うなぎなう

あなたが笑ってくれると、オレはとても嬉しいです。
じっくり読んで、笑いましょう。

『舟を編む』を読んで。

2017年10月18日 | 
『「舟を編む」 三浦しをん 光文社文庫 620円+税』

この本は、数年前(2012年)に、あの本屋大賞を受賞した作品です。
全国津々浦々の書店員さんが、書店員として生まれたからには、この本が売れなくては、死んでも死にきれぬと年間ベストブックを選ぶ、この本の祭典。

芸能界で言うところの、TBS「オールスター感謝祭」とは縁もゆかりもない祭りだし、本だし、かつを昆布だし、訳分からんし。

オレはどちらかと言うと、どちらからか言うと、こちらから言うと、この本の主人公の不器用さや、軽薄な同僚の心情に、どことは言わないが共感する経験がある。
主人公たちと主人公たちの先輩にあたる老学者との心の交流、あるいは、世代交代劇としても楽しく読める。

オレがトラックの運チャンをやっていた頃は(実話)、この辞書編集にすべてを投げ打つような人たちのような、そんな、のめり込むような仕事になる前に、オレは仕事を辞めさせられてしまったことを、今更ながら残念に思う。

描かれたのは紙の辞書だけで、電子辞書のない世界のようであるが、オレには、これに似た仕事に就く人生も(オレは「赤本」出版社に内定をもらったことがあるのだ。実話)あったんだよなぁ…としみじみ思い返す。

「おかみさーん、熱燗2本頂だーい(注:物語内より参考)」

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