うなぎなう

あなたが笑ってくれると、オレはとても嬉しいです。
じっくり読んで、笑いましょう。

詩めくり 8月 下巻。

2016年03月27日 | 
16日 家に帰ると、ポケットから出した財布を開いて、受け取ったレシートをつまみ出す。ひと言もメッセージを感じずにレシートを捨てる理由が、ここにはない。

17日 奇声を上げて叫ぶ我に観客は、「みんな誰しもワンパターンだ」と、半ばあきらめムードで傍観している。

18日 女性は、退屈な日常に身を置きながら、ある日突然のシンデレラストーリーにあこがれる。たとえその場所が、熱帯のジャングルであろうと、極寒の吹雪の中であろうとも。

19日 オレが知りたい秘密を言え。青春とは、人生とは何ぞや。知っても知ってもまだ知りたりない、知的な欲求。

20日 一生に一度の命。せめて大事に使いましょう。為(な)せば成る。為(な)さねば成らぬ。心意気。

21日 彼女は、オレのすべてが好きだと言う。そんなに簡単に、人を好きになるんじゃない。早春の季節。我が京王線通学特急よ。

22日 オレは、「ひょっとするとオレも、自殺するかもしれない」と死に際について、そのことばかり考えていた。ある日は「死にたくない!!」と思い直し、ある日は「死ぬのなんてバカだ…」とつぶやいた。

23日 純粋に、大きな音がいやだ。オレらしくなく震えていた。

24日 権力闘争からも、誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)からも忘れさられた、この世界ととてもよく似た、非常によく似た、ここではない、どこか。

25日 嫌いなモノより好きなモノの多い、そういう人の方が、きっと異性からも好かれる。

26日 違う物を喰っても、出る物は同じ。石コロひとつとて、石コロふたつとて。

27日 一冊の本を書くのに、オレにはないものが多かった。でも、今、オレは39歳を越えて、君にはないもので勝負しようとしている。顔も知らない盗人よ。

28日 珍しさと合わせて、生きていくのに必要なのは、愛嬌(あいきょう)と度胸(どきょう)と、少々のお世辞。家で家族が腹を空かして待っているとなると。

29日 飽きたらまた、別の新しい手段を考えるまでだ。遊んでくれたら、君にもチップをはずもうか。『「死神くん」 集英社 えんどコイチ』。

30日 言葉の問題も、宗教の問題も、風習や文化の問題も、全部、笑いで救ってやる。

31日 その場合の問題点は、電子レンジが解決してくれることぐらい、コンビニのアルバイトだって知っている。

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詩めくり 8月 上巻。

2016年03月26日 | 
1日 古代の日本語も知らぬうちから、古代英語だなんて。本当に「イーオン」じゃないと出来ない仕事だ。

2日 「私が首を吊るほど、その木はその幹はその枝は、育ってはいない。買うんだだから、ちゃんとした形にしてちょうだい」と、そのわがままな上流婦人は、自分の首のロープをほどきながら店員に、文句を言う。

3日 素直な男と待たせた女。男と女の関係は、アイダホ生まれの愛玩犬(アイガンケン)が知っている。まるで2人が幼いうちから2人を見守ってきたとでも言いたげに。

4日 ヤータンの母親の誤解などではなく、のろのろと走っていく、その蒸気機関車が悪い。それだからほら、ヤータンはおもらししてしまった。

5日 あれに罪はない。勃起(ぼっき)を許したのは、本人の意志ではなく、男の性(サガ)というものです。フィーリングだと申しております。

6日 ひとりのある民間人の抱く詩情をを聞くためには、オフィスの入り口から地上60階まで、自由に行き来できることが望ましい。

7日 頭の良いプラトンは、三歳でもお留守番している。誰かが手伝ってあげなければ、ひとりぼっっちで涎(よだれ)たらして、ベランダの方へはいはいしていく。

8日 ちがうちがう、そうじゃ、そうじゃなぁい♪ その鼻歌に、「母は、ハハハと笑った」。「ハハハ ハハハと笑った」。

9日 二三のデータを、ほぼ内蔵コンピューアに入力し終えたころ、彼の悩みは自然消滅する。日本人らしい、新たなる幸運と不運を伴って。

10日 どんな薬剤よりも確かに、性交によって解決できる種の悩みもある。今のうちから、楽しくて明るい話題を探しなさい。

11日 意味があるかどうかなんて、結果でコミットすれば良いじゃないか。

12日 言いたいことを口で言わず、相手を見つめることで伝えようとするのは、女の戦術のひとつ。男と女の恋の駆け引きは、お菓子屋さんが使う、本場のカカオ。実は、そんなに甘くない。

13日 人生の細部には、気にも留めず、けじめがついて良かったという潔さ。そういうのを男気と云うのは、少し違うような気がする。

14日 女が、いつまでも若く、美しくいられるには訳がある。竜神様をお呼びですか。

15日 物事を分析するには、寝入りばなだけでは十分でない。要約すれば、どんなものにも一番の早道などない。そんなことくらい分からんのか。

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詩めくり 7月 下巻。

2016年03月20日 | 
16日 頭が薄くなりかけていて、帽子の手放せない人。天気のいい日には、陽だまりでちょっくら読書も考えている人。プラトン全集を持ってなくて、競馬にも興味のない人。すべて同一人物。

