うなぎなう

あなたが笑ってくれると、オレはとても嬉しいです。
じっくり読んで、笑いましょう。

詩めくり 2月 下巻。

2013年04月29日 | 
16日 「正直者が正直に言っているのに、正直者がバカを見るとは、どういうことだ!? 」そういうふうに僕は、誰かに言ってもらいたかったのかもしれない。

17日 文房具は大切に使いたい。道具には、自分の魂が宿る。だから1000円の東京のコーヒーは、僕にとっては高いのだ。

18日 君の言う犬と、僕の言う犬は、同じ言葉であっても、意味するところはきっと違うのだろう。犬を犬と表現できる人は、きっと少ない。

19日 いつのまにか、始めることから遠ざかっていた。もう一度、終わる前に始めよう。始めることから始めよう。始めることが、終わってしまう前に。

20日 カレンダーから散り落ちた、才能の花びら。カレンダーは初夏を前に、無情にも散り落ちる、その花々の行き先を、我々は見守るしかない。

21日 つまるところ いかにも しかし なぜならば。

22日 あの時の、できるという確信が、日に日に削られていく現実。

23日 重いばかりの思い出ばかり、今日もやっぱり重いばかり。たまにはクリニックに顔を見せなさい。

24日 大人も子どもも、遊びの達人になってもらいたい。遊び疲れたら「勉強でもするか」と、やる気になってくれるだろうから。オレにとって生きるとは、勉強すること。それが、たとえ大人になっても。

25日 むかしむかし、あるところに、おジーさんとおバーさんがいた。子どもはいなかったらしい。桃から生まれた一頭身。それすなわち、桃から生まれた桃である。

26日 こんな日に限って、携帯の電池を切らしてる。充電の必要のないバッテリーって、開発されれば嬉しいけど、それはただの乾電池のことかもしれない。

27日 『じゃがりこ』の方がおいしいのに、知名度も価格も、ポテトチップスの方が上であるという、理不尽な現実。

28日 大人になったというか、年をとったというか、グータンの優香というか、どこからともなく健気である。

29日 知性は、結局敗北するだろうと、生まれたばかりの赤ん坊はみな予言するが、大人になると、みんな忘れてしまうようだ。うるう年のために。


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

詩めくり 2月 上巻。

2013年04月28日 | 
1日 「生涯健康で、誰とも争わなかった男がいたとしたら、その男は幸せか? 」とオレが言うと、「それでは寂しすぎる」ときみは即答したが、ひとりぐらいそういう奴がいたっていいじゃないか。

2日 ベッドの前ではきみは艶めくが、八百屋の前で値切るきみは、すっかり所帯染みている。

3日 ヤマタノオロチを退治した「たけはやすさのおのみこと」は、天照大神の弟だという説を、大学の講義で受けた。そのころからゼウスは、その妻ヘラの嫉妬に悩まされていた。

4日 目に負担をかけないという点で、ソフトコンタクトレンズはハードコンタクトレンズを越える。記憶を一緒には、そのレンズに書き込めないという点では、メガネと一致している。いやはや。

5日 「ロキソニンは、風邪薬だっけ? 」と大きい声で、花粉症のきみがオレに問いかける。「おそらく」。とあまり信頼性のない返事で、オレは答えた。

6日 目にやさしく、胃にやさしくて、腸にもやさしい。世界は、どちらを向いても不景気だ。せめて自分の体ぐらい、大切にしたい。

7日 時折得意気に、そして謎めかして、創作の秘訣を語る先生に、時折無性にうらやましくて、そして時折無性に腹が立つ。

8日 ネボケマナコで机に向かってたら、いつのまにか、終電に乗り遅れた。見たことのある、聞いたことのない両親の、心配する声。

9日 すごく几帳面に記録してあるのに、その部屋自体は汚かった。記憶も時間も、ぶっとばしてやっと自分の部屋に帰ったところ。だから一安心。その部屋が、汚かったことの言い訳。

10日 商品をお買い上げいただきありがとうございます。電子音の初音ミクは、プライベートのどこまでを、合成ボイスで話すのか。二〇一六年のことだろか。

11日 フィードバックを残すには、レジで精算のおりに、ポイントカードをご提示下さい。友情出演の『ラーメン大好き小池さん』が、あなたの知らない世界と、知るべき世界を解りやすくしてくれます。

12日 大型船に乗れたので、嬉しくてはしゃいだけど、社会科の先生は、チョークを投げてこなかった。20**年、日本は、なんとか平和です。

13日 相手がスカンクだろうと、ぺヤングだろうと、我々はお湯をかけて、3分待たねばならない。

14日 「鬼さんこちら、手の鳴るほうへ」。僕も彼女も、もちろん鬼などではない。引退した鬼は、追いかけっこが好きらしいと、古文書に書いてあったが、プライベートは教えたくない。

15日 「あなたの文は、詰め込みすぎでゴチャゴチャしてる」。それでもカーナビ片手に、彼女はここに、やって来た。ジェノサイドには向かわず。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

詩めくり 1月 下巻。

2013年04月21日 | 
16日 貧乏だったけれど、幸せだった。遊びたいときに、優しい家族がいた。それで良かったけど、そこから始めた。 

17日 勇気を持って立ち向かってゆくことことで、人間は自然から、火や水や道具の恩恵を受け取った。人と自然、そして時がもたらす偶然の連鎖。

18日 自分の感情を表現するのが苦手である。もともとオレは、喜怒哀楽の激しい人になりたかった。オレは感情を殺した? それとも殺された?

19日 「頑張れよ。元気でな」と言われて、うなずいてはみたものの、実際に頑張る人は少ないか。感情論だけで、プレーはできても、結果の方は、付いてこない。

20日 猫も早起きして、神様の門の前で列に並べば、干支(えと)の仲間に入れたかもしれないのに。

21日 全力で取り組み給え。そうおっしゃってからお父様は屁をたれた。

22日 何かを捨てなければ、何も得られない。両手が塞がっておれば、何も拾えない。ガムはガムとてくずかごへ。それでは道は、開かれない。

23日 京都の芸者の優しさに、僕はいい気になってホの字になって、そんでもって捨てられた。それでお前は笑っていたのか。

24日 滝の周辺には、マイナスイオンがあふれてる。「イオンなら、何でもいいのさ」と、プラズマイオンがプラスイオンに愚痴ってる。

25日 スージィとヘクターは、お互い両思いだったのに、2人は会えない。

26日 東洋と西洋の、ふたつのチャンプが戦うとき、だけどもそれは、中日劇場で行われているのだろうか。本当のところはどうなのだろう? どうなんだ、おい!

27日 思わず笑顔にさせる、そういう魔法を遣います。新しくて古い、そして若い、あなたのための魔法です。

28日 うそも申します。冗談は、聞くのも言うのも大好きです。時々バカもやれる人。だって人間だもの。

29日 間違っているのは、僕の方ではなく、君の方かもしれないのに。言うだけ言って、みんなどこかへ行っちまった。そうさ僕が全部悪いのさ。

30日 Yes? No? 人生の良し悪しは、必ずしも2択では語れないが、現実的には人は2択で生きている。

31日 時々、何が言いたいのか、オレにもキミにも、分からないことを言う。多分暫定的(ざんていてき)に、それが彼の良いところなのだろう。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

詩めくり 1月 上巻。

2013年04月20日 | 
それでは「詩めくり」の時間です。

ここでは、「詩めくり」の本歌取りを行います。
「詩めくり」の本歌取りを理解したいのなら、まずは、ちくま書房さんの『詩めくり』を準備して下さい。
この本には、日めくりカレンダーのように、1月1日から12月31日までの1年間、1日づつコツコツ毎日、ちょっと見、意味不明な書き置きのような自由詩が書いてあります。
どこかキミが選んだ「詩めくり」の詩をひとつ読んだら、今度はそれに対応する日付の自由詩をオレのこの記事から探して読んでみてください。

あるところでは全く共感できなくても、次の詩では同じ韻を踏んでいたり、またあるところでは同じキーワードを使って同じテーマを歌ってたりしてて、慣れれば結構、笑いも起きそうな企画です。
期待を持たせすぎても、自分にとってプレッシャーですので、説明はこれぐらいにして、まずは1月から。

おおいに頭の回転、してみましょう。

1日 (この空白の詩は”うなぎなう”の「詩めくりはじめに」2013.3.18を参照して下さい)

2日

3日

4日 

5日 

6日 幼い過ちは、無邪気な過ち。乾いた部屋の中で、憂いを含んだそれは、錆びた鎖。米国慌てた日本生まれのアメリカ製。

7日 彼女と色違いのセーターは、着こなすつもりでいつまでもオレの心の壁に飾ってある。

8日 エゴとエコの一騎討ち。電子メールだけ届いたって、本体不在じゃ縁切るしかない現場主義。

9日 忘れえぬ涙はいつのころの涙。涙と言われて涙を思う。摩天楼(まてんろう)式牛歩戦術。結局、世のため、ひとのため。

10日 僕は、のぐち氏という人にも、英世氏という人物にも、会ったことはない。これは嘘か真か。

11日 「あなただけ。きみしか見えない」。浮ついた殺し文句を遣わなくても、人は人を認めてくれる。人は人を好きになれる。ワーイワイ。

12日 人間は、いろんなものを手に入れたがるが、果てしない忘却と宇宙の彼方の前には為す術(すべ)もない。そんなご無体な。

13日 他人の視線が気にかかる。みんな、それでもなりたい芸能人。イエイ!

14日 ボトムアップかトップダウンか。どちらでもない、答えはトップアップで切り抜けよう。

15日 見たこともない恐竜に遭遇しても、見たこともない恐竜だったので、スルーしてしまった、その名を「スルースルザウルス」。


注:君(有能だった先人か、あるいは一般人)、きみ(好きな女性)、キミ(若者たち)、アイツ、奴、あなた…というような使い分けをしてゆく。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

まだまだ、現在進行形の。

2013年04月19日 | テレビ
震災について、オレが思うことを語ろう。
廃炉における日本の技術は、今後、世界規模で必要になってくる技術と言える。
しかし、震災は被災者の気持ちとは裏腹に、風化していく。
一番、弱い部分の人たちが、どういう生活をしているかは、その国のレベルである。

家を建てても、ローンが返せない。
仕事が見つからなければ何も進まない。
今、自分たちには、何が必要か。

想像以上に、国は、福島原発を廃炉にするのを、手こずっている。

被災地の人たちや、現地を思う人たちの一日は、長い。

決定的に放射能漏れによる被害が出るまで、我々傍観者は、何もしないでいて、いいのだろうか。

くしくも、隣国の北朝鮮の行動が、キナ臭い。

太平洋戦争で落とされた、2つの原子力爆弾。
今回の、2年前から続く、原発事故。
そして、北朝鮮の、核兵器による挑発的軍事行為。

平和憲法を掲げているのに、日本国の周りでは、原子力の脅威が、何度もちらつく。

「原子力の火」というような、原発を連想させる言葉を、福島の子らは、習字の時間に、書いていたそうだ。

原発は、燃料であるプルトニウムを、完全に無毒化する技術を獲得するまで、使ってはいけないと定められた、そういう力なのではないかと思う。

この頭の痛い原発問題に加え、今度は、TPP問題でも、政府は、内外に振り回されようとしている。
カナダ・メキシコに続き、日本は、議論に参加するのが遅れたという理由で、TPP交渉で、強い発言力を与えられないかもしれないのだ。

「(日本の)景気が回復するチャンスは、いつでしょうか? 」「もはや”すぐ”でしょ」

某塾教師でなくとも、日本の投資家たちが、固唾を飲んで待ち望むときが、今まさに来ていると、オレはそう見る。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加