紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草(日本ムラサキ)5月の発芽

2016-05-01 17:33:01 | 薬草栽培

 「五月皐月の紫草の発芽」

 今年も紫草の月毎の発芽を追う事になった。
 種を播いた訳ではないのに発芽すると、ついカメラに記録してしまうからでもある。




 昨年夏、日本茜を株分けをして栽培していたプランターである。
 用土は主に赤玉土で、紫草の発芽用に使った土である。
 2年も前に乾燥させて保存して使い回しをすると、こんな事になる。
 紫草の種の生命維持力には驚かされる。





 既に3cm程に生育している苗がある。
 先月4月の始めに発芽した苗である。
 茜の新芽とともに成育中だが移さなくてはなるまい。



 これが1ヶ月前4月の発芽状況である。
 このプランターは冬場に全体が凍み上がり、霜柱が2段になる厳寒を経て春を迎えた。

 1月の日平均気温は0.1℃、日平均気温は最高気温4.9℃、
 月最低気温は-10.0℃を記録している。
 この低温を受けて2年間以上も痛まずに潜んでいた紫草の種は命を吹き返した事になる。



    「かたきたね いのちをまもる ひみつもち」




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