まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

カラダ探し 最終章 2話 「一日目②・最悪のメンバー」

2017年07月08日 | カラダ探し 最終章




村田幸恵が立ち去った後、明日香達は遥を交えて、このことを話し合った。
高広や明日香達は、次に依頼してくるのは美雪だと信じて疑わってなかった為、村田幸恵からの依頼が信じられずにいたが、遥がそれを一蹴した。
「誰か捕まっていれば『カラダ探し』はないなんて、どんな理由?あいつらそんなのお構いなしよ!」


翔太は「美雪が、明日香が頼まれた日に、校舎内で『赤い人』を見たとと言っていたから、”呪い”は重複するのか・・」と考えたり、「カラダ探し」の経験者として皆口々に意見を言おうとしたが、その全てを遥はイライラと怒鳴りつけて黙らせて、明日香に言った。

「わかってんのアンタ!私達はこれから「カラダ探し」をさせられるのよ!!頼まれてないメンバーは私達の力にはなれないの!
他に頼まれた人は見てない!?のんびりしてたらすぐ夜は来ちゃうの!!
明日香・・・私はアンタの事が大嫌いだけど、やるとなればそんな事言ってられないから、足だけは引っ張らないでよね。
最初が肝心なのがわからないの?ぼーとしてるとそれだけで初日が無駄になる」

とイラつきながら、どこかへ行ってしまった。








明日香は、このメンバーで協力しあって「カラダ探し」をしようと思っていたので、高広やるみこ、翔太が参加しない事に少なからずショックを受けていた。
そこに、明日香の友人の日菜子が駆けこんで来た。
今日の放課後、一緒に買い物に行く約束をしていた事かと思ったが、そうではなかった。
「村田幸恵」に「カラダ探し」を頼まれたのだと言う。





明日香は、だんだんとこれが現実であることを理解し、事態を呑み込むしかない事を悟った。
日菜子は、理恵以上にほんわかとした女の子だ。日菜子に事情を話し、極力日菜子を守ってあげねばならない立場であることを自覚すると、自分も遥同様に準備がいることを悟って、日菜子を連れて帰宅することにした。

その準備に、高広達を巻き込めない・・・・。
高広が「大丈夫かよ明日香!!」と声をかけてくれるけど・・・大丈夫なはずなどないけれど、どうすることも出来ない今、高広に心配をかけたくなかった。
明日香は、ぐっと顔の筋肉を意識的に動かして笑顔をつくってみせると、高広に「大丈夫!私も遥もやるのも頼むのもやってるしね!もし嘘なら、明日幸恵に怒ってやるから!!じゃまた明日ね!」と出来る限り明るく言って、教室を出た。




多分これは嘘じゃないし、明日は高広達と違う明日しかやってこないことは、頭の片隅でわかっていた。





明日香は日菜子を自宅に連れて帰ると、日菜子に死んで欲しくなくて・・・死ぬしかないんだけど・・とにかく逃げ切るためのこと、終わらせる方法などの細かい事を説明して、不安がって泣きじゃくる日菜子に「大丈夫・・・始まったら私と一緒にいるんだよ!」と言って、二人で寄り添うようにして身体を休めて”その時”を待った。




とはいえ、頭の中に不安が回って眠れるわけがない。
高広が「大丈夫か」と言ってくれたけど・・・・大丈夫じゃない。だけど大丈夫としか言えない・・。
高広も皆も”今日”に戻ったら、私が「カラダ探し」を頼まれたことを知らない。
明日香は、高広のいない、頼る者のいない「カラダ探し」が恐くてたまらなかった。




深夜12時。
それは始まった。




制服で夜の学校に飛ばされると、そこには自分と日菜子、そして遥と、小川君と中島君、それから武司がいた。
私は、前回の「カラダ探し」のメンバーが一人でもいることに少し安堵して武司に駆け寄ったが、武司は自失状態で意識があるのかないのか、微動だにしなかったし、呼びかけにも何の反応もなかった。
あゆみちゃんの死のショックで、生きていることを放棄しているようだった。


遥がメンバーを見渡して「乱暴者に、性根が腐った奴に、トロイ奴、気分屋に・・・明日香。最悪ね、よほどカラダを見つけてほしくないみたい」と言い切った。
自分が「頼む側」に回った事のある遥なので、説得力があるように思えた。








そして、学校の生徒玄関の扉が開く。
と同時に遥が「行くわよ明日香!香山さん!あなた達は今日は死んでもいいから好きにしてなさい、私達3人でやるから!」と声を上げると、大急ぎで学校に飛び込んで行ったので、明日香と日菜子はわけもわからず遥に着いて走った。

明日香は走りながら、先を走る遥を呼び止めようと声をかけた。
「遥待って、西棟から探すの?計画をたてないと・・・」

だけど遥は足を止めずに「あなたどこまでバカなの!?探す場所なんて決まってるでしょ。最初は工業棟。遠くからホールに近付かないと後が大変じゃない。その調子じゃ香山さんにもろくな説明をしてなさそうね、期待はしてないけど、少しは役に立ってよね!!」と言う。
明日香は、遥の口調はキツイが、惨殺されるという命掛けのギリギリの行動に臨む今、その遥の知識と機転とリーダーシップに文句は言えなかった。


3人が階段の踊り場に差し掛かったとき、「校内放送」が始まった。
遥は足を止めて、2人に的確に指示を飛ばす。
「来たわね!『赤い人』の場所次第じゃ探す場所を変えるわよ!」


だが、「校内放送」は遥と明日香の予想を越えていた。
声が途切れ途切れで、『赤い人』が出現したことがわかるだけで、肝心の場所が聞き取れないのだ!!!
「カラダ探し」において「校内放送」は、最大と言っていいほどに重要な情報で、それによって行動が決まった。
それが、聞こえないのだ・・・!!!











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