塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

基礎を省いてどこへ行く、という風潮は何か

2016-10-23 01:26:23 | 日記
 皆さんの職場にも20代前半の若い従業員がたくさんいるでしょうね。

 僕が思うに、彼らの多くは基礎を省くことを良しとする風潮があるように感じます。

 すべてをパソコンで済ませる
 店内清掃や備品の整理は誰かほかの人間が「勝手に」やるさ

 というある種の傲慢、言い換えれば自分が手を汚したくないことを、他の人間がやることを期待しているのは、年長者よりも彼らの方が大きいといえます。

 僕もこうした方がよい、と感じたことを幾度か指摘したことはあります。

 「ああ、そうですよねえ」

 という返事は口だけで、後は以前と何ら変わることはありません。

 基礎を省く、言い換えれば世間が雑用と蔑む事柄をしておかなければ、彼らが責任者になった際にその業務の重要性を説くことができないわけですが、どうやら彼らにそんな不安はないようです。

 レイストン・ドレンテやレナト・サンチェス、メンフィス・デパイのように、メガクラブからのオファーを即決で受ける選手がいます。

 デパイは確かにPSVでリーグ優勝、得点王に輝きましたが、クラブは売却で得る資金を得るほかにも

 「ここにもう少し留まりな」
 「勢いだけで成績は持続しないよ」

 と語りかけても良いと思います。

 語りかけても僕のように無視されるかもしれませんし、代理人の影響が強い今、ラヒム・スターリングのような移籍を強行する態度を示す選手も多くなりました。

 そんなに自分に自信があるのか
 そんなにメガクラブに行きたいのか

 彼らが報酬とチャンピオンズ・リーグ以外の事柄に、もっと気を配るべきではないでしょうか・
 
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