まんがパウチ (レビュー・ネタバレ)

漫画の絵とストーリーを、真空パウチするように書きとめました。
【ファイアパンチ】【カラダ探し】など

カラダ探し 最終章 37話「六日目⑤・カラダ探しが終わる」

2017年08月10日 | カラダ探し 最終章

明日香のいる準備室のドアの前で立ち止まった『赤い人』は、ドアを開けて入ってきた。
美紀が言っていた”黒い人”の臭いが、『赤い人』をおびき寄せたのかもしれない。




逃げ場もなく、明日香は『赤い人』に抱きつかれたが、記憶の為に、ここで諦めるわけにはいかなかった。
近くにあったペンチを手に取った明日香は、美子の血まみれの小さな手を力いっぱいに突いたが、何も感じないのかビクともせずに歌を歌い続けている。




万事休す・・・。明日香は目を閉じて美雪に謝った。
(美雪・・・頼まれていたのに・・・ごめん・・・)
歌の最後に差し掛かった時、不意に背中が軽くなり、『赤い人』がフッと消えた。




中島君が、ギリギリまで遠くに移動してから、明日香を助ける為に自分の意思で振り返ってくれたのだ。
「オレはゴミじゃない」というのが、中島君の最後の言葉だった。





明日香は、準備室から飛び出した。
中島君ありがとう、必ず終わらせるから!!それが中島君の協力に応える事だと確信した。
その時、遥の「見つけたぁっ!!!!」という叫び号にも似た声が校舎内に響き渡った。
遥か「左胸」を棺桶へ、誰かが先に見つけておいた「右胸」を棺桶に収めるだけ!!!


明日香は、工業棟1階を探している日菜子と小川君を呼び戻して、3人で「右胸」を納めに向かった。
駆け寄った日菜子が「明日香・・・これで『カラダ探し』は終わるんだよね・・・?」と不安気に聞かれた時、明日香は「うん!終わるよ!!皆で納めよう!」と励ました。
その時の日菜子の表情に、それ以外の感情がある事など、この時の明日香に気づくわけもなかった。




だけど・・・!!3人の行く手に『赤い人』が立ち塞がった。3人共もう振り返る事も出来ない。
小川君が「大丈夫!!僕が時間を稼ぐから、二人はホールへ!!!」と二人の前に出て、廊下の真ん中で『赤い人』をにらみながら仁王立ちになった。
「来い!!」と言って小川君は、わざと自分の体に『赤い人』を抱き着かせた。

誰かが犠牲にならないと終われない・・・。
明日香と日菜子は「わかった!」と答えると、その気持ちを無駄にしないよう必死で走った。
そして、前回の『カラダ探し』でしたように、明日香が2階からカラダをホールへ落とし、日菜子がホールでそれを受け取る方法を提案して、日菜子と別れた。

明日香が、右胸を持ってホールを覗き込むが、先に行ったはずの日菜子がいなかった。
かわりに先にホールへ到着していた遥が、「私が納めるから投げて!」と受け取ってくれた。
背後で、『赤い人』が発狂した声と、小川君の断末魔が聞こえたが、これで『カラダ探し』は終わった。終わったのだ。




放心状態の明日香に、校内放送が聞こえる。
「カラダが集まり・・ました。皆さんありがとうございました・・・」

明日香はホッとして遥や日菜子の待つホールへと向かったが、遥は沈み込んだ様子で突っ立っていて、その手は血で真っ赤に染まっている。




校内放送が告げる。
「今から終了処理を行います。香山日菜子死亡、消去」
そのセリフに驚いて振り返ると、日菜子がホールの椅子に座った状態で死んでいた。
 




何が起きたのかわからなかった。けど、この後すぐ知る事になる。
遥と日菜子の二人だけの約束、そして『カラダ探し』に私達を選んだ村田幸恵の悪意の真意を。
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