盤上の悪魔

囲碁、哲学(人間原理、相対主義、プラグマティズムとか)、ラノベなんかを中心にしてます。

社会の脅威になりうる「エロ表現」 

2017年07月12日 00時09分46秒 | Weblog
江川達也「大事なことは、子どもに自分で考えさせること」 ジャンプ掲載の作品批判めぐり苛評 Yahoo! News

少年ジャンプの連載漫画、「ゆらぎ荘の幽奈さん」が、エロ表現が過激すぎる、と多少の批判を受けたらしい。

女性蔑視や性差別につながる、ということだ。

しかし、漫画にとどまらず、表現技術、テクノロジーの洗練と向上を考えると、今後真に憂慮するべきは逆方向の懸念ではないだろうか。

つまり、仮想体験におぼれて、現実の異性への欲求や積極性が低下するのではないか、という恐れである。


生物学には超正常刺激という言葉がある。

キジの尾羽のように、異性を認識し、惹かれる特徴を、極端に強調したり、大きくしたりすることによって、実際の雄や雌よりも「モテる」模型を作れる場合があるそうだ。

キジの雌は雄の尾羽が長い方を好むが、長すぎる尾羽は生存に不利なため、現実的な限界がある。

そこで実際の雄よりも長い尾羽を模型に着けると、実際の雄よりもモテるようになる。


漫画やアニメの世界は、明らかにこの超正常刺激に満ち溢れている。

また、AVやゲームなど、技術の進歩による表現の多様化に加え、バーチャルリアリティーもすでに原始的な段階ではあるが、実用化されている。


物理的な面でも、目立たないながら技術の改善はすすんでおり、今後、他の技術と連動することになれば、その可能性は空恐ろしいものになりかねない。


もちろん、これらの技術的進歩が実際に人間の性行動にどのような影響を与えるかは実証的な調査が必要だろうが、少子化が進む中、無視できない問題だろう。
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