むじな@台湾よろず批評ブログ

台湾政治、台湾語、国際政治情勢、アラブポップスなどについて批評

「日本語」「中国語」「びん南語」という呼称があるように、台湾の大多数の母語を「台湾語」と呼ぶのは慣例

2009-04-21 17:17:12 | 台湾言語・族群
makotoという、台湾語ができもしない人間(おそらくシナ人)が、しきりに「台湾語」という呼称に噛み付くレスを書いている。保留にしているのだが、記事を建ててまとめて教示してあげよう。
(久しぶりに台湾語プロパーに関する話題なのでワクワク)

まず、「言語の名称」というのは、その地域や国家において、最大多数派のエスニシティの母語をその地域や国家の名称を関して呼ぶのが慣例になっている。
だから、日本にはヤマト民族以外の民族の母語が存在しているにもかかわらず(アイヌ語、琉球語、ボニンクレオール、ウイルタ語、ニブヒ語、朝鮮語など)、ヤマト民族の東京方言を中心としたものを「日本語」と呼ぶ。
以下、イングランド語も死滅したとはいえコーンウォール語やマン語を無視しているし、フランス語はオイル語のフランシアン方言イルドフランス次方言を指すもので、オイル系のピカール語やオック諸語やバスク語やコルス語やアルザス語を無視していることになるし、北京官話を「中国語」と呼ぶのも55の少数民族はじめ漢族諸語の多様性も無視しているといえる。

また、「びん南語」という言い方も、実は福建省南部にはシェー語、ハッカ語、官話などが存在することを無視するもの。びん南地域は、びん南語だけじゃない。だったら、びん南語と呼ばれている言葉はなんといったらいいのか?>makotoへ

>Unknown 2009-04-12 23:32:48 makoto 「台湾の声」台湾語表記の誤り ... 閲覧
(Tiong5--a2 tong3-soan2/ティォンカ゜ー トン スァン!)とは「台湾語」表記ではなく、「台湾語の中のホッロ(河洛)語」と表現したほうがいいと思います。

台湾語は、狭義にいえばホーロー(Ho7-lo2)語のことだが、それをホッロというのはハッカ語による他称であり、間違い。まして、君は河洛などという字を当てているが、ホーローという名称の語源は、50年代の「台北文物」で議論されたように、おそらく漢族からみた福建の先住民に対する別称で、ケモノ扁に豪、それからケモノ扁に老に由来していると見られるので、黄河や洛陽はまったく関係ない。
ホッロとか河洛などと書いている君こそ、ホーロー語がまったくできもしないで、あてずっぽうで書いていることが、暴露されている。

>Unknown 2009-04-12 23:47:09 makoto 馬英九はいっそのこと上達しない... 閲覧
>皆様の文章の中の「台湾語」を、ミンナン語か、ホッロ語に書き直したほうがいいと思います。

「閩」は日本語漢字音では、「ビン」であって、ミンなどと読みません。日本語の発音に中国語を持ち込まないでくれる?w 
それに、びん南地域にはハッカ語やシェー語なども存在する多言語地域なんで、びん南語というのも、びん南地域に存在するハッカ語を無視していることになりますねwww。
また、ホッロ語というのは、ハッカ語による他称であり、台湾語自身ではホーロー話(Ho7-lo2-oe7)と呼ぶ。

あんた、何もわかっていないじゃん。

>差別撤廃の表現として、台湾で普及しているまたは台湾特有の全ての言語を包括して台湾語と呼ぶべきだと提唱している人もいるから。本当の台湾語とは客家語や先住民語などが含まれる。

それをいうなら、「びん南語」というのも、びん南地域に存在するハッカ語やシェー語や官話の存在を無視していることになってしまうんだが!

それに、差別撤廃というなら、あなたが書いている「日本語」だって、アイヌ語や琉球語やボニン語も含めるべきだから、日本語といわずに「ヤマト語」というべきことになるしね。英語とかフランス語なんて呼称も使っちゃだめ!

>台湾語の歴史と、標準中国語である北方語(北京語、 Mandarin)との相互関係は複雑で、常に議論の的になっている。

だから、君みたいに台湾語を知らない素人が、憶測で間違ったことを言っちゃだめなんだってば!w

>台湾語をどう呼ぶかという呼称すらも議論の対象となっている。

しかし、ハッカ人や原住民や外省人の多くも、日常的には、ホーロー語のことを「台湾話」「台語」と呼んでいるんであってね。辞書などもおおむね台湾語Taiwaneseと表記されている。

>一部の者は、台湾語という呼称は、北京語、客家語、台湾原住民族語等のその他の言語の存在を過少評価する印象を与えるとして、反対している。そういう人たちの多くは、これを中国福建省で使われる言語の変種だとする観点から、閩南語、又は福建語 (Hokkien) という呼称の方が良いと主張する。しかし、福建省では客家語やショー語など異なる言語も存在するので、閩南語という呼称もまた福建省の多様性を無視するものとなっている。