17日 RもSも、実は磁石のR極とS極を暗喩していたって、2人はけして魅かれない。ノスタルジアってなんなのさ。

18日 待たせたことで武蔵は小次郎より優位に立った。ムサシ、コジローへのポケモンの出演オファーはどこから来た。

19日 「恥」を「恥」と表記せずして「恥」と書く。自身の老化は「恥」である。

20日 本は、それを具体的でリアルにと言う。師は、それを細かく丁寧にと言う。いろいろ聞いて、こんがらがった。

21日 歴史的無意味。あーそーなのかは、オレにもキミにもあると思う。

22日 彼が象の物真似を、象が彼の物真似をしているのは、たまたまではなく偶然である。

23日 それと全力で戦ってやる。ときに、海の力を借りて。

24日 文を束ねた作品では、5W1Hが大切なんだ。すべての学ぶ者たちに幸福を。

25日 青果市場では、みな同じように食料品店に並ぶ夢をもって待っている。誰も自分が、最初から詰め放題に回されるとは、思っていない。

26日 君は、自分の職業に、プライドをもっていないからそういう事を平気で言えるんだ。かけがえのないプロセスこそ真実だ。

27日 秋の運動会における、勝負師の勘。勢い余って海に落ちたのは、ひとりだけじゃない。オレの未来もキミの未来も全部ひっくるめて日本の未来だ。

28日 悪いが、君ほどオレは言葉を知らない。そのおかげで、時々ずっと、ロマンチックだったりする。

29日 そんな振り。でもみんながきっと、誰もがきっと、そんな振り。

30日 どこまでも逃げながら、転びそうで転んでいる、哀れな人影。どんな音楽でも悲観的に聞こえてしまう、その両耳のために。

31日 手紙は、破るものではなくて、読むものだ。読みもしないうちから、君は、処分すると言うのか。

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詩めくり 7月 上巻。

2016年03月19日 | 
1日 武闘家として、衰えてきたとはいえ、まだまだ、誰かのための救世主になれると、オレは自分を、最後まで信じていたい。

2日 科学の力で産み落とされた鉄腕アトムは、きっと、キミたちの味方になってくれる。

3日 意味を求めて、意味におぼれ、意味に見失う。せめてきみが、幸福とともに生まれてきた意味を教えてくれ。

4日 宇宙の始まりには、私はいなかった。たとえいたとしても、宇宙の歴史の前に、1人の人間の感情など、たかが知れている。

5日 貧相な生殖器しかもたないくせに、人は身の丈を越えた欲望におぼれやすい。馬耳東風。

6日 絵本の中で語るのは、未来におけるキミたちのうちの誰かだ。そう考えるオレは、いまだ絵本の中から出られない。

7日 「人の死は こんなときには 聞きたくねぇ」。たしかに俳句(五七五)になっている…。わざとじゃないのだ。

8日 モーテルの一室で軟禁されているなど冴えない話。君からの暗号解かねばならぬ、そんな日常。

9日 できるだけ、ボツ原稿なんて書きたくない。できるだけボツ原稿なんて、読みたくもないし会いたくもないぜ、ボツ原稿。

10日 「ほっといてくれ」。それは、どこで聞いたセリフだろう? おそらく誰も、ほっとけない。大人げない君たちのセリフに、今日も世界の誰かが傷付いている。

11日 そんなに難しい漢字は読めません。だって、お箸(ハシ)の国の人だもの。

12日 喜びとほころびの区別がつくのなら、あのワークジーンズは、おおむね正しいことに使われる。

13日 のである。としたためた野望を胸に、ものまね作家は大きく伸びをした。のであるのために。

14日 雲は人間とは全然違うことを考えて、人間には及びもしない巣に帰る。その事実を、諸君はしっかとわきまえて、教訓とすべきであろう。

15日 快心の出来の比喩など、快心の出来の恋愛と同じように、出来たことなどない。これはきっと、貧しい比喩のひとつに、数えられるのだろう。

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「詩めくり」、週末に発表します。

2016年03月05日 | 作品
景気回復経済活動。

我々は今まさに、この景気回復経済活動を、何よりも真剣に考えねばならない。
テレビもラジオも新聞も書籍も、すべて、我々消費者の懐(ふところ)の隙(すき)を狙っていることは、資本主義であれば百も承知。

「資本主義における生産活動は、利潤追求を原動力とする、市場メカニズムによって運営される…」と、これはオレの電子辞書から。
転んでも、ただでは起きぬ、資本主義。

オレだって、結構もがいているつもりなんだけどなぁー。

オレの精神年齢って、いくつなんだろ? 
最近の気分で言うと、なんか、ハタチぐらいで止まってるな。
学生気分がぬけてない。

みんな元気かなー。

結婚している先輩・仲間がほとんどだと思う。
式場参加をドタキャンしたことがあるのは、今でも心残りだ。

とりとめもなく思い出すが、オレは、付き合ってた女の子とくすぶったままで別れるタイプの人間かもしれん。
未練は全然ないけど(言い切ってしまう。言い切ってしまうけど、風の便りで、)元気じゃないと聞くと、心配である。

『ポケモン 金』のストーリーは、全然知らないわけだけど、つまらなかったらどうすっべ? 

ある人には当りであっても、他の人から見るとハズレだったり…。
娯楽は、「ブックオフ」文庫108円から狙っていくのが一番手堅いんですけどね。

おすすめ「ゲーム」っつうと、『ぷよぷよ』です。
あれは楽しかったね。
マジ。

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