鈴木智香子の『この曲が聴きたい!!』 = A Song A Day =

その日の気分や季節柄に合わせて、ジャンルを問わず、とっておきの音楽をご紹介します。

アル・ジャロウ Glow(1974)

2017年02月13日 | 日記
 
全快と復帰を祈っていましたが…どうぞ安らかに。

先日も、出演したジャズのライブハウスで、アル・ジャロウのアルバムが店内のBGMとして偶然掛かったときに、私より2世代上の先輩ミュージシャンが「これ、昔よく聴いてたな。懐かしいな。」と言ってました。

きっと各世代に、それぞれのアル・ジャロウの音楽がありますね。

この人は、ジャズとポップの間を行き来するバランスが絶妙なシンガーで、難解でパーソナル(分かる奴だけ分かればいい、みたいな)になってしまいがちなジャズヴォーカルを、ギリッギリのところで商業的にも価値を持たせ、一般大衆リスナーに上質な作品を届ける名手でした。

だから、私のようなポップスから聴き始めたリスナーでも、少し背伸びをすれば彼の音楽が楽しめた。そして、本格的なジャズの世界に誘(いざな)う架け橋になってくれました。

そして特にこの下の曲のような、サウンドと(前に出過ぎてない)ヴォイスが絶妙な均衡を保った、抑制の効いたメロウな曲が私は好きでした(世代的には少し古いけど)。

ディキシーランド、R&B、モータウン…そこから、ブラックミュージックこんなところまで来たんだよ?って思うと、彼の作品群はまさに偉業の数々ですね。(しかも、1974年の時点でこのレベルかぁ。今のミュージシャン、何したらいいんだろね?)

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