わかっているなら、どうして「ミンナン語としろ」なんていうんだ?www

>一方で、台湾は中国ではないとする観点から、閩南語、福建語という呼称は適切ではないとして、また台湾の他の言語集団にも配慮して、より中立的な名称としてホーロー語、あるいは台湾ホーロー語と呼ぶことが増えている。

それは言語学の学問的議論の場合。日常的にはハッカ人だって普通に「kong2 Tai5-gi2」っていっているし。

言語の一般名称というのは、日常的に広まるもの。

まして台湾語もハッカ語も知らない君に指図されるいわれなどない。

>Unknown 2009-04-13 00:02:21 makoto 台湾の言語状況とその展望 閲覧
>台湾語はホーロー人にしかできず、客家語は客家人にしかできない←こういう表現はおかしいと思わない?客家人の言葉は客家語というなら、どうして、ホーロー人の言葉は「台湾語」といって、「ホーロー語」といわないの?

ハッカ語は少数言語だからエスニック集団の名称と言語名は一致する。
それはアイヌ語・アイヌ人というのと同じ。
しかし、多数エスニック集団の名称と言語名称は一致しない。
たとえば、日本語と日本人は一致しない。日本語を母語とするのは、本来はヤマト民族であって、日本人という場合はヤマト民族をはじめとしたすべての日本国民を指すから。
「ヤマト民族は日本語しかできない」「フランシアン人はフランス語しかできない」と普通いう。言語名称と、エスニック集団の名称が異なることがあるのは、当然。
台湾語が台湾住民の75%の母語であるという事実は無視するの?数の違いを無視したら、1人1票原則の民主主義も成り立たない。

もし少数言語が、多数言語と同じ力があるというなら、多数言語を使う個々人にとってこれほど不公平なことはないよ。

台湾語が多数派であることと、ハッカ語や原住民諸語が尊重されなければならないということは、矛盾対立せずに、十分両立する話。現実にホーロー人はハッカ語や原住民諸語を圧迫していない。台湾の言語的多様性を圧迫してきたのは、日本であり、中国国民党といった、外来政権だ。
君が中国人ないしは日本人なら、そうした責任を無視して、台湾人内部の問題に干渉すべきではない。

台湾語を台湾語と呼ぶことに外部の人間がケチをつけることは、日本ないしは中国の台湾侵略を正当化することにつながる。君も台湾にとっては部外者なのだから、慎重になるべきだ。

>Unknown 2009-04-13 00:21:24 makoto 自由時報が台湾語文の投書を歓迎 閲覧
>その「台湾語の投稿」というのは台湾一部の人の母語の「ほーろー語」かぎられている。

75%を「一部」というの?www普通は大多数というんだけど。
あなたの日本語はおかしいね。「一部」というのは、普通は2割にも満たない絶対的少数を指していう言葉。
だったら、日本においては日本語は一部、中国においては中国語は一部、フランスにおいてはフランス語は一部だということになっちゃうねwww。

>自由時報の其のやり方は、台湾で生活している客家人と原住民の存在を無視していると思わない?

75%の言語を無視、圧迫して、たかだか13%に過ぎないシナ人侵略者の言語を押し付けたことのほうが、よっぽどおかしい。
75%が幅を利かせるのは、市場原理からみて当然。それがいけないというなら、13%に過ぎなかった北京語を押し付けたことはもっといけない。それに対する反省はないの?w

>Unknown 2009-04-13 00:24:03 makoto 自由時報が台湾語文の投書を歓迎 閲覧
>自由時報が、台湾語文、しかも漢羅(漢字・教会ローマ字交じりで、しかも声調符号も可)を積極的に載せるようになったことは、きわめて朗報だ。←それで、誰でもそれの意味をわかるの?

では聞くが、台湾でも3歳児は中文なんて読めないよ。新聞を読んで理解できるくらい漢字と語彙が習得できるのは、13歳以降だろう。つまり、中国語は台湾人の誰もが意味がわかるわけではない。
さらにいえば、戦前の台湾人は北京語文なんて理解できなかった。

そもそも、言語の読み書きは、生まれた時点で自然にできるのではなく、教育で教えられてはじめて習得できるもの。
台湾語は長い間圧迫されてきたから、少数の人しかできないのは当たり前。それは、圧迫してきたことが問題なんであって、現時点で「誰でも意味がわかる」ことを云々することは意味がないよ。
これから育つ世代がどうするかが問題なんだから。

君が言いたいことは、つまり北京語による言語覇権と台湾語弾圧政策を正当な前提としたうえで、台湾語の促進運動の頭を押さえつけようとする悪意ある主張でしかない。

確かに台湾人はあまり言語を重視していないから、台湾語の未来は明るくないだろう。
しかし、それは台湾人の問題であって、君みたいな外野が台湾語を知りもしないで、横からでしゃばって、台湾語バッシングをするのは感心しないな。

君こそ先に中華思想を反省して懺悔すべきじゃないの?中華思想がどれだけ20世紀のアジアで罪悪を働いたか、中国人がどれだけアジアで嫌われているか、東南アジアのマレー系やベトナム人やチベット人に聞いてごらん。
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
ホーロー語 ホーロー人 エスニック集団 台湾の言語 ミンナン語 中国国民党 チベット人 ベトナム人 台湾原住民族 イングランド語 コーンウォール語 アルザス語 エスニシティ
コメント (8) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 中国の「発展」が... | トップ | 「柯三が怒って... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
失礼 (Unknown)
2009-04-22 08:29:40
失礼。スレ違いでした。

-------------------------
あ、もしかしたら言語名の"(u) Corsu"から「コルス語」としたのかもしれませんが、それなら「フランセ語」とか「イタリアーノ語」とすべきということ? ヨーロッパの言語については「国・地域名+語」とするのが慣習なのだから、やはり"(u) Corsu"から「コルス語」としたという理屈は通らない。もっとも、「ブルトン語」は「ブルターニュ語」よりも一般的になってますが、これはフランス語(パリ)の視点が持ち込まれただけで、本来なら「ブルターニュ語」(「ブルターニュ」という地域として知られているので混乱はない)あるいは「ブレイス語」とすべき。
Unknown (むじをち)
2009-04-22 10:01:15
関係ないけど、先週テレ朝でやってた「川島芳子は生きていた」とかいう特集で、満州族の人がでてきて、これ以上はこの国では言えないとか言ってたのがおもしろかった。
あと、山口淑子が冷たかったのもw
観る機会などあったらまた何か書いてください。
あなた自分だけが知っていて私が無知だと思っていない? (むじな・本人)
2009-04-22 14:26:15
>あ、もしかしたら言語名の"(u) Corsu"から「コルス語」としたのかもしれませんが、それなら「フランセ語」とか「イタリアーノ語」とすべきということ? ヨーロッパの言語については「国・地域名+語」とするのが慣習なのだから、やはり"(u) Corsu"から「コルス語」としたという理屈は通らない。


社会言語学の論文などでは、コルス語、コルソウ語という表記も多く見かけるし、この言語については、日本では社会言語学者でもない限り取り上げるわけがないので、それが慣例となっている。

コルソウ語のほうが良かったかもね。コルス語だとフランス語の地名から取ったように受け取られかねないし。


>もっとも、「ブルトン語」は「ブルターニュ語」よりも一般的になってますが、これはフランス語(パリ)の視点が持ち込まれただけで、本来なら「ブルターニュ語」(「ブルターニュ」という地域として知られているので混乱はない)あるいは「ブレイス語」とすべき。


私はブレイス語については、書き漏らしてしまったよ。
書き忘れなかったら、ブレイス語と書いていたよ、当然。


で、あんた偉そうにいっているが、私はあなたが言いたいことなどとっくに常識だがw。
中国語の台湾方言 (99)
2009-04-25 10:17:48
と言う表現が朝日新聞にあり、「台湾語」でしょ?と言っておきました。
始めまして。
Unknown (むじな・本人)
2009-04-28 03:36:39
>中国語の台湾方言 (99)
>2009-04-25 10:17:48

>と言う表現が朝日新聞にあり、「台湾語」でしょ?と言っておきました。
始めまして。

これ、前後の文脈がわからないが、あくまでも「北京官話の台湾方言」=台湾華語という意味で使ったのかも知れないよ。

普通、日本語で「中国語」といえば、北京官話を指すものだからね。
makoto, siam2 lah! (mujina pun-lang)
2009-04-28 03:37:54
u chit-chiah ka-ti ho-cho Hak-ka-ngin e cheng-seN, leh cho ham-bin, kong siau-oe, goa bo-ai chhap--i. in-ui i kun-pun to bo khi-ma e le-mau kap le-sou, chhin-chhiu chit-koa goa-seng-a hit-chiong e.
言葉足らずでした (99)
2009-05-03 19:54:23
米粉をビーフンと言うのは台湾方言だと言っていたのです。ビーフンは昔からの台湾語であって、北京語ではありませんよね
Unknown (むじな・本人)
2009-05-04 18:02:53
>米粉をビーフンと言うのは台湾方言だと言っていたのです。ビーフンは昔からの台湾語であって、北京語ではありませんよね

最初からこういう例をいえばいいのにね。

あなたは日本にいて朝日新聞を読んでいるのが当たり前だろうけど、こちらは海外にいるのは、朝日がどういう記事を書いているか知らないからな。

それはあなたの言うとおり。ちゃんと抗議したのは正しいが、ただし「読者センター」では意味ないよ。直接、その記者と、それ以上にデスクを探して言わないと。
読者センターは単なる苦情処理であって、意見は伝わらないからね。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。
 ※ 
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。

あわせて読む