昔乙女たちの裁縫教室

TANAKA師匠の教室に通う昔乙女の 教室レポートと裁縫日記

5月27日 徒労か勉強か

2017-05-27 | 日めくり雑記
一度も袖を通したことがないと思われる
袷(あわせ)の着物をほどきました。

真っ白な裏布がいっぱいあり、
シミもなく美しい光沢を放っています。
いつもなら裏地は、ほどきながら
ゴミ箱に投げ込むのですが
今回は丁寧にほどいて糸くずをとり
洗って再利用してみることにしました。

上手くいかなければそれはそれでと、
さっそくブラウスつくりの準備です。

白いブラウスなんて初めて作ります。
しかも正絹です。
できるだけシンプルに、
パーツを少なくと、
前後身ごろだけのフレンチ袖にしました。

完成を楽しみに、型紙を作り、
ゆがみやすい生地を慎重に裁断しました。

反物幅を横につないでの作業は大変。
最初は肩線がおしゃれな形だったけど、
途中で簡単なデザインに変更し、
前身ごろの型紙を作り直して
裁断からやり直し。

襟も最初のデザインが手におえず
バイアステープを作って被り襟に。
すると、こんどは頭が入らないので
「若干」広めに広げて・・・・と。
そう、頑張ったけど


ここまででギブアップしました。
出来上がりの形が見えてきて、
透けて見える縫い代、開きの広い襟は
縫い続ける意欲を喪失させたのです。
裏地は結局ゴミ箱に。

「徒労」だったのか「勉強」にはなったのか。
「上手くいかなければそれはそれで」
と思っていたはずなのに、
どっと疲れが出ました。
ただ、現在の自分の技術では
二度と裏地には手を出してはいけない
ということはしっかり学習したのでした。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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