塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

人気銘柄のファン・ダイク、移籍先はマージーサイド

2017-12-30 21:26:14 | 日記
 サザンプトンに所属する、オランダ代表のファン・ダイクが契約違約金103億円でリバプールに移籍、元日から合流します。

 リバプールは今季

 1・ダニエル・スターリッジを移籍させるのではないか
 2・クロアチア代表のデヤン・ロブレンに代わる事の出来るセンターバックが必要

 と囁かれ、事実後者の後釜を獲得の形となりました。

 しかし、もう通常の移籍で100億円もかかるとなると、冬の移籍市場だろうが夏の移籍市場だろうが、中小クラブには金額でビッグクラブに太刀打ちできません。

 通常の移籍を考慮した場合、守備の選手に高額費用が掛かった場合は、常に懐疑の目にさらされることが多く、攻撃の選手にはより高額な金額設定がされていました。

 確かにサッカーは点を取る競技ですから、歴代のバロンドールを見ても

 GK 旧ソ連代表のレフ・ヤシン
 DF 元ドイツ代表のマティアス・ザマー 元イタリア代表のファビオ・カンナバロ

 の3選手のみであり、そこにはジジ・ブッフォンとパオロ・マルディーニ、アレサンドロ・ネスタの名前が無いわけです。

 特にユヴェントスのセリエB降格に伴い、カンナバロがレアルに移籍した際、評価をする声がさほど多くなかったことも印象的です。

 ファン・ダイクの契約違約金は今後

 「本当に優秀な守備選手には獲得資金が必要である」

 というお題目を含ませる事になりそうです。

 MFLでランニングバックやワイドレシーバーと比較して、キッカーやパントリターナーの報酬とドラフトの指名順位が低いのは、純粋に後者の方がプレイタイムが少ない事と、攻撃と守備が入れ替わるという側面があります。

 サッカーは攻撃陣と守備陣が11人同時に立っているわけですから、プレイタイムに差異はありません。

 今後、守備の選手に対しての意識も変化してゆくでしょうか。
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長野放送、パルセイロ特番を放送する

2017-12-30 15:37:58 | 日記
 長野放送が14時25分から30分にわたって放送した、長野パルセイロ特番をパルセイロ・ファンは楽しみにしていたと思います。

 先日刊行されたパルセイロ記念グラフとは異なり、この特番はレディースが冒頭で特集され、中盤から最後までがトップという形でした。

 レディースは本田監督が

 「良くも悪くも、横山がまとめていたんだなあ」

 ともらしたように、彼女が移籍する前、後では結果だけでなく布陣と戦術そのものを変化させるという、レディースにとっては順応が大変な1年でした。

 来季は前線から泊、山崎が抜け、内山という流れを変えることができる選手、大原学園から在籍し苦楽を歩んできた濱垣が去りますから、来季の初動日である20日までに監督がどのようなプランを描くかも、大切な要因となるに違いありません。

 レディースは泊、坂本、國沢の3選手がインタビューの答えましたが、トップはやはり宇野沢が特集されましたね。

 僕は勝手に

 「宇野沢がニューバランスを履いているのは、クラブもニューバランスも頭文字がNで同じだから!!」

 と想像していますが、実際は違います。

 彼はニューバランスの傘下ブランドだったウォリアーから履き替えた形で、リバプールやセビージャなどがウォリアーからニューバランスに必然的に移行する形となった点ど同様、というのが真相でしょう。

 思うように体調を整えることができず、ベンチ入りもままならないシーズンが2015年以降続く中で、今季終盤にはおそらく宇野沢自身が手ごたえをつかめるだけの活躍ができたのではないでしょうか。

 僕個人が番組全体を鑑賞しての感想は

 1・堀江社長、美濃部GMの出演
 2・彼らが今季をどう振り返ったかの感想

 があると良かったと思います。

 これが無かったのは、来月特番の続報があるから、というならば良いのですがね。
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レアル・マドリードを痛烈に意識する中で

