塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アンリ、アーセナルと再契約

2011-12-30 23:42:16 | 日記
 アーセナルがティエリ・アンリの入団を発表し、日本ではコンサドーレが中山との契約
を延長しました。

 「若手の優位性」

 が囁かれるサッカー界でも、やはりベテランの

 「知悉」

 が必要であると、認識が変わってきたのかもしれません。

 サッカーに限らず年配の方の雇用が一向に進まないのは、熟練の選手、大手で結果を残し
てきた社員には

 「高い報酬が不可欠」

 というある種の思い込みがあるように感じます。

 確かに彼らが歩んできた道、経験、そして記者との付き合い方などは、若手が短期間で身
に付けられるのもではありません。

 よく小野伸ニが、立ち位置をわずか左右に一歩ずらすだけで、適切なポジションでプレイ
できることを賞賛されているように、ベテランは無駄な

 「体力」

 を使うことなく、クラブを勝利に導けます。

 ですのでベテランが体力的に厳しいというのは現実である半面、一概にそうでないとも言
えるわけです。

 「給料が安くても働けるぜ!!」

 というベテランならば、給料の話し合いをしたら良いと思いますし、彼らの契約がクラ
ブの財産になるなら、その投資価値はきっと無駄ではなくなると思います。
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京都サンガの参謀役

2011-12-30 01:57:34 | 日記
 僕がサンガに注目する理由は他にもあります。

 サッカー批評の50号を読んだ方はご存知でしょうが、サンガは今季から新監督に大木
武氏を、そしてGM職に前グルノーブルの祖母井秀隆氏を招聘しました。

 彼らの天皇杯進出は、

 「プロのGMを招き、戦術に明るい人物を監督に招いたこと」

 にあるのではと推測します。

 祖母井氏はグルノーブルでは確かに思うような結果は得られませんでした。

 でも日本に戻って名誉を挽回しつつあります。

 この事例はフロントだけでなく、海外の日本人選手にも良い教訓を与えたと僕は思います。

 先日もお話しましたが、海外リーグに拘泥せずJ1に戻って浮上のきっかけを掴む事は、
何ら問題は無いと思います。

 確かに欧州の地に留まった方が、移籍先を欧州に絞り込める利点はあるのでしょうが、
出場機会を考えるなら、帰国は得策だと思うのです。

 祖母井氏は稲盛会長の著作を読んで大変な感銘を受けているようなので、サンガからの
オファーはまさに

 「渡りに船」

 だったようです。

 サッカー批評によるとふたりの契約期間は2年ということで、天皇杯を制したなら契約
延長も視野に入るでしょう。

 大木氏は2010年のワールドカップで岡田氏の参謀を務めましたが、率いていた甲府が
J2に降格したため

 「所属先を2部に落とした人物が、代表スタッフに適任か?」

 と厳しく糾弾されたこともありました。

 サンガでの日々は大木氏にとっても自分の再起を賭けた、かけがえのない場所といえるは
ずです。
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天皇杯決勝は史上初のJ2対決に

2011-12-30 01:48:05 | 日記
 判官びいきだとは思いますが、僕は天皇杯の勝者が京都サンガであることを期待します。

 サンガの勝利を願う理由は

 1・FC東京は2009年のナビスコカップ、そして今季のJ2優勝と勝利の余韻を近年
   味わっていること

 2・西日本のクラブが栄冠を勝ち取ることが少ない事。

 の2点が主な理由です。

 サンガが天皇杯の決勝に駒を進めるのは、優勝した2003年の元日以来になります。

 優勝トロフィーを満面の笑みで抱えた黒部は、ジーコ時代に代表に選出されるなど、
サンガファンにとっては思い出深い出来事でしょう。

 この優勝がJリーグ創設以来、初と成る西日本のクラブの優勝であり、ガンバがリーグ
制覇を成し遂げるのは、その2年後のことです。

 僕は2007年に岡田武史氏の講演会に参加したのですが、その際

 「京セラの稲盛会長と食事をした際、ビジネスでは幾度と無く成功してきたが、サッカー 
  の世界で成功するのは本当に難しい。

  岡田君、何か秘策は無いものか?」

 と稲盛会長との会談をエピソードとして披露しました。

 言うまでもなく、京セラはサンガの筆頭スポンサーであり、幾度となく昇格と降格を繰り返
すクラブでは、スポンサーも困ってしまうわけです。

 僕は今季のサンガの試合はひとつも見ていないのですが、2度目の天皇杯を手に入れたその
瞬間、彼らの巻き返しの合図が始まるのかもしれません。
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PSG、新たなるターゲットはセレソンFW?

2011-12-29 23:05:00 | 日記
 「パト・アレッシャンドレ」

 ベッカム、カカに続くPSGの新たなる標的は、ミラン所属のブラジル代表FWになる
模様です。

 補強の話題というのは、新聞がネタに困ったときに

 「とばし」

 として意図の無い話を「意図的」に掲載する為、その信憑性が疑われる物も含まれます。

 ただここまでくると、PSGの移籍話は面白いというより

 「節操が無い!!」

 と言いたくなります。

 と言いますのも、ベッカムを除く2選手はあくまでアンチェロッティの監督就任を前提
に進められている話ですが、今パリの指揮をとっているのはコンブアレその人です。

 またパストーレが発したとされる

 「パリよりもビッグクラブは他にも沢山ある。」

 という話は、誤訳の箇所が多いようでパストーレ自身はこの話を否定しています。

 レオナルドはミラン時代、その聡明な態度と類希な言語力で、ミラン関係者から大きな
信頼を得てきましたが、インテルを経てパリに渡ったあたりから、どこか
 
 「先を急ぎすぎている」

 ような態度をとっています。

 ブラジルでの休暇中も運転免許証を警官に没収されるなど、タブロイド紙を騒がせました。

 この移籍話は信憑性は低いと言えます。

 まず今のパリに必要なのは、コンブアレを続投させるのか否かであり、選手補強はその後
に付いてくる物ですから。
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日本に大物が来ない理由、日本の大物がアジアに渡らない理由

2011-12-29 22:51:57 | 日記
 僕は日本にもユングベリのようなビッグネームが来て欲しいと思いますが、やはり難しい
ですね。

 プレイの水準を下げてまで

 「異なるアジアの環境」
 「ギャランティ」

 目当てに欧州の一線級が来日することは、プレイ以外での意義が不可欠になるはずです。

 例えば日本人選手が働き場所として、シンガポールやタイ、ベトナムを選ぶか?

 と言うと、そんな事はありませんしね。

 実際タイ・リーグを主戦場にしている日本人選手は近年増えていますが、先日引退を表明
した

 「宮本恒靖」

 のようなビッグネームが、東南アジア諸国で現役を続行するような、そんな考えは今のところ
考えにくいと思います。

 彼は引退を発表したその日、フジテレビの

 「すぽると」
 
 に出演しましたが、もし僕がキャスターならば

 「かつて日産にオスカール、住友金属にジーコが来日し模範になったように、宮本さんは
  東南アジアのどこかのリーグに移籍して、彼らのような牽引役になられないのですか?」

 と聞いていたと思います。

 こうして見ると、アマチュア時代の日本の来日した彼らふたりは、本当に凄い決断をした
ものだと思います。

 ちなみにタイ・リーグでは

 DF 丸山良明
 GK ノグチ・ピント・エリキソン

 という長野パルセイロの一員だったふたりもプレイしています。

 丸山選手は現役を退くそうで、現地では引退試合も企画されていると聞きました。

 欧州だろうがアジアだろうが、海外で活躍する日本人はやはり逞しく生きています。
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