塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ファン・ハール、目標はペドロではなく、あのドイツ代表か

2015-08-14 01:06:52 | 日記
 グアルディオラがイブラヒモビッチとの折り合いが悪い事は有名です。

 他にもエトー、ロナウジーニョ、そしてボージャンとバルセロナを離れた選手は数多くいるわけですが、バイエルンも過去のバルサと同じ歩みのように見えます。

 チリ代表のビダルはかつてレヴァークーゼンに在籍していましたから

 1・難しいドイツ語への順応
 2・バイエルンと言うクラブの立ち位置

 に関しての心構えは出来ているでしょう。

 一方でシュバイニーの放出もありましたが、ファン・ハールは1トップの人材に、愛弟子であるトーマス・ミュラーを引き抜きたいと考えているようです。

 ミュラー自身も

 「彼の事を特別に思っている」

 と語っていると聞きましたし、バイエルンには決断の時期が迫っている様子です。

 バイエルンにはポーランド代表のレバンドフスキが控えており、マンジュキッチがアトレティコへ移籍(今季からはユヴェントス)し、マリオ・ゲッツェも出番の少なさに苛立ちを感じているようです。

 グアルディオラがバルセロナで奏でたサッカーは、メノッティ、クライフと実績のある人物からも

 「彼は素晴らしい」
 「バルセロナのサッカーこそが、目指すべき代物」

 と称賛されました。

 一方で彼の視点が、

 「著しく限定された選手の身で構成」

 されることも事実であり、だからこそ不要と感じた選手を放出しているのでしょうか。

 でも、選手が入れ替わるスパンよりも、監督が入れ替わるスパンの方が短いですよね。

 ならば、監督の言う事も大事ですが、本当に財産となる選手の移籍は避けた方が、クラブにとって「しこり」が残りにくいようにも感じるのです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御三家はどうしてこんなに勢いがあるのだろうか

2015-08-14 00:50:09 | 日記
 サッカーの世界で御三家と言えば、アディダス、プーマ、そしてナイキになります。

 「フットボールウエブ・マガジン」

 は、定期的に各国代表、各クラブの選手が履くスパイク・ブランド、モデルを公表します。

 8割の選手が上記で占められ、残り2割を様々なブランドが争っている、と言う形です。

 アンダー・アーマーとニューバランスはクラブレベル、つまりジャージの供給では随分と進んでいる印象を受けますが、スパイクの個人契約で言えば、まだまだですね。

 前者はユナイテッドのメンフィス・デパイ、後者はヴァンサン・コンパニが「顔」なのでしょうが、ミズノ、アシックス、ディアドラなど、他のブランドを履く選手が登場すると、何だか安心しますね。

 この3社がある意味独占しているような昨今ですが、御三家と他のブランドの何が異なるのでしょうか。

 勿論そこには

 有名契約選手の有無
 マーケティングの手法
 選手が健康か否か

 という側面もあるでしょう。

 ただ、一番大事なのは、まずジャージを提供しているクラブの成績にあると思います。

 当然ですが、スパイクよりもジャージの露出が大きいわけですし、なにより面積が広い分、スポンサーだけでなくデザイン、色彩もデザイナーはより多くの試みが出来ます。

 バルサ、インテルがナイキ
 レアル、ミラン、ユーヴェはレアル
 アーセナル、ドルトムントはプーマ

 というように、チャンピオンズ・リーグ、と国内リーグで優勝したクラブの多くがトロフィーを掲げている姿を見て

 「ああ、俺もあのブランドを愛用したいな」

 と欲求が消費者にも選手にも生まれるのでしょう。

 例えば各国カップ戦のように、小規模クラブが優勝、例えば昨シーズンのドイツがウォルクスブルクでしたが、この優勝で契約するカッパの需要が増えたようには思えません。

 ですから御三家は

 「競合を支援し、有名選手も支援する」

 と言う形でシェアを伸ばす、と言うのが僕の見解です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする