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東北新幹線の放射線量

2011-09-18 00:33:05 | Weblog
東北新幹線の車内の放射線量を測った。
1回目は、2011年6月27日で、
大宮から仙台まで東北新幹線に乗ったとき、
郡山駅~福島駅で、放射線量計に変化があった。

2回目は、2011年9月3日で、
大宮から八戸まで東北新幹線に乗ったとき、
福島駅付近で、放射線量計に変化があった。

東北新幹線「はやて」。東京駅。2011年1月。

福島第一原発の災害が発生する2か月前の写真。

東北新幹線の車内の放射線量を測った1回目の2011年6月27日は、
南相馬市の災害ボランティア活動のために仙台へ行った。
常磐線が津波と原発事故の汚染で、不通だったから、
南相馬市へ行くには、いったん、仙台まで行ってから南下した。
常磐線の一部と、代行バスで南相馬市へ行くことができた。

その東北新幹線で、大宮から仙台へ向かったとき、
放射線量計を東側の窓辺において、外を眺めていた。

すると、郡山駅~福島駅で、放射線量計に変化があった。
0.32マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]だった。2011年6月27日。

あわてて撮れたのは、0.27マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。

初めて見る大きな値に、ドキドキした。
これまで、松本でも、安曇野でも、ビーナスラインでも、
0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]を超えることはなかった。

東北新幹線の仙台、福島、郡山、宇都宮、大宮の各駅で下車して、
放射線量を測定してみることにした。2011年6月27日、30日。
そして、各駅での放射線量は、
「東日本の放射線量」として、2011年7月17日に記載した。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/ed8589bc402cdd20f68eb5f5e8f64835

東北新幹線の各駅の放射線量。2011年6月27日、30日。
単位はマイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。

東北新幹線の駅で、福島駅-東が、
2.46マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]と、一番高かった。

しかし、
「東北新幹線の車内の放射線量」
については、書けなかった。

なぜなら、東北新幹線の気密性は高いはずだ。
それに、東北新幹線は高架を走る。地表を走っていない。
地表よりも高くなれば、なるほど、放射線量は減少する。

そして、東北新幹線は、福島駅を速いスピードで通り過ぎると、
再び、0.19マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]以下にもどった。
なにごともなかったように。

だから、
東北新幹線の車内で、0.27マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]とは、
なにかの、まちがいだろう? とも思った。
多くの人が、毎日利用している東北新幹線だ。
安全・安心だと思った。

東北新幹線の高架の写真がある。福島駅-東で。

右の電車はローカル線、地表から盛り土した上を走る。
そして、東北新幹線は、奥に見える高架を走るから、地上10メートルか。

放射線量計は、ガードレールの下に置いた。2011年6月30日。
そして、放射線量は、2.46マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]だった。

東北新幹線の車内の放射線量を測った2回目は、2011年9月3日で、
1回目の2011年6月27日から2ヶ月たっている。
東北新幹線で、大宮から八戸へ行ったときである。

窓辺に放射線量計を置いて、今度は、カメラを持って、構えた。
気密性が高く、しかも高架を走る東北新幹線の車内で、
はたして、高い放射線量を示すのだろうか?

高い放射線量は、なんかのまちがいだろうか?
時間とともに、放射線量が少なくなっていることもある?

そして、福島駅付近になった。

0.36マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]。2011年9月3日。

やはりだ。
2011年6月27日と2011年9月3日と、
2度も高かったから、東北新幹線の車内でも、
福島駅付近では、放射線量が高くなるのは、まちがいない。
簡易の放射線量計であっても、放射線量が高い、低いの差は、ちゃんとでる。

日本は汚染されていることを、覚悟しなければならないが、
東北新幹線の放射線量は、
「健康に影響するレベルではない」
とする、検査結果と公式の発表があるのだろうか?

東北新幹線」のほかに、福島は「東北自動車道」も走っている。
東北新幹線も東北自動車道も、日本の交通網の大動脈だが、
安全・安心であることの確認ができているのだろうか?

