うなぎなう

あなたが笑ってくれると、オレはとても嬉しいです。
じっくり読んで、笑いましょう。

美学。

2012年09月28日 | 作品
人間には、百八つの煩悩(ぼんのう)があるという。
人間とは、本来、欲張りなものなのだ。

勉強もスポーツも、もっともっと。
大人の世界で、年をとっても、いつまでも異性にもてる要素とは、なんであろう?

2枚目と呼ばれる人たちは、恵まれている。
そういう人たちは、格好いいから、黙ってたって女にもてる。

でも、見栄えのいい奴=退屈という定説。
2枚目とは、そのままでも異性にもてるので、「汗臭い努力と無関係である」ということ。

だが、美男美女諸君。
それで満足するのは、もったいない。
もっと、自分をみがくのだ。
日本で、世界で、たったひとりの自分になれ。

ルックスだけで騒ぐのは、トーシロー。
何度も見てれば、ルックスの良さなんて、他の短所に負けてしまう。
けれども、人間の長所において、話しのおもしろい奴は、飽きない。

2枚目の2は、2刀流の2だ。

鋭い刀を、2つもつこと。
ルックスとトーク。
カッコいい学生なら、その2つの刀で、口説き落とした女の数を競え。
静かにしてほしい時に、その場の空気が分かるようであれば、沈黙は銀であり、おしゃべりは金である。

今よりも、カッコよく、そして、おもしろくあれ。
欲張りな人ほど、努力しろ。
煩悩は、実現してこそ、モチベーションも、維持できる。
オレが、カッコいいかどうかは別として、2枚目は、2刀流が、カッコいい。

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あなたの知ってる、ある携帯の物語。

2012年09月27日 | 作品
おたおたしている私の友人。
私は言う。
「どうされました?メイ・アイ・ヘルプ・ユウ?」

友人は、ハッとしたように私を見て、照れ臭そうに言う。
「いやね、携帯をなくしちまったんで、そのなくしたことを友人に知らせる携帯を、こうやって、探してるんですよ。携帯をなくしたことを伝えるために、なくした携帯が必要なんで、こういう時、私はどうしたら良いんでしょう?」

「どうしても見つからないのなら、新しい携帯が必要ですね」

「やはり、あなたもそう思われますか…。私もそう思ったので、ホラ、気分を一新するために、T-シャツとズボンを新しくしましたよ」

「それは素晴らしい」

「おかげで、少なくとも今月は、携帯を買うお金がありません」

「それはバカげている」

「褒めたいのですか?それとも私を、けなしたいのですか?」

「そのどちらもです。太陽は、西から昇るときもあるのです」

「そりゃウソだ。猫がいなくたって、猫じゃらし」

「どちらにせよ、あなたは携帯ショップに行くべきです。見たいテレビ番組がある場合は、録画予約してくことを薦めます」

「その必要も、携帯ショップに向かう必要もありません。私に一番必要なのは、もう少し、落ち着くことです。携帯は、交番のほうに(落とし物として)緊急入院している可能性もあるのですから」

「確かに、携帯をはっきりと紛失したと言えないうちから、携帯ショップの店員が、新しい携帯を勧めることはないはずですので、その点からも慌てる必要はありません」

「私に必要なのは、出費に伴って発生する、もろもろの人々の笑顔ではありません。穏やかに効く、精神安定剤が、ほんの少し、必要なだけなのです。和して同ぜずの、達観した心境で、心乱さず、常に平常心であり続けたいです。日本バンザイくそったれ」

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「うなぎ」のすすめ。

2012年09月26日 | 作品
お金なんて、必要最小限あればいいから、今しか出来ない、何か素敵なバイト経験をしたい、と強くオレが願っていたのは、オレが神経科にかかる前の、自由をゆるされていた、ごく短い大学生時代でのこと。
今は、そのことが、ひどく懐かしい。

バイトには、短期のものから、中・長期のものまで、バイト情報誌をひもとけば、膨大な種類の募集記事があるのは、そのような情報誌を、一度でも手に取ったことのある人なら、誰でも知っていることである。

あのころ、夏のバイト情報誌のレジャー欄に、海外のバイト先が載ってたら、間違いなくオレは、パスポートを取得して、とっととこの日本から、飛び出してたことだろう。

運賃・滞在費で、ほとんど消えてしまうようなバイト代かもしれない。
でも、現地で出会う、すべての事柄が、今後の自分を大きく左右しもする、大切な経験となるかもしれない。
そういうバイトも、夏休みなんかに挑戦してみると、社会について、理解することが、あるはずだ。

実際、オレも、国内の『高原野菜の出荷のバイト』をしたおかげで、様々なことを学んだ。

口で言って分かる範囲の、未熟なこと。
肉が貴重で、なかなか食卓に並ばなかったこと。
朝早くから日が暮れるまで、文字どおり、泥だらけになって働いたこと。
食卓によく上った、セロリの苦味は、たった20日間ではあったけれども、そのつらかったバイトを思い出させてくれる。

何年かに一度の、冷夏の年だった。
わずかな間でも、休むことができるなら、深く昼寝をしてしまうほど、疲れた。

バイトは、ミーハーな社会見学であって良いと思う。
つらくて、嫌なこともあったけど、バイトのこぼれ話なら、殿堂入りも目指せるか。
そんなにオレって、頑張った。
研修制度として、バイトを必修にすれば、高校生でも、大学生でも、もっと違うと思う。

これすなわち、「ウナギも泳げば棒にあたる」
…ということは、なまじ「うなぎ」でいたことも、捨てたものではない。

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