さて、何時もご案内を頂く田中康雅氏は、その昔に部所は違うものの同じ会社の
同僚でお世話になったものです。
既にその頃から、この示現会のメンバーだったのでしょう。何度も当時の上野
(都立美術館)へ見に行きました。
我が家には絵はそれこそ売るほどあるのですが、生涯で初めて一度だけ購入した
絵が(最も超安値にして貰ったのですが)彼の絵だったことを思い出します。
「老いたピエロ」という物悲しい愁いの漂う(今とは全く違った雰囲気でした)作品
でした。
当時の自分の会社での姿をその絵の中に見て,特に心引かれたのかも知れ
ません。