トーキング・マイノリティ

読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想

TFC55 全国ツアー2017

2017-10-31 21:40:26 | 音楽、TV、観劇
 10月27日、東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)で行われたTFC55のコンサートに行ってきた。TFC55とは東儀秀樹×古澤巌×cobaら3人組のユニットでメンバーは全員1959年生まれ、ユニット結成時は55歳だったことにちなんでいるそうだ。今年の全国ツアーの公式サイトもあり、ツアースケジュールに目を通すと、東北でのツアーは仙台が最初なのだ。 3年前の11月に行われ . . . 本文を読む
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人生タクシー 15/イラン

2017-10-26 22:10:39 | 映画
 DVDでだが、先日久しぶりにイラン映画を見た。監督ジャファル・パナヒ、代表作に『白い風船』『チャドルと生きる』『オフサイド・ガールズ』等がある。仙台で公開されたミニシアターでは、作品を次のように解説していた。―反体制的な活動を理由に、政府から“20年間の映画監督禁止令”を受けているイランの名匠ジャファル・パナヒ監督、待望の最新作。監督自らタクシー運転手に扮し、厳しい情報統 . . . 本文を読む
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衆議院選と知事選に想うこと

2017-10-23 21:40:04 | 世相(日本)
 昨日の宮城県では、第48回衆議院総選挙と県知事選が同時に行われた。宮城県選挙管理委員会の公式HPもあるが、これは「宮城県明るい選挙推進協議会」との共同サイトでもあるのだ。冗談みたいな“明るい選挙推進協議会”という名称には呆れるが、選管のネーミングは毎度ながらセンスがない。 選挙結果は事前の予想通り与党が3百を超える議席数を獲得、大勝した。尤も週刊現代だったと思うが、選挙前 . . . 本文を読む
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オーダーメイド・ベビー

2017-10-19 21:10:12 | 音楽、TV、観劇
 10月12日に放送されたNHK BS1『世界のドキュメンタリー』の「オーダーメイド・ベビー」は考えさせられた。生殖医療がここまで進んできたことに驚いた一般視聴者も多かっただろう。以下は番組サイトにある説明。 ―目の色から身長まで、親が望む特徴を備えた“理想の赤ちゃん”をカスタマイズ?生殖医療が飛躍的な進歩を遂げた結果、SFながらの現実が目前に。技術と倫理の境界を追う。 . . . 本文を読む
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家電の耐用年数…

2017-10-15 20:40:07 | 私的関連
 昨日、新しい冷蔵庫が自宅に届いた。我が家の冷蔵庫は平成8(1996)年1月の初売りで購入した家電だが、1週間ほど前から突然水漏れをするようになった。それまでは故障はもちろんトラブルも全くなかったのに、使い始めて21年9箇月目にしてお釈迦となったようだ。 1週間ちかく前の朝、冷蔵庫を開けたら床に水が溜まっていたため、始めはタッパーから水が漏れたでは?と思った。しかし、その日から毎日冷蔵庫内の床に水 . . . 本文を読む
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服従 その④

2017-10-09 21:10:29 | 読書/小説
その①、その②、その③の続き 一般に日本ではお堅い職業の典型と思われている大学教授だが、『服従』の主人公フランソワはそんなイメージとは対照的な教職者なのだ。シーズン毎に恋人がいて、教え子とも関係を持つ独身貴族。彼が独身なのは、両親の不幸な結婚生活と破綻が影響しているが、これは作者ウエルベック自身の生い立ちが反映されているのかもしれない。 いかに優雅な独身貴族を満喫していても、年を取れば健康上の問題 . . . 本文を読む
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服従 その③

2017-10-08 21:40:14 | 読書/小説
その①、その②の続き 佐藤優氏の友人であるイスラエル人は、イスラム国の現状も説明しており、話を要約するとこうだ。スンニ派に属するイスラム国にとって重要なのは、シーア派との党派闘争だ。当面、イスラム国がイラクとシリアで実効支配する地域からシーア派を放逐することが戦略的課題となる。 さらにイスラム国は、スンニ派内での覇権獲得に腐心している。パレスチナ自治政府のガザ地区で、同じスンニ派に属する過激派ハマ . . . 本文を読む
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服従 その②

2017-10-05 22:10:16 | 読書/小説
その①の続き 陣野俊史氏の書評だと単に“極右の候補者”となっているが、『服従』ではキチンとマリーヌ・ル・ペンの名が明記されており、実在の政治家が登場しているのだ。2022年のフランス大統領選の第一回投票で、移民排斥を訴える国民戦線のル・ペンとイスラム同胞党のアッベスが1位と2位になる。 そこで左派の社会党と保守・中道派のUMP(国民運動連合)は、ファシストよりはイスラム主義 . . . 本文を読む
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服従 その①

2017-10-04 21:40:04 | 読書/小説
 穏健派にせよ、もしイスラム政党党首が大統領選で勝利、フランス大統領になったならば?そんな衝撃的な設定の近未来小説『服従』(ミシェル・ウエルベック著、河出書房新社)を先日読了した。2015年後半、この作品は河北新報の毎週日曜日の読書欄で取り上げられ、以下は文芸評論家・陣野俊史氏による書評の全文。 ―話題の書だ。今年1月、パリで起こったシャルリ・エブド襲撃事件当日に発売されたが、事件の余波でこの本 . . . 本文を読む
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