盤上の悪魔

囲碁、哲学(人間原理、相対主義、プラグマティズムとか)、ラノベなんかを中心にしてます。

囲碁NHK杯 陳嘉鋭九段VS芝野虎丸三段

2017年06月18日 21時47分51秒 | 囲碁
今日のNHK杯は陳嘉鋭九段VS芝野虎丸三段

芝野虎丸三段は17歳、プロ入り3年目にして、すでにNHK杯出場2回、初年度勝率1位と今最も注目されている若手と言っていいだろう。

対する陳嘉鋭九段は62歳、オープニングでは俯いて、碁盤を見つめる棋士がほとんどのなか、孫を見るような目で芝野三段を見ていたのが印象的だった。


対局は、上辺から始まった戦いが延々と続く展開になる。

中央出切りから、白芝野三段が一子を取り込んだ後、黒陳九段が手を抜いて右下にかかったのはやや問題だったようだ。

局後の芝野三段の感想では、白中央ノゾキから黒桂馬の進出を出切って黒を分断して白が打ちやすくなったとのこと。


その後も黒の必死のしのぎが続くが、白の隙の無い厳しい攻めで劣勢に。

右辺、黒の構えが崩壊し、下半分を先手でもぎ取られ、上半分も一線をどうにかわたって右上につながっただけでは勝負ありだろう。


その後も白の容赦ない攻めが続き、ボロボロあちこち取られた上に中央の大石の目がなくなり、黒投了となる。


童顔に目を気弱気にしばたかせ、石も音を立てないようにそっと置く対局姿と裏腹に、鬼のようなキツイ手を連発してくる芝野三段。

これからどのような棋士に成長していくのか楽しみだ。
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