つぎの、Public Health Agency of Canada(カナダ公衆衛生機関)と、
U.S. DEPARTMENT OF ENERGY(米国エネルギー省)にデーターがある。

カナダの公衆衛生機関(Public Health Agency of Canada)は、
日本に旅行するカナダ人に対して、
福島第一原発から半径30キロ以内の立ち入りを禁じているが、
東北自動車道も、東北新幹線の使用も安全としている。
In addition, using the Tohoku Expressway and
the Tohoku Shinkansen Railway is safe.
http://www.phac-aspc.gc.ca/tmp-pmv/thn-csv/japnuc-eng.php

東北新幹線の車内の放射線量を、米国エネルギー省が公表している。
仙台から東京へ乗客として乗って放射線量を測定した。2011年5月3日。
http://energy.gov/situation-japan-updated-051311

右図から、
仙台、0.063マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
福島、0.44マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
郡山、0.52マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
新白河、0.40マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
那須塩原、0.46マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
宇都宮、0.047マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
大宮、0.069マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
東京、0.07マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、とある。

中央のグラフは、横軸が時間、縦軸が放射線量で、
福島駅に近づくと、0.07マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
福島駅に停車中は、0.04マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
福島駅を離れると、0.07マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
トンネルに入ると、0.01マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]以下、
と、変動していることを示している。

左図には、仙台から東京まで片道2時間半の被曝量は、
0.40マイクロ・シーベルト[μSv]とある。

そして、東北新幹線をつぎのように評価している。
米軍の基地や施設で、健康に問題がない被曝量を、
0.32マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]としているが、
福島は、0.44マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]だから、
健康に問題がない被曝量、0.32マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]
を超えている。

郡山も、0.52マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
新白河も、0.40マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
那須塩原も、0.46マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
で、健康に問題がない被曝量を超えている。

ここで、なぜ仙台から東京へ行く、上りの東北新幹線で、
放射線量を測ったのか? 考えてみた。
東京から仙台の、下りの東北新幹線ではなかったのか?
東京を基点にしたほうが自然だが、そうしなかったわけは?

それは、福島第一原発◎が、東北新幹線の東側にあるから。
仙台から東京の上りの東北新幹線は東側で、下りは西側を走る。
上下の東北新幹線がすれちがっても、上りはいつも東側にある。
3秒に1回、放射線量を測っているから、
上下がすれちがっても、下りにじゃまされることがない、
と、推測した。
上り、下りで測って、安定した方を選んでいると思うが?

さきに、東北新幹線の各駅の放射線量の表を示した。
郡山駅-東口と郡山駅-西口の放射線量を比べてみる。
郡山駅-東口は、1.74~0.99マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]で、
郡山駅-西口は、0.99~0.41マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]だった。
郡山駅-東口の方が、郡山駅-西口よりも高い。
このことからも、福島第一原発よりの東側が高い放射線量となる。

東北新幹線の車内の放射線量は、福島県と、栃木県の北部では、
アメリカが、健康に問題がないとした被曝量、
0.32マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]を超える。
汚染されていることを、覚悟しなければならない。

米国エネルギー省(U.S. DEPARTMENT OF ENERGY)の発表は、
英文だけではなく、日本文もあっていいと思う。
日本旅行で訪れたり、滞在するアメリカ人よりも、
東北新幹線に乗ったり、住んでいる日本人のほうが、
はるかに多いから。


東北新幹線の放射線量が、
福島駅付近で高くなったことがきっかけとなって、
福島駅で降りて、福島市の放射線量を測った。結果は、
福島市の放射線量」として、2011年9月11日に記載した。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/f6427ef824f387fce8ed19399f00f7cf

福島県庁で2.56マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]、
阿武隈川にかかる天神橋の西では、
3.18マイクロ・シーベルト毎時[μSv/h]だった。

しかし、福島市は、避難指定地域にするほど高くない、
という結果と結論がでているのだろうと思う。
そうでないと、
福島市民は、避難しなければならない。
そうなると、福島県がつぶれてしまう。

放射線測定車、あおぞら号。福島県庁で。2011年9月6日。

北海道原子力環境センターの放射線測定車もあった。

そして、放射線量を測っていると、3人が話しかけてきた。
新聞記者、東京からの女性、福島の男性である。
健康への影響、安心・安全、これからの生活に、
不安を抱いている。国民の「生の声」である。

福島の再生なくして、日本の再生はない」
野田首相が、2011年9月8日に福島県庁を訪れたときの言葉である。

福島市民が避難しなければならない、
となれば、福島県がつぶれてしまう。
東北新幹線も東北道も使用できない、
となれば、日本の交通網がマヒする。

「原爆のつぎに原発」、2011年8月7日、
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/c40114f3bd36dac9c0d3157280c09242
にみまわれた日本だが、
福島県をつぶすわけにはいかない、
日本の交通網をマヒさせるわけにはいかない。

「日本の最大の危機」に挑む決意、
「福島の再生なくして、日本の再生はない」
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