まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【進撃の巨人】【カラダ探】【東京喰種】

進撃の巨人 18巻 74話 「作戦成功条件」

2016年10月19日 | 進撃の巨人
エレンは壁の上から一気に穴へ向かって飛ぶと、穴の真下で巨人化し、一気に壁を作った。
巨人から自力で這い出てきたところを、ミカサが立体起動装置で救い上げる。
この日の為に、何度も何度も練習を積んできたことだった。







外門の穴は、エレンの巨人で完全にふさがった。
いとも簡単に成功した事に、エレン自身が信じられなかった。



あの時、超大型巨人が開けた穴・・・自分達の生活をめちゃくちゃにした穴が・・・ふさがった。
リヴァイが声をかけた。「まだだ、ヤツラが健在なら何度塞いでも壁は破壊される。わかってるな?
ライナーやベルトルトらすべての敵を殺しきるまで、ウォール・マリア奪還作戦は完了しない」

エレンはその目に闘志を宿して答えた。 「当然・・・わかっています」



エレン達はそのまま次の内門の穴へと向かっていたが、巨人を一体も見かけることはなかった。


その時、エレンと別行動をとっていたアルミンがある事に気付いた。
壁の上で野営していたらしき跡があり、その下には鉄製のカップが3つ、すでに冷め切っていました、とエルヴィンに報告した。
エルヴィンもこの事にピンときた。
調査兵団は馬と立体起動装置を駆使して全速力でここに到達した。目視なら2分前が限度なはずで、鉄製のカップが2分が冷め切るはずがないのだ。という事は、調査兵団がここに来る事を、もっと事前に感知していた、と考えられる。

エルヴィンは、アルミンに向かって「アルレルト、君はその頭脳て何度も我々を窮地から救い出してくれた。まさに今、その力が必要な時だ」と言うと、兵士達を集めて「これより、アルミン・アルレルトの指示に従い捜索を続けよ」


アルミンはびっくりした。
まだ考えもまとまっていないのに、自分にこの局面を突然任されても・・・。
エレンが出来る出来ないにかかわせずやれ、と言われ続けていたプレッシャーをアルミンも感じた。
アルミンは次の指示を!と詰め寄る兵士達に、とりあえず思いつく作戦を言ったが、自信はなかった。

エルウィンは「彼は我々の大きな武器の一つだ」と言って、そのまま任せた。
「この敵地で長居は出来ない。我々には短期決戦のみに活路が残されている。
全てが敵の思惑通りなら、それにつきあうのも手だろう。まあ何も、隠し事があるのは彼等だけではないからな」
と作戦続行を命じた。


アルミンは焦っていた。
もうすぐエレンが来てしまうのに、敵がどこにいるのかわからない・・・・。
まずい・・・どうする…失敗したら・・もう本当に後がない・・・終わりなんだ、何もかも。
わからない・・・敵はいつもありえない方法で僕らの予想外から攻めてくる・・・。



そう思った時、アルミンは閃いた。

そして、全員を集めると「全員で壁の中を調べてください!!」と指示を出した。
だが「その根拠は?」と言われると「・・・勘です」と答えたので、兵士達に冗談じゃないと責め立てられた。
アルミンは必死に「誰でも思いつく常識の範疇にとどまっていては、到底敵を上回れないのです!!」と言い切る。

それを聞いていたエルヴィンは、作戦を中止して、アルミンの指示に従うようにと命じた。
「時に厳格に、時に柔軟に、兵士の原理原則に則り、最善を尽くせ。指揮系統を遵守せよ、我々はここに勝利する為に来たのだ」と。

エルヴィンの期待に応えるかのように、アルミンも「二手に分かれて壁の調査を!!捜索開始!!」と指示を出した。
兵士達は納得していない。何も見つからねば全責任はアルミンにかかってくる。


兵達は一斉に、巨大な壁をコンコンと根気よく叩いて回った。
すると、ある一か所に異変を見つけた。
「ここだ!ここに空洞があるぞ!!」
そう叫んだ兵は、壁の空洞から出てきたライナーによって殺された。



次の瞬間、ライナーがその首を切られていた。
壁の上に居たリヴァイ兵長が物凄い勢いで飛び出し、ライナーの命を狙ったのだ。



右手でライナーの首を切り、左手でライナーの胸から背を突き刺してトドメを刺した。
普通の人間ならこれで死んでいたはずだったが、ライナーはそのまま落下すると、眩しい閃光を放って巨人化した。

リヴァイは大きな声で「クソッ!!これも『巨人の力』か!?」と自分の失敗を悔やんだが、もう遅かった。







エレンは、鋼の巨人をじっと睨みつけるように見ていた。
全てを奪った憎き敵、巨人化したならば、自分が相手になる。


エルヴィンが鋼の巨人対策を命じた時だった。
調査兵団のいる壁をぐるりと取り囲むように無数の閃光が半円を描いてて光った。
その光の一つ一つが巨人で、その中心に全身を毛で覆われた猿のような「獣の巨人」がいた。








形成逆転。
すっかり罠にはまるのを、じっと待っていたのだ。
調査兵団は、この状況に目を見開いて驚き、おののくばかりだった。

さらに『獣の巨人』は遠く離れた距離から巨石を投げて、穴をふさいだ。
これで調査兵団が馬を使って逃げる事は出来ない。
全ては、計算されつくされた事のようだった。




エルヴィンはこの戦いを受けて立つ他ない事を覚悟した。その為にここに来たのだ。
「我々は互いに望んでいる。ここで決着をつけようと。人類と巨人共、どちらが生き残り、どちらが死ぬか」













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