むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

日本に一時帰国でショック--洋販倒産でフランス雑誌が入手できない!

2008-10-02 22:33:25 | 世界の政治・社会情勢
こないだの日本一時帰国で、ちょっとショックだったことが、フランス雑誌が軒並み店頭から消えていたこと。最初紀伊国屋新宿南店に行って「支障により入荷できません」みたいな張り紙があったので、店員に何事と尋ねたところ、「洋販が7月下旬につぶれて、すぐに手当てができない」とのこと。米英の主要雑誌は紀伊国屋とか丸善などは独自に仕入れていたから入るが、需要が少なめのフランスやドイツの雑誌は、洋販が一手に引き受けていたため、その倒産で途端に店頭に並ばなくなったらしい。
時事週刊誌の Le Point, L'Express, Le Nouvel Observateur あたりは、台湾でも手に入るからいいのだが、台湾ではどういうわけか売られていないのでいつも日本で買っている Le Monde Diplomatique, Courrier International, Marianne, Le Canard Enchaine などがないのは痛い!うーん、そういう意味では左派系が全滅だな。フランスの左派言論って、中国にもきわめて厳しいので好きなんだが。
紀伊国屋あたりが元締めになって、早く復活してくれ。といっても、次回の一時帰国は2月あたりだろうけど。

あと、紀伊国屋で気づいたのが、米国のペーパーバックの値段が以前よりも安くなっていて、送料を考えればアマゾン米国に注文するよりも、店頭で買ったほうがお得かも、という値段になっていた。
これだけネット書店が発達すると、書店も値引きしないとやっていないわな。てか日本の輸入書籍ってすべて異常に高すぎる気がする。特に、中国書なんて人民元=40円って、どんなレートだよ!いまだに香港経由なのか。

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