ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

159話 来いよ   (エース登場-3)

2015年12月09日 | アラバスタ編





スモーカー大佐率いる海軍をエースに任せて、ルフィ達はナノハナを出航した。

出航の前に、ビビはカルーに”極秘任務”を依頼した。それは、超カルガモのカルー一羽の脚力で、ナノハナから砂漠を越えて、直接王宮のある「アルバーナ」へ先行して到着させ、ビビからの手紙を国王である父に渡すこと。
その手紙には、ビビとイガラムが命を掛けて調べた、クロコダイルとバロックワークス社の陰謀と、ビビが力強い仲間と共に、生きてアラバスタへ帰って来ていることについて書かれてあった。「じゃあ父に伝えて!!この国は!救えるんだって!!」



出航した船の上で、先ほど助けてくくれた悪魔の実の能力者の男が、ルフィの兄であることが、ルフィの口から語られた。
兄エースは、ルフィより3才年上で、3年早く海賊になるために海へ出たこと、やはりワンピースを狙っていること、そして、悪魔の実の能力者になる前の子供の頃、すでにゴム人間であったルフィと勝負しても、一度も負けたことのない強さであること。
「でも、今やったらおれが勝つね」と笑い飛ばすルフィに、「お前が、誰に勝てるって?」とエースがどこからともなく、メリー号に飛び込んできた。


担当直入、エースはルフィに「ルフィお前・・・ウチの”白ひげ海賊団”に来ねェか?もちろん仲間も一緒に」と誘った。
ルフィは「いやだ」と即答で断ると、エースは
「プハハハ、あーだろうな。言ってみただけだ」と愉快そうに笑った。

エースが「”白ひげ”はおれの知る中で最高の海賊さ。おれはあの男を”海賊王”にならせてやりてェ・・・。ルフィ、お前じゃなくてな!!」と言うと、ルフィは躊躇なくまっすぐにエースを見ながら「いいさ!だったら戦えばいいんだ!!」と答えた。





エースは、そのルフィの顔をしげしげと見て安心したような、満足気な顔をしてから、1枚の小さな紙切れをルフィに渡した。
「ほら、お前にこれを渡したかった。そいつを持ってろ!ずっとだ。それがおれとお前をまた引き合わせる。
デキの悪い弟を持つと・・・兄貴は心配なんだ。おめェらも、コイツにゃ手ェ焼くだろうが、よろしく頼むよ・・・」









麦わらの一味は、ルフィの兄なんて奴はルフィに輪をかけた身勝手野郎に違いないと思っていたので、エースの常識的で、弟思いの兄らしい姿に驚愕とともに感動した。

エースは、最近”黒ひげ”と名乗る男を追ってグランドラインを逆走していた。
その男は、元は”白ひげ海賊団”の二番隊員で、エースの部下であったが、海賊船で最大の罪である「仲間殺し」をして船から逃げた為、隊長として始末をつけるために追っているのだと言う。
「そんな事でもねェ限り、おれは『この海』を逆走したりはしねェよ。次に会う時は、海賊の高みだ」と言って、エースは力強く笑った。ルフィはそんな兄の海賊姿に、誇りを感じていた。





それだけ言って、エースは外に停めてあった、小さな1人用の小型ボートで行ってしまった。


メリー号を離れたエースは、名の有る海賊であるエースを倒して一旗上げようと追ってきたバロックワークスのビリオンズ50人、船5隻を一発の【火拳】で一瞬にして灰に変えてつふやいた。
「来いよ”高み”へ、ルフィ」





その頃、港町「ナノハナ」では、エースに妨害されてルフィ追跡を諦めたスモーカー大佐が考え事をしていた。
麦わらに一味に、アラバスタ王国の王女ネフェルタリ・ビビが居たことをどう考えるか・・・。

あとは、アラバスタに巣くう「七武海」のサー・クロコダイルの存在。人々は、クロコダイルを救世主だと思っているが、スモーカーは違っていた。「奴は昔から頭のキレる海賊だった。大人しく政府に従うようなタマじゃねぇんだよ。たしぎ・・これだけは覚えておけ!!”海賊”は、どこまでいこうと”海賊”なんだ!!!」








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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-05-05 11:36:28
身勝手野郎だったな
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Unknown (Unknown)
2020-02-21 19:01:57
身勝手野郎だったな(ブーメラン)
早く巣にお帰り、ワンピアンチの山賊さん
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