むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

「世界で津波の危険性が高い原発」、日本と台湾に集中!

2011-04-01 18:21:32 | 世界の政治・社会情勢
台湾の自由時報が3月26日付け一面トップで、WSJを転電で世界原子力協会(World Nuclear Association)の調査報告を伝えたところによれば、「世界で最も地震と津波の危険がある原発反応炉」として14基を選定、そのすべてが日本と台湾に集中していたという。
日本が浜岡、美浜、もんじゅ、敦賀、志賀の10の反応路で、いずれも海岸線から1.6km以内にあり、地震および津波の双方のリスクにさらされているという。
http://www.libertytimes.com.tw/2011/new/mar/26/today-t1.htm


しかし、世界原子力協会津波がなければ大丈夫」みたいな能天気が主張だな。
東電がいみじくも「想定外」といったように、想定していない事故や災害がいつなんどき起こるかわからない。
しかも火力や水力なら、爆発やダム決壊があっても、犠牲や被害はそのときだけで済む。だが原発の場合は下手したら、半径何十km以上にわたって、何十年・何百年以上にわたって人が住めなくなる。
ロシアみたいに広大かつ人がすまない土地があるならいいかもしれない。しかし日本では福島原発が駄目になっただけで東京まで被害が及ぶ。

「電力不足」などという嘘を組み立てて、短期的な経済利益に目がくらんで、日本の国民と自然を長年にわたって犠牲にしてもかまわないという原発推進派はもはや国賊というべきだろう。

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