塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ロット、将来の日本再展開はあるだろうか

2017-08-20 01:34:57 | 日記
 現在ロットのスパイクは海外のみで販売されており、日本では流通していません。

 今年の春、新しいアンバサダーの戸田和幸を迎え入れ、新展開が期待されましたが、まだ思うような形で実っていないと言えます。

 実は海外でも、ロットのスパイク着用率は減少傾向にあり、仮に海外での展開が好転すれな、日本でもかつてのように、ロットのスパイクが入手できるようになるでしょうか。

 加茂スポーツやフタバスポーツのような、影響力のある店舗で販売できるならば、ことのほか反響は大きいはずです。

 僕はロットが旧態依然の商品づくりをしていたようには思えません。

 逆にゼログラビティやルカ・トニとの契約を見るように、物作りという観点でいえば、真摯な態度だったと思います。

 ディアドラやアンブロも含めてある種の「置き去り」になった感じがするのは

 「ナイキ、アディダスの製品づくりの速度が速すぎる」
 「早すぎるだけでなく、斬新なデザインと素材、昨日の提案が大きい」

 という2点があるように思うのです。
 
 従来は高品質の商品をクラブと契約選手に提供していれば、それが良い展開でした。

 しかし、サッカーでも環境問題が語られ、同時にうつ病や心臓疾病で悩む選手たちを救うには、従来の価値観ではなく

 いかにして足元を支えることができるか
 スパイクの履き心地が、より万人向けとなり怪我を防げるのか

 という形で進化してきました。

 その問いかけにアディダス、ナイキは答えてきたからこそ今があると感じます。

 アンダーアーマーがジップ付きのスパイクを開発しましたが、靴紐がほどけない工夫も今後はより多くなると思います。

 でもロットが懐古主義的にみられるのは、やはり残念な気持ちです。
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