの こえきかず」





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