旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

落第

2010年09月13日 21時29分44秒 | Weblog
そこそこの自信が木っ端微塵に砕け散った。求職者の皆さんにかなりのレベルのコンサルティングを提供してきたという甘い自負は苦い後悔に取って代わられた。この2・3日は検定を振り返ることすら億劫だった。へし折られた鼻を癒すのは開き直りのような「人間、自分が劣っていると思う時がもっとも進歩しているのだ。」という誰かの言葉だった。

この9日にキャリコン国家検定の結果発表があった。悲惨な結果が待っていた。手応えを感じていただけに意気消沈した。前回合格点に達した面接試験では半分以下の点数しか取れていない。100点満点で3割を切っていた。大いに手応えがあった論述試験すら合格点に達していなかった。合格ラインもしくはラインのわずか下辺りかと自己採点していたので虚脱状態に陥った。

昨日になって面接試験を冷静に振り返えることができるようになった。問題集や参考書を頼りに悲惨な結末の分析を始めた。かなり自己本位な点検ではあるが大きな失敗はなかったようだ。ただ、面接試験の制限時間を超過してしまったらしいという危惧が残る。

私の耳は一定の高音を聞き取ることができない。終了のベル音がその音域だった。全く聞こえなかった。少し慌てた様子で試験官がベルを鳴らしているのに気がついたので慌てて面接を終えた。机上に置かれた時計の目測では余裕があるとみていた。その目測が誤っていたのではないかと思う。参考書には「面接時間20分を超過した場合は不合格になる可能性が高い。」とある。

生まれ落ちてこの方、あらゆる種類の試験に弱い。苦手だ。本気で受験対策をすればよいのだろう。ところが、対策をやり始めると大上段に構えてしまって多くの関連図書を買い込んでしまう。そして興味深いもののみを読む。気がつくと受験対策からは大きく脱線している。この繰り返しだった。改めなければならないと思う。「3度目の正直」は叶わなかった。次回で4回目の挑戦になる。「たかが試験、されど試験」なんだか不合格の言い訳のようになってしまった。

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