「何を写しているんですか?」と聞いてみると、「雲を写しているんですよ。きょうはとっても雲が綺麗ですから!」今から10年以上も前のことになるかな? 四国の三嶺山に登る途中での、ある登山者との会話です。私も、その時以来、空に浮かぶ雲の形に興味を持つようになりました。考えてみれば、(考えなくてもわかることですが)空に浮かぶ雲の形というものは一瞬たりとも全く同じ形というものがないわけですね。そういう意味で、まさに自然の素晴らしい芸術だと思います。そういった視点で、ぼんやりと空を眺めてみるのもまた楽しものです。
子犬が吠えている形に見えたので写してみました。 が、カメラを探している間にすでに少し形が変わっていました。