塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

モナコ、その躍進の理由とは

2015-04-03 01:32:25 | 日記
 サッカーは面白い物で、お金をかけたからといってもいきなり強豪にはなれません。

 わずか2、3年前ならば

 「アンジに要注意」
 「エトー、ユーリ・ジルコフがアンジへの移籍を認め、指揮官にはヒディンクが就任」

 という景気の良い話が聞かれましたが。

 恐らくシティやチェルシーは別枠と考えるべきなのでしょう。

 モナコもドミトリー・リボロフレルがオーナー・シップを握るも、今の緊縮財政とレオナルド監督の招聘が、欧州を席巻する勢いを得ていますね。

 モナコは極端な話

 「リーグ1の僻地」

 であり、その優遇税制が他のリーグ1関係者から常に問題視されているように、クラブ運営が独特な物である一方でアンリ、トレゼゲ、ジュリなど多くのフランス代表を輩出してきました。

 またアルゼンチン代表のガジャルド、スペイン代表モリエンテスなど、外国籍選手も有名どころが多く、近年もっとも有名だったのは

 「ラダメル・ファルカオ」

 に間違いありません。

 レオナルド監督からすれば、おびただしい高給取りが顔をそろえるように

 「選手皆がハードワークを行う」
 「他の選手の給料に嫉妬しない」
 「落ち着いた環境で練習出来る事」

 の方が、はるかに大切であり、今のモナコはデシャンが率いてチャンピオンズ・リーグで準優勝した2004年同様、大きなチャンスがあると思います。

 あの時はレアルを体裁よく追われたモリエンテスの存在が大きく扱われました。

 もし、モナコが欧州王者に輝いたとすれば、それは1993年のマルセイユが八百長で追われた、正真正銘の優勝を味わう形になるわけです。
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