越南はファッションまで中国のものを取り入れているほど文化センスが中華そのもので、武侠ドラマなど中国のものがどっさり入ってきて、そのうち「併合」されるんじゃないかという勢いだが、最後の防波堤というか、越南人の民族意識は「われわれは中国とは違う」という意識(というかそういう意識だけ)を確固として持たなければ、中国に飲み込まれてしまいかねない。しかも越南は「日本」が見えていない、まだまだ理解できない遠い存在なだけに、台湾のように日本を中国の魔の手からの防波堤に選ぶことはできない。
しかしそれだけではない。今回滞在中に面白いことに気づいた。
越南は言わずと知れた共産党一党独裁国家である。中国や北朝鮮のように形だけの「民主党派」もなく、本当に一党しかない。
だが、そのままでは、民族意識があっても中国の攻勢に対抗できないと考えたのかは知らないが、越南滞在中、現地でテレビや新聞を見ていると、中国よりは国際情報への統制は甘く、むしろ国際協調を重視しているかのように見えた。
それから私の滞在中に、越南の国家主席の張進創(チュン・タン・サン)氏が韓国を訪問したり、韓国との経済会議を開いたり、東南アジア運動大会SEAの模様が連日報道されたりしていた。
少なくとも英字紙の報道では、シリアのアサド政権にも批判的な調子が目立った。
中部の都市ダナンでは市長が進歩的で、先進国にならった環境政策を実施しているとか。何より中国では曲の多くが禁止されたという、レディ・ガガもここでは自由なようだった。
これは、国際協調に傾斜することで中国の浸透への対抗策、防波堤にしようという戦略なんだろうね。
日本では左派を中心に反対の声が強いTPPについても、越南はシンガポールや台湾と並んで積極的。
北朝鮮は無視されて韓国重視だし、ロシアとのつながりはそれなりに維持されているようだが、どうみても外交路線は西側寄り、右寄りになっている。
それはそうと、共産党独裁ながら、中国への牽制から、国際協調を求めている越南。
まだまだ日本の影響が少ないのを見ると、今後日本は越南に戦略的にコミットしていく必要性を感じた。
ただ、おそらくだが、越南にかかわる日本企業や政府の人間の多くは、越南が中華世界の越南じゃなく、ベトナムという東南アジアの国と思い込んで接しているように思える。
だから、内心では中国をにらんだ戦略的な動きをしている越南の動きがいまひとつ読めず、戦略的にコミットしていないように思われる。だからこそそれが日本の影の薄さになっているんだと思う。
もちろん越南はまだまだ発展レベルが低く、中華的センスだから、日本が入り込むのは苦労するとは思う。
しかも、現在の越南政府は建前では対中融和なので、これを表だって主張すべきではない。それも含めて戦略的な思考と姿勢が必要だ。
しかし、表向きはともかく越南の政府と民間はいずれも本音では、中国を牽制したくてしょうがないし、その意味では地域大国の日本の役割の重要性は知っている。
今回何人か接触した結果、越南人もうまく教育すれば、けっこう使える人たちだと思った。あの段階と水準でも、けっこうシャープで賢く論理的な人が知識人にいた。ある意味では現状の台湾人よりもよほど使える。台湾人はマレー系が強く、騙されやすいが、教育しづらいところがある。
その点では越南人はシナ人の良い所を受け継いでいて、利発で論理的、だから教育もしやすいはずだ。
しかしそれだけではない。今回滞在中に面白いことに気づいた。
越南は言わずと知れた共産党一党独裁国家である。中国や北朝鮮のように形だけの「民主党派」もなく、本当に一党しかない。
だが、そのままでは、民族意識があっても中国の攻勢に対抗できないと考えたのかは知らないが、越南滞在中、現地でテレビや新聞を見ていると、中国よりは国際情報への統制は甘く、むしろ国際協調を重視しているかのように見えた。
それから私の滞在中に、越南の国家主席の張進創(チュン・タン・サン)氏が韓国を訪問したり、韓国との経済会議を開いたり、東南アジア運動大会SEAの模様が連日報道されたりしていた。
少なくとも英字紙の報道では、シリアのアサド政権にも批判的な調子が目立った。
中部の都市ダナンでは市長が進歩的で、先進国にならった環境政策を実施しているとか。何より中国では曲の多くが禁止されたという、レディ・ガガもここでは自由なようだった。
これは、国際協調に傾斜することで中国の浸透への対抗策、防波堤にしようという戦略なんだろうね。
日本では左派を中心に反対の声が強いTPPについても、越南はシンガポールや台湾と並んで積極的。
北朝鮮は無視されて韓国重視だし、ロシアとのつながりはそれなりに維持されているようだが、どうみても外交路線は西側寄り、右寄りになっている。
それはそうと、共産党独裁ながら、中国への牽制から、国際協調を求めている越南。
まだまだ日本の影響が少ないのを見ると、今後日本は越南に戦略的にコミットしていく必要性を感じた。
ただ、おそらくだが、越南にかかわる日本企業や政府の人間の多くは、越南が中華世界の越南じゃなく、ベトナムという東南アジアの国と思い込んで接しているように思える。
だから、内心では中国をにらんだ戦略的な動きをしている越南の動きがいまひとつ読めず、戦略的にコミットしていないように思われる。だからこそそれが日本の影の薄さになっているんだと思う。
もちろん越南はまだまだ発展レベルが低く、中華的センスだから、日本が入り込むのは苦労するとは思う。
しかも、現在の越南政府は建前では対中融和なので、これを表だって主張すべきではない。それも含めて戦略的な思考と姿勢が必要だ。
しかし、表向きはともかく越南の政府と民間はいずれも本音では、中国を牽制したくてしょうがないし、その意味では地域大国の日本の役割の重要性は知っている。
今回何人か接触した結果、越南人もうまく教育すれば、けっこう使える人たちだと思った。あの段階と水準でも、けっこうシャープで賢く論理的な人が知識人にいた。ある意味では現状の台湾人よりもよほど使える。台湾人はマレー系が強く、騙されやすいが、教育しづらいところがある。
その点では越南人はシナ人の良い所を受け継いでいて、利発で論理的、だから教育もしやすいはずだ。










それは越南にかかわる日本人は南部に住んでる人が多いからというのもあるんじゃないですか?
越南南部は北部と違い漢化の歴史は300〜400年位で台湾と同じようなもんでしょう?
まあ、越南北部に住んでる日本人までもが(南部に住んでる人に影響されて?)越南が中華圏の一員だということを意識していない人が多いのかもしれませんが・・・