2017-12-30 13:54:41 | 日記
 レアル・マドリード会長フロレンティーノ・ペレスは過去

 「地球上に生きている人間は、誰しもがレアル・マドリードの事を知らなくてはならない」

 と語りました。

 今世界中のウヰスキー、中でも日本ブランドの支持率が急上昇していますが、生産地域だけでみればワインの方がチリに米国、ポルトガルなど世界的に漫勉なく分布しています。

 だからでしょうか、ボトル・ラベルにレアル・マドリードのブランドロゴを付けてオリジナル・ワインを製造するという案が生まれると感じました。

 一方でペレスは見当違いをしています。

 世界の中でレアル・マドリードを最も意識しているのは

 1・首都マドリードに住む、人生を彼らにささげているソシオ
 2・日本や中国のような新興国のファンたち

 ではなく、バルセロナに住むバルサの関係者であり、ソシオ、そして世界中のバルセロナファンです。

 逆に言えば、バルセロナを一番意識しているのは、レアル・マドリードの関係者になります。

 その中にはアトレティコ。ヘタフェというマドリードのクラブ、エスパニョールというバルセロナのクラブもあるわけですが、彼らは当事者意識は幾分低めではないでしょうか。

 バルセロナもレアルも世界中で認知されていますが、クラブの品格と知名度の身を考慮するならば、やはりレアルが勝るのではないでしょうか。

 チャンピオンズ・リーグ優勝12度
 その中で史上初の2連覇を達成し、カップ時代には5連覇という劇的な勝ち方
 20世紀最高のクラブという称号

 これだけの格式があれば、どんな選手でも

 「レアルからオファーがあるのは光栄なこと」

 と感じることは間違いなく、それだけレアルを軸のサッカー界が回っているということでしょうか。

 さもなければ、レアルがネイマールに移籍を打診している、という話は浮上しないでしょうから。
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あいつらだから、という勝手なラベルを張る瞬間

2017-12-30 01:48:49 | 日記
 1977年、クリス・トーマスが手掛けたセックス・ピストルズのファースト・アルバム

 「ネヴァーマインド・ザ・ボロックス ヒア・イズ・ザ・セックス・ピストルズ」は、発売当初から物議を呼びました。

 これを日本語に訳しますと
 
 「勝手にしやがれ、金玉野郎!!セックス・ピストルズ見参!!」

 という身もふたもない題名になりますが、このボロックス(睾丸、金玉)という単語が検閲に引っかかるのではないかと指摘されたのです。

 結果は通常通りに発売されたのですが、「ボロックス」自体が辞書に明記されているため、そもそも検閲に引っかかることなどなかったのです。

 簡単に言えば、忌々しいと思っている側の人間が

 「ピストルズだから」
 「彼らは英国の伝統を破壊しているだけ」

 と理由を付けて彼らの行動を是正しようとしたのです。

 僕の場合もピストルズと同様で、ある人物がそれまでは朗らかに別の人物を話していても、僕と話す際は苦々しい、露骨に侮蔑した態度をとる事が多々あります。

 それは理由などなく、単純に

 「面と向かっている相手が生理的にむかつくから」
 「相手が塚田だから」

 というものです。

 サッカーでも同様で、ロマーリオやストイチコフ、カントナなどファンに暴力を振るう、練習に力を注がないと指摘される選手がこれまでもいました。

 一方で彼らが悪者にされるのは、それら表面的な部分をなぞっているだけの事も多く。事実彼らは自分の力で多くの優勝を勝ち取り、周囲が勝手に貼り付けた

 「彼らは常に騒動の渦中にある」
 「彼らの行動はばかげている」

 を覆してきたものです。

 僕は不細工を自認していますから、他人よりもより丁寧な髭剃り、洗顔、爪の手入れをしている自負がありますが、残念ながら今のところ効果は出ていないようで、正直残念ですね。

 
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ジョルジュ・ウエア、リベリア大統領の座を確実に

2017-12-30 01:37:35 | 日記
 ジョルジュ・ウエアが悲願だった祖国リベリアの大統領になることが濃厚です。

 リベリアは2002年ワールドカップ出場まであと一歩で予選敗退に終わりましたが、自費で移動費や用具を代表に提供したのがウエアでした。

 リベリアは世界でも最貧国の範疇に入り、確か3年前には「エボラ出血熱」が猛威を振るったはずです。

 ウエアはミラン時代の活躍が良く知られていますが

 1・リーグ1 モナコとPSG
 2・プレミアリーグ マンチェスター・シティ

 と欧州各国でプレイした実績があり、大統領が「外政」をするにあたり、英語、仏語でダイレクトに要人と会話ができる。

 これは大きいと思いますし、自分の名声が

 諸外国からの援助を受ける形を進ませる
 国民人気が政治基盤の土台となる

 という側面があるのではないでしょうか。

 ジョルジュ・ウエアがバロンドールを獲得した1995年は、初めて欧州籍以外に受賞選手門戸を開いた年でした。

 例えばそれまでは欧州籍ではないために、マラドーナやジーコ、フランチェスコリなど南米の名手たちはエントリーすらされませんでした。

 逆に言えば2011年女子バロンドールに澤穂希が選出されたのも、この1995年の規定改正があったため、とも考えられます。

 ペレは過去、常に

 「21世紀はアフリカの年」

 と囁いてきましたが、実際そうならないのは今も昔もアフリカが貧しく、紛争や疫病の影響を被ってしまうためです。

 ウエアはすでに自分に課せられた課題を重々承知しており、汚職の印象が強いアフリカ大陸の印象を覆すことができるのか、注目されます。
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