うなぎなう

あなたが笑ってくれると、オレはとても嬉しいです。
じっくり読んで、笑いましょう。

外出億劫症。

2017年10月23日 | 
「欠点がある」人は、「欠点がない」人に比べて人間らしい。
この説をあなたは、支持する? 支持しない? 
義務教育における、日本の減点方式は、いかに答案を100点近くにまとめ上げるかで、子どもたちを競わせる。

いかに「欠点がない」か。
だから、「欠点がある」ということは、通常だと、短所であるかのように聞こえる。
「欠点がある」人の代表は、「男はつらいよ」の寅さんだ(…すごく詳しいわけではない)。
寅さんは多分、漢字もあまり知らないと思う。
キャンユー…? と、外人に聞かれても、聞こえない振りをしそうだ。

テストの答案で100点を取らずとも、寅さんは、寅さんでいられる。
むしろ100点を取られると、寅さんはフーテンの寅さんではなく、末は博士か大臣かの寅さんになりそうで、脚本家もやりづらいだろう。

人の性格や性分は、医者や薬でも治せないものだけど、「欠点がある」という短所と、同じく「欠点がある」という長所は、事ほどさように、一人の人間において共存しうる。

つまり、「欠点がない」人と言うと、どこか人間らしくない。
逆に、「欠点がある」人と言うと、人間くさくてどこか憎めない。

弁解するようだが、人間、誰しも欠点はある。
対人面で、当たり障りなく無難に過ごそうとするのは、大人では当然の処世術だろう。
何でも完璧にこなそうとするのは、自分を苦しくさせるだけかもしれない。
でも、「誰とでも仲良くすること」の、どこが、完璧を求めすぎているというのだ。
「あまちゃん」? 「ひよっこ」? 
雑音よ、なくなれ。

それでも、オレは、億劫(おっくう)がらずに外に出て、一人前の社会人として振る舞いたい。
何も言われなくても、そうあるべきだと思う。

まるで、対岸の向こうから聞こえてくるような、遠い目標です。

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