塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

セルタ、ルールのために罰金処分か

2017-09-22 22:19:40 | 日記
 空色のジャージはアンブロが手掛け、胸スポンサーはシトロエン。

 2000年代初頭、セルタはかのクライフが「欧州で最も美しいサッカーを展開するクラブ」と、手放しで賞賛するほどの勢いがありました。

 当時日本の記者も多くがセルタを訪問しましたが、それは

 1・ワールドカップで戦うロシア代表代表の主軸、モストボイとカルピンがセルタに在籍
 2・同じくガリシア地方のクラブ、ラ・コルーニャがチャンピオンズ・リーグの常連だったため

 という2点があります。

 それから数十年の時を経て、両クラブに当時の面影はないのですが、セルタが新しい話題を提供しています。

 これはフットボール・チャンネルに掲載しているコラムで知ったのですが、今スペインではスタジアムの収容人数の70%を観客で産めないといけない、という規定があるそうです。

 これはテレビ映りが散漫としないための処置、ということでこの基準を達成できていないセルタには、罰金処分が下れるそうなのです。

 米国NFLには

 「ブラックアウト」

 という規定があります。

 これはホームゲームを行うチームがテレビ放映がある際、一定の人数をスタジアムに集められない場合、中継が行われないというものなんですね。

 最近はブラックアウトの規定が緩やかになったそうですが、サッカーでもアメフトでもテレビは大事な条件ですが

 1・スタジアムでの興奮が伝わらなければ意味がない
 2・テレビはスタジアムそのものが持つ、臨場感と高揚感を完全には伝えきれない

 という側面のためではないでしょうか。

 セルタに限らず、スペインでは一部のクラブ以外の財政が厳しいですから、今後はセルタ同様の罰金を恐れるクラブが登場すると予測されます。
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