塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

林先生、ネイマールのスター性を指摘する

2014-06-04 13:56:20 | 日記
 林先生はその後、ネイマール本人と父親のネイマール・シニアについての解説を行いますが、当初は腑に落ちませんでした。

 と言いますのも、バルセロナの前会長であるサンドロ・ロセイが辞任し、サントスがネイマール・シニアとの間で軋轢を生んだのも、息子の代理人を務める彼が、支払われる移籍金で贅沢三昧を行っている。

 と言う報道が流れているためです。

 つまり、強欲の父親という印象が強く、これはロナウジーニョと兄であるアジスとの関連性をも思い出させます。

 サントスのファンがネイマールと父親にどのような感情を抱いているかはわかりません。

 しかしロナウジーニョに対してのグレミオ・ファンの印象は、守銭奴という形でしかないでしょうし、自分たちを袖にしてフラメンゴに入団したことは生涯忘れることが出来ないのでしょうね。

 アトレティコ・ミネイロでコパ・リベルタドーレスを獲得し

 「2013シーズン南米最優秀選手」

 に選出された実績でも、見くびられたグレミオファンは祝福しないでしょう。

 でもネイマールは父がお金を懐に入れていたとしても、幼少のころにサッカーボールを50個も買い与え、常にサッカーを意識させてくれた配慮に感謝している様子です。

 林先生が

 「息子さんが出来た時、彼は大泣きに泣いたんですね」

 と語ると、会場がどよめきます。

 お金の心配はないけれども、果たして僕が父のように息子に与えられるだけの度量を持っているか、ネイマールは確信が持てず、不安で泣いてしまったと先生は指摘します。

 その後、多分南アフリカでしょうか、親善試合で訪れた会場で子供ばネイマールに会おうとピッチに侵入すると、ネイマールは退場させず、ダヴィジ・ルイス立ち合いの元で写真に納まります。

 その彼の朗らかさ、明るさが今回のワールドカップで反映されるならば。

 フェリポンの苦悩は格段に減るはずです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 林修先生、キャプテン翼を解... | トップ | ドゥンビア落選によるコート... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事