塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手が指揮官を罵倒する光景

2017-08-19 01:15:57 | 日記
 ディエゴ・コスタがチェルシーに毒を吐きまくっています。

 イブラヒモビッチもそうでしたが、

 「グアルディオラのくそ野郎!!」
 「コンテは監督としては優秀かもしれないが、人間としては最悪だぜ!!」

 と罵れる選手は、素直にすごいと思いますし、僕もこんな風に毒づくことができたら、と思うほどです。

 彼らは勝てる喧嘩をしているわけです。

 監督批判をどれだけしても

 「他のクラブがきっと俺を欲しがる」
 「移籍先でもゴールを量産できる」

 という確固たる自負があるのでしょうし、ライオラのようなやり手からすれば、選手の不満を移籍で解決することは十八番でしょうからね。

 日本は基本、上司や監督に物申しません。

 それは江戸時代から続く連帯責任の存在が、今でも残っているためではないでしょうか。

 日本家屋は木造であり、襖やしょうじのように紙でできていますから、放火はご法度であり、捕まれば家族も連帯で処刑となりました。

 つまり、自分の失言や態度が自分以外の人間に影響してしまうことを、どこかで恐れているように思えますし、同時に突き抜けた自信もない、というのが正直なところではないでしょうか。

 僕は車通勤ですから、帰宅の際に飲酒をしませんが、おでんや焼き鳥、焼酎を飲みながら、ああでもない、こうでもないとお互い吐き出す方が、日本の風景と言えます。

 過去、僕もウマのあわない上司を罵ったことがあり、噂が一瞬にして広がりました。

 らしくない行動をしたことは恥ずかしくもありましたが、欧州サッカーでは日常の光景なのですね